HOME:広田せい子のハーブガーデン

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ナチュラル感覚なクロッカスの植えつけ方



「ダイちゃんから電話だよ~」と夫の声。

ダイちゃんこと、戴子は京都に住むすぐ下の妹のことだ。
今頃はトルコへ春の球根を見に行っているはずだけど、
そうか、もう帰ってきたんだ。

「お待たせ。トルコどうだった?」
「アネモネの群落がすばらしかったわ。まるでテッシュペーパーを散らかしたみたいに、咲いているの」
「そう、きれいだったでしょ。イスラエルでもちょうど今頃、咲いていたわ」
私はまだトルコへ行ったことはないが、
この妹はトルコ語をマスターし、もう何度もトルコへフラワーウオッチングに出かけている。
「キプロス島へ行ったらね、船が欠航して、いやぁ、まいったまいった」
とか、
「チューリップは4月らしいよ」
「シクラメンの原種はいいわねぇ」
と話が長い。
私が京都へ送った黄八丈のコラージュが、無事ついたかどうかを聞くと、
「まだ見てない」という。

「えっ、紛失事故だわこれは」と気色ばむ私に、
「だって、まだトルコにいるんだもの。このBGMはトルコの雑踏の音よ。
携帯を借りてきたんだけど、度数がちっとも上がらないので、いくら話してもOKなのよ・・・」

肝心のクロッカスがトルコに咲いていたかどうかを、聞くのを忘れてしまったが、
私は4月にギリシャのパルナッソス山で、雪渓の消えかかったところに紫の大群落を見たことがある。あれはじつに壮観だった。

わが家の庭でも、黄色に続いて紫、白、筋の入った薄紫、すみれ色などが咲き始めた。
一度植えたら、律儀にも毎年忘れずに春を告げてくれるクロッカスを、
等間隔で真っ直ぐに植えたり、幾何学模様にしては野暮というもの。
アメリカで教わった、自然に生えてきたように見える植え方がある。
それは、球根を手のひらの中に握りこみ、植えたいあたりに軽く投げつけるのだ。
ランダムに散った球根の場所を掘り、植え込む、といかにもナチュラルな感じの景色が出来る。

この方法を覚えたのは、ウイスコンシン州にあるフィッシャー家の広い芝生
が教室代わりだった。
たしかに、緑の中で点々と花を開くさまは自然そのもので、風景の中に溶け込んでいる。
せっかく習ったこのテクニックを、我が家では一度も使ったことがない。
その理由は、残念ながら狭い場所には適してないからだ。

とてもすてきなので、広い芝生のあるお宅でぜひ試してみてほしい。


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