HOME:広田せい子のハーブガーデン

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心に残る八丈島の郷土料理

羽田から小型ジェットB737で45分。
八丈島へは1日4便の飛行機が往復している。
羽田で落ち合った私たち姉弟の6名は、昼前には八丈島の人となった。

伊豆七島の最南端に位置するこの島は、
西に八丈富士。東に三原山と二つの火山をつないだひょうたん島だ。




まずは腹ごしらえから。
秋山ちえ子先生のご著書「種を蒔く日々」に紹介されていた、
「磯崎園」で郷土料理をいただくことにした。
奥まった座敷に、料理の数々が運ばれるたびに、喚声が上がる。



双子の弟と妹の還暦を祝う旅にふさわしいハイライトは、尾長鯛の活き作り。
モンステラの葉を皿に見立て、特産の岩のりやツバキの花をあしらった豪華な一皿で、新鮮そのものの刺身の甘さと食感が、たまらない魅力だった。
同じく活け作りの金目鯛の一皿も、ぺろり。






サプライズの一品は桜鯛の塩釜。
塩と卵白を練り合わせたペーストを、
和紙でくるんだ魚に塗りつけ、蒸し焼きにしたもの。
塩を割ると中から、上品な白味の蒸し魚が現れる趣向だ。
島育ちのダイダイを滴らせていただく。




コースの最初に出た島の惣菜料理。
左・芋つき(ねっとりとした里芋をつぶして、アシタバと混ぜたもの。写真後ろの、酒盗をつけていただく)
右・セロリのゴマ和え。さっぱりとして美味なり。




左から クサヤの干物 人参 海草の岩のり。濃い色のものは雷大根の煮
付け。蛇腹に切って干した大根が、ユニークな色と味に変わる。アシタバの上のものは? 残念ながら、覚えていない。 




秋山先生お気に入りの麦雑炊。
大麦と、細かく切った人参、ごぼう、海草、油揚げ、里芋、こんにゃくなど
を出し汁でことこと煮込んだ、とろみのある雑炊だ。
滋味あふれるおふくろの味とは、このような食べ物ではないだろうか。
たくさんの御馳走の後なのに、これは別腹。
何杯もお変わりしてしまった。

この磯崎園は、樫立という地区にある。
御主人は、埼玉県のコアラ用ユーカリを主に栽培しておられる。
コアラの食べ物を安全に栽培するために無農薬で取り組み
、店で使う野菜も同様に育てているものばかりだ。
奥様の洋子さんは、心を込めて作る得意の料理と、
やさしいおもてなしで店を続けてこられた。
御主人に熱帯植物や蘭の温室、圃場のいくつかを案内していただいたが、
千葉大で園芸を専攻された方とうかがって、うなづくことしきり。
時間があれば、もっとお話をお聞きしたかった。

さまざまな出会いがあるから、旅は楽しい。

* 磯崎園 東京都八丈島八丈町樫立347
  TEL 0499-7-0041

   

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