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怪しいサフラン

続・妹のトルコ土産





袋の中には、まだまだ入っている。
どれどれ、並べてみよう。

左上の渋いワインレッドの粉末は、何だろう。
舐めてみるとシソのような酸っぱさがある。
わかった。これはハイビスカスの花か蕚をくだいたものにちがいない。
ハイビスカスといっても、
ハワイヤ沖縄の観光ポスターで見るような、あの花ではない。
Hibiscus属には220種ほどあるが、これはローゼル(H.sabdariffa)という非耐寒性の植物で、花はオクラに似ている。
アフリカや中近東、地中海沿岸地方などでビタミンCを多く含むハーブティーとして用いているから、そうだと思う。
日本で露地栽培が出来るのは沖縄で、11月ごろが収穫期だ。
昨年の12月6日に「ハイビスカス物語り」、12月7日に「ハイビスカスの散らし寿司」をアップしているので、御参考までに。

サフランは後回しにして、
黒い粒々が胡椒
緑色の乾燥葉がタイムだ。

さて、問題のオレンジ色のサフランだが、これは怪しい。
私はこれまでスペイン、インド、トルコ、ブラジル、タイなどのお土産として、
「本当はとても高価なものだけれど、
現地だから特別に安く手に入ったサフラン
」なるものを、いただたことがある。
当の御本人がすっかり信じているので、けちを付けては悪いと思い、黙っていたが、みんなだまされている。
このトルコ土産は、妹が
「偽物をお姉ちゃんに見せたくて、買ったのよ。これで90円だったかな、本物だったらそんなばかな話はありっこないし、第一こんな形ではないものね」と、入れてくれたのだった。

このトルコの偽サフランは紅花の雌蕊で、毒ではないが色も香りも風味もない。インド土産はトウモロコシの毛を赤く染めたもの、それから赤いおがくずのようなサフランもあった。
もしも中世のヨーロッパでこんなことが発覚したら、火あぶりの刑かもっと残酷な処刑が待っていたことだろう。
遥かな昔から、金よりも貴重なサフランの価値が知れわたっていたために、
さまざまなインチキサフランが作られ、厳罰とのいたちごっこだったという。

旅先で超安値のサフランを見つけても、絶対に買わないこと。
絶対に偽物だから。

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