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ハーブのヌードル


「日本では大晦日に、ハーブのヌードルを食べるんですって?」
南仏プロヴァンスのクレープ屋で、ハーブ研究家のヨーランドさんからこんな質問を受けたことがあった。
怪訝そうな顔をした私に、彼女は食べかけのクレープを指差しながら、
「クレープは蕎麦粉でつくるんだけど、毛細血管を丈夫にするルチンが含まれているので、薬用ハーブとする人もいるのよ」
「私たちは昔からの習慣で、蕎麦のように’来年も細く長く’生きるという意味があると教わったけど、ルチンで動脈硬化症を防ぐ意味もあったのね」

あの当時は原宿あたりでクレープが流行り始めた頃で、蕎麦粉が主原料ということも、ハーブのカテゴリーに入ることも知らなかった。
1988年の夏のことである。

大晦日の今夜、我が家は小豆島から届いたサザエを焼き、刺身で冷酒をいただいた。年越し蕎麦の代りに先日寄った中軽井沢の「かぎもと」の蕎麦を話題にしながら、夜が更けてゆく。
モーツアルトが流れる部屋で、
来る年もどうかいい年でありますようにと、盃を重ねている。




蕎麦が大好きな夫が頼んだ、大盛り。



パック入りの野沢菜とはまるで味が違う「御菜」。
私は野菜いっぱいのけんちん汁をプラスして。




ごちそうさま。店内突き当りと、レジ奥にある
使い込まれた軽井沢彫りの家具に注目を。




昔から文士や芸能人が贔屓にしてきた老舗。
右の写真は若かりし頃の石原裕次郎と北原三枝。




店の片隅でひたすら粉をこね、切る手打ち蕎麦の作業
中軽井沢駅前にある「かぎもと」。駐車場完備。


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