HOME:広田せい子のハーブガーデン

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ミツバのこぼれ種子

「カモミールは“おのれ生え”だから、種子まきの手間が省けるわね」
大分に住むハーブ友達が、たいそう含蓄のある言葉を口にした。

これまで私は落ちた種子が芽生えるのを“こぼれ種子”と言っていた。

これはこぼれた種子が、その場の状況や条件などの運がよければ発芽するという、他力的な立場だ。
ところが、同じこぼれ種子でも、おのれの力、自分自身の意志で発芽するという“おのれ生え”の言葉には、自力的な強さがある。

おのれ生えで発芽するハーブは、かなりの数になる。
レモンバーム、カモミール、ディル、チャービル、フェンネル、タイム、
ローズマリー、ボリジ、コリアンダー、ミツバ、ニオイスミレなどなど枚挙にいとまがない。
特にセリ科のものは、「採り蒔き1週間」といわれるように、種子を採ってから即蒔かないと、発芽能力がぐんと下がってしまうので、おのれ生えにまかせると発芽の成功率が高い。
輸入品のアンジェリカやスイートシスリーが、ほとんどと言ってよいほど発芽しない理由はここにある。



というわけで、春先の草むしりや整地をおろそかには出来ない。
外気温や地熱、日照時間の関係などで、眠っていた種子が目覚める頃だ。
例えば、先週の雨で、こんなにたくさんのミツバが芽生えた。もちろん全部おのれ生えである。右側に見える宿根した赤みがかった葉は、銅葉のセリでキッチンガーデンのアクセントになるばかりか、風味もよい。
このコーナーにはほかに、フキ、ミョウガやワケギ、サンショウなど、和テイストのハーブを植えてある。

これらは暑い季節、そうめんや冷奴などに薬味として用いる力強い味方だ。
ひんやりとした料理が脳裏に浮かぶとは、ぽかぽか陽気のせい?

明日から3月が始まる。




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