HOME:広田せい子のハーブガーデン

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幸せなプラムたち

ハイウェーをいくら走っても起伏があるだけで、山がないイギリスと違い、
山だらけの日本では、それほど遠くない場所でも標高が高い地域では季節がずれる。

我が家のプラムが終ってちょっと淋しくなった頃に、
高原に住む友人からどっさりプラムが届いた。


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シールを剥がすと
段ボールの箱から、あふれ出したプラムの何と元気なこと・・・・。
果実の一つ一つから、強い波動が伝わってくる。

このプラムが実った土地は、
昆虫たちが自然に花の間を飛び交って、新しい命を生み出す力に満ちている。
そして、清らかに澄んだ空気、
途中遮るものがなくて天の高みから届く強い陽の光、
冷たい伏流水、朝夕の大きな温度格差・・・・・。

町の中で必死に実を結んだわが家のプラムと比べると、
何倍も幸せなプラムたちといえよう。


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この品種はハリウッドだ。
果皮が深い紅色で、果肉もスカーレット。
夕陽の中で撮影したので、全体的に少し黄色がかっているが、
実物はもっと赤味が強い。意外とさっぱりとした甘味。


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完熟ソルダム。
スーパーなどで売られているソルダムといえば、
外皮が粉をふいた緑色で、切ってみると中は毒々しいまでの真っ赤というパターンが普通である。
補色、すなわち反対色なので、かなりインパクトが強い色の組み合わせだ。
知らなかったが、ソルダムは熟すと外皮が透明感を帯びたオレンジ色に近くなったり、真紅色になる。
果肉もやさしい色に。味は濃厚な甘さだ。


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サンタローザ。
私が生まれた1941年の翌春、父が植えてくれた誕生木の一本だから、
プラムの中でもそうとう古い品種だ。
もともとは日本の品種で、アメリカへ渡って改良され、今や世界的にメジャーなプラムとなっている。

ロマンチストの父は、プラムを詩的にハタンキョウとよび、
青い粉のふく果実に、大きな指のあとを付けて、
幼い私たちへ、高い枝から甘露の果実をもいでくれた。


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生食が一番だが、
果肉を大きめに刻み、果糖を振りかけておくと、アーラ不思議!
何故か一晩で煮たように柔らかくなり、ジュースもたくさん出る。
これは完熟ソルダム。

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ここのところ、夕暮れ時のちょっとした仕事は、玄関前の踊り場ですることが多い。
ジャスミン、イエライシャン、ニオイバンマツリなど、
陽が翳ると香り始める花の鉢を置いているからだ。

あ、カナカナが鳴いている・・・・・。



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