リバティーキルトの基礎準備

何事も下準備が出来ていないと、
結果はみじみめなことになりやすい。
特に今回のようにグラデーションを使ったり
あらかじめ作っておいた4枚のパネルを接ぎ合わせて、
1枚の大きなブランケットにするなど、
複雑なプロセスがある作業なら、なおさらのことである。
2月2日以来、何回も図面を書いては、
切り出したピースの色と枚数を数え、
また図面とにらめっこをするうちに、
頭の中でもやもやとしていたイメージが整理され、
形となって見えてきた。
切り出した布のピースを色別に分け、
置き合わせてみることにした。
最初は全紙サイズの方眼紙の上にのせてみたが、
淡い水色の地色が邪魔で、正しい色が分りにくい。
そこで、古いホワイトキルトを使ってみた。

これなら大丈夫だ。
最初は大雑把でいいので、同じ色合いのものをまとめて置いてみる。
布の表と裏を確かめ、方向性がある柄は使う場合の状況を考えて。


色と色のつながりが悪いところを修正し、全体の調子をチェックする。
夜では色が分らないので日中に明るい場所で行うこと。
ちょうど千代紙遊びや、カルタ取りの感覚で、
心楽しく布の置き合わせをするのが、一番の喜びだ。
それにしても、せっかくうまく並べても、窓を開けたとたんに風でばらばらになってしまったり、猫がじゃれないとも限らない。
間違って踏んでしまうと・・・、想像するだけでもぞっとする。
仮に「これだ!」と会心の作が出来ても、
並べ終わってから縫うまでの間、
このままの状態でキープしておくことは難しい。
何か名案はないか。
1列ずつ順番にまとめて、袋に入れ、番号をつけたシールを貼る。
1列ずつ順番にまとめてピンで留め、番号をつけたシールをつける。
どちらも面倒くさそうだし、わかりにくい。
それなら、白い紙に両面テープでピースを貼り付けてみてはどうだろう。
これならうまくいきそうに思える。
両面テープと白地の方眼紙、この2点を、明日買いに行ってこよう。