HOME:広田せい子のハーブガーデン

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道端のトロピカル・フルーツ

「あれっ、どうしたの? ほとんどなくなっている!!!」
ここは京浜東北線与野駅の近くにある、カタクラパーク。

夏に来た時、私はモールの歩道に置かれたコンテナの寄せ植えの前で足を止めた。
長方形のプランターに植えてある低木が、ただものではないのだ。
濃い緑の肉厚の葉が繁り、枝には球形の緑の果実がいくつも付いている。
フェイジョアに似ているが、わが家のフェイジョアは葉の裏が白いし、これほど肉厚ではない。

おそらく、これはトロピカルフルーツのグアバだと思う。
こういう場所の寄せ植えには、コニファーやオオムラサキ、シャリンバイなどが一般的だが、このコンテナのデザイナーは、何んとお洒落な植物のチョイスをしたことだろう。
この時はカメラを持っていなかったのが、残念でならない。

10月に通りかかった時は、ひどい暴風雨で撮影が出来なかった。
しかし、ピンポン玉の大きさの果実がたくさん付き、中には黄色実を帯びていたものもあったことを、目で確認している。

そして、今日カメラを持って張り切って近寄ってみると、
10個近くあるプランターには、ただ緑の葉が繁っているだけ・・・。



ようやく見つけたのは、この黄色い果実が1個。




そして、葉の裏に隠れていた緑色の果実も1個だけだった。




通りかかった清掃係の方に聞いてみると、
「どうも夜中に盗んでいく人がいるらしいんですよ。黄色になると無くなるので、美味しくなるまで待ってるんでしょうね」

やはりこのグアバを、知っていた人がいたのだ。
盗んだ熟れたトロピカルフルーツは、さぞかし美味しかったに違いない。

植物事典で調べてみると、フトモモ科に属する熱帯地方原産のグアバは、
ザクロに形や肌が似ているので、台湾ではバンジロー〈蕃石榴)、日本ではバンザクロ、またはバンジローという。
耐寒性があり、順応性に富むので、鹿児島や沖縄などで栽培されている。

私はスリランカや台湾、沖縄などで食べたことがあるが、
複数の果物の香りがミックスした独特の香りと、甘酸っぱさは、
初めて経験したエキゾチックなテイストだった。
世界中にはおよそ150品種があるそうだが、この果実は、川崎市のフルーツパークにあったキミノバンジローによく似ているような気がする。

誰かがフルーツパーティーをして楽しんだことの是非については、通りかかっただけの私がコメントすることではない。
しかし、このプランターで、これだけ立派に実がなるのを証明したことは、
たいそう友意義だったのではないだろうか。

我が家でも、ぜひ植えてみたいものだ。

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