HOME:広田せい子のハーブガーデン

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最後のプラム

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庭が出来た時に、真っ先に植えたのが果樹だった。
それまで借りていた市民農園では、野菜以外の栽培が禁じられてられていた反動もあったが、
何よりも、季節ごとにさまざまな果物が実っていた生家の庭を、懐かしむ想いが強かった。

それほど広い土地ではない。
それなのに、嬉しくて嬉しくて、かなりの種類を植えた果樹の中でも、プラムは特によく育った。
サンタローザ、ハリウッド、カラリの3品種は、
それぞれに個性も風味も熟するタイミングも異なり、
夏の間は毎日のようにもぎたてのプラムがデザートだった。

ところで、植物には何か予知能力が備わっているのではないだろうか。
以前から聞いたことはあったが、今回つくづくとそう実感した。

今年のプラムの生りかたは異常なほどで、特にハリウッドの枝はたわわどころではない。
大げさに言えば枝を引き摺るぐらいに実ったのだ。
サンタローザは、竿の届かない高い所に実を結び、いつまでも枝にしがみついている。
こんなことは今までなかった。

実は、この庭がある場所に長男が家を新築することになっている。
もうすぐ植木を処分し、更地にする予定なのだ。

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せっかく実ってくれたプラムを無駄にしないことがせめてもの恩返しなので、
孫の尚が得意の木登りでもぎ取り、夫が下で受け取るという名コンビで、
かなりの量を収穫できた。
毎日夕方ともなると、宅急便で友人や知人にプラムをせっせと送っていた日々が,つい昨日のようだ。

来年は実ることがない、最後のプラム。
悲しいけれど、ありがとう。本当にありがとう。

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