あけおめ

遅ればせながら、
明けましておめでとうございます。
皆様にとって、今年も幸多き日が続きますように。
元旦を我が家で息子たちの家族と祝い
花の絵を描いたり、編み物をしたり、ゆったりと庭仕事を楽しんでいたら、
あっという間に七草の朝を迎えることとなった。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、
スズナ、スズシロ、これぞ七草
幼い時に祖母から教わったリズミカルな七草の歌が、なつかしく思い出される。
今年はエルニーニョによる暖冬のせいもあって、
春の花が咲きだしている。
近所ではコブシや紅梅が咲き始め、
我が家の庭ではニオイスミレがもう咲いている。
庭や道端の野草の伸びも、例年より格別に早い。
七草のスズナ、スズシロは買ったものの、
後の5種類は、我が家の庭で草むしりを兼ねた産物だった。
ヨモギもかなり大きくなっているので、明日は草餅を作ってみよう。
ところで、今年の干支のお飾りは、今までにない楽しいコーナーとなった。
京都に住む友人が毎年届けてくれる干支の伏見人形は、
各地に生まれた数多い土人形の、元祖といわれている。
デザインは遊び心が感じられる大胆なものが多く、
今年の申の人形が届いたときは、飾り方を考えるのにわくわくしてまった。
三番叟でかぶる烏帽子を着け、桃の実を手にしたお猿さんが語るものは?
古来、桃の実には邪気を払い、福を招く霊力があるという。
ならば、福の神様が楽しく過ごし、長く滞在していただけるような雰囲気を・・・・・、
ということから、このようにカラフルなトロピカルムードが生まれた。
多肉植物と小さなサイズの果物をつかってみたが、
季節に合わせて変えていくつもりだ。
お猿さん、どうかよろしくね。