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寒竹の手作りざる



この青々とした寒竹で作ったばかりの水切りざるは、1個500円。
栃木県の茂木にある道の駅で見つけた。
農家の奥さんが農閑期に作ったもので、お世辞にも上手とはいえないが
素朴な手作りの感じがほのぼのと伝わってくる。




真岡鉄道終点のこのあたりでは、
屋敷内に生えている寒竹を用いて、
昔から自家用の道具は自分で作ったという。
ざるも梅干を干すための直系1メートルぐらいのものから、
用途に応じたいろいろなサイズのもの、箕や箒なども作っていた。
しかし、今では繁殖力が強く地下茎で広がる寒竹は庭を荒らすし、
手入れもたいへんなので、ずいぶん整理されてしまったと聞いた。




改めてよく見ると、ざるの底面が直に土や流しに触らないように足をつけ、
力がかかる底の部分はしっかりと編んである。
素朴な感じだが、ハーブの仕分けや、
庭へでる時のちょっとした道具入れ、
果物入れなどに気軽に使えそうだ。

道の駅に電話をしてみたら、生産者に注文し、
コレクト便で送ってくれるという。

さて、いくつ頼んだかは、秘密、秘密。

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