HOME:広田せい子のハーブガーデン

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ブルーベルの野原を夢見て

少女の頃から、憧れていた花があった。

それはイギリスの野原や林の中を、真っ青に染めるブルーベル・・・・。
写真やイラストを切り抜いて、手帳に挟んでは、お守りのように大切にしていた。ロマンチックな花だから、そして私の名前に?という字が入っているからでもあった。



イギリスで、ブルーベルの花の時期は5月の初旬だ。その年の天候にもよるが、チェルシーのフラワーショーの(5月20日前後)頃は、だいたい終わっている。それでも、キューガーデンはもちろん、ロンドン市内のあちこちに群落があったり、田舎へ行けば明るい林の下草として、真っ青なカーぺットを敷いたように咲いている。私たちが憧れるのを知ってか知らずか、ロンドンっ子にはただの雑草にしか、思っていないようだ。

話は飛ぶが、フォスター原作、アイボリー監督の映画「ハワーズ・エンド」に、印象的なシーンがあった。主人公の青年が、夜中に青い花がどこまでも咲いている原っぱ(?)を、何かに憑かれたように歩いていく・・・・。足元にライトが当たって、ブルーベルとわかるしかけだった。

何とか私の庭にも植えてみたいと、イギリスから種子や球根を買ってきて植えたのが、10数年のうちに増えて、ちょうど今が見ごろだ。
ブルーベルとはよくぞ名づけたり、可憐な青い釣り鐘が風に揺れて、清らかな音が聞こえそうな風情がある。



ただし、ほんとうにそうかな?という疑問もじつはあるのだ。
イギリスから買ってきたし、うちにみえたイギリス人が太鼓判を押してくれても、これは Scilla campanulata のようだ。(シラーではなく、スキラと発音するのが、正しい)

English bluebellの学名を,昔調べた時はEndemionだったが、
今はHyacinthoides non-scriptaとなっている。
一方、Spanish bluebell は、syn(異名)として
H.hispanica、S.campanulata, E. campanurataをあげている。

また、一説によると原種と同属のHyacinthoides hispanica(別名 Scilla
campanulata)との、交配による園芸品種ともいわれている。



白い花はアリウム・トリケトラム。

調べるほどにややこしくなるので,身上調査はこの辺でお終いにしよう。
花は花。
名前など関係無しに、素敵なものは素敵だ。


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