HOME:広田せい子のハーブガーデン

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テラコッタ鉢よ、さようなら

今、我家のバックヤードには、見慣れない鉢が山と積まれている。



その鉢というのはプラスチック製で、底面にこんな切れ込みがある。

この切れ込みが重要なポイントで、スリット鉢の名称で流通している。そう、タイトスカートや細身のコ-トの裾などに入っている切れ目を、スリット(SLIT)とよぶのと同じだ。
蛇足だが、自動販売機のコイン投入口も、英語でスリットという。



横から見ると、長、短合わせて8箇所に、短冊状の切れ込みが入っている。




コレクションをしているローズマリーも、この鉢に植え替えた。





ライフワークとなった世界のトウガラシも、温室へ入れる際にスリット鉢に
すべて替えた。
ダークグリーンの鉢の色も葉の緑とあいまって、狭い温室の中がすっきりとみえる。


これまで、私はテラコッタ至上主義者だった。
通気性があり、気化熱による夏場の温度調節を自ずと行う。
重いので植物の転倒を防ぎ、見た目にも安定感がある。
自然素材が持つナチュラル感覚と、植物とのマッチングなどなど、
テラコッタには数々の長所がある。

経費もかなりかかるのに大革命をしたのは、
思いつきや衝動に駆られたわけではない。
1年ほど前に買ったスリット鉢植えのプティ丸金柑が、
伸び伸びと成長していることに気がついて以来、
茎が木質化するセイジやラベンダー、月桂樹などでテストをしてみた。
どうやらスリットにノウハウの秘密があるらしく、その結果、従来の鉢でよく見られた根が鉢の内側でぐるぐると回るサークリングがなくなり、ひょろひょろと徒長しなくなった。

しかし、それよりも決心を促した最大の理由は、「軽い」ことだった。
若くて元気な時は、大きな植木鉢の持ち上げ、持ち運びなど何でもなかったのに、無理が嵩じて今腰痛に悩まされている。
重い鉢ばかりでなく、このほかにも、
無理な姿勢、長時間にわたるハードな作業、慢性冷え症になる戸外の現場など、腰痛の原因は思い当たるだけでも、数多い。
せめて、少しでも軽い鉢に替えて、体をいたわってやろうと思ったのだった。

テラコッタの鉢は整理して、そのうち「御自由にお持ちください」の紙を張って、ガレージの横に出すつもりだ。
ただし、Whichford Pottery のコレクションは、大げさな言い方だが家宝として大切に伝えたい。

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