HOME:広田せい子のハーブガーデン

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

蘇ったトケイソウ


挿し木は楽しい。
短く切った茎を土に挿しておくだけで新しい命が芽生え、
思い出が受け継がれていくからだ。


2015_1101_120826-P1290447_convert_20151225024501.jpg

2015_1101_114008-P1290443_convert_20151225023629.jpg

2015_1030_101218-P1290437_convert_20151225022744.jpg


私はいただいた花束や、記念日の花を挿し木で残すことにしている。
しかし、必ずしも100パーセントうまくいくわけではない。
それでも、最近のヒットは、パッションフラワーの名前で知られるトケイソウだ。
活着したとたん大変な勢いで伸び、
この秋はリースを数えきれないほど作ることができた。。
葉の形がよいことと、乾燥しても色があせず、しかも形が崩れないことなど、
リースに適した利点があるが、曲げやすいしなやかな茎が何よりも嬉しい。
先日は、収穫したつるでお正月用の果物を盛るバスケットを作ったのに、
まだまだ伸びそうだ.。

2015_1101_121933-P1290459_convert_20151225024723.jpg

実は、このトケイソウも挿し木で命が蘇ったものだ。
一昨年、月刊誌「フラワーデザインライフ」の記事のために、
川崎景介先生、岡田恵子先生を庭へお迎えして鼎談を行ったことがあった。、
その際、お土産に頂戴したブーケの中から数種を選び挿し木したもので、いい思い出となった。

景介先生のお母様のマミ川崎先生は、日本のフラワーデザインの第一人者で、
独特の感性と草花に対する深い愛を昇華させた作品で知られる、世界的なアーティストだ。
一方、後進の指導にも力を注ぎ、「マミフラワーデザインスクール」を創設し、
二人の御子息とともに、ご自分は総長として活躍なさっている。
ハーブのご縁でマミ先生と出会うチャンスに恵まれた私は、
スクールの月刊誌にエッセイを連載していて、来年で8年目を迎える。
書きたい草花がまだまだあるので、
願わくば10年間の連載をしたいものだ。


2015_1212_124927-P1290574_convert_20151221021002_20151221021424e69.jpg

雑誌の写真を複写したために鮮明ではないが、上の写真をよく見てほしい。
花束のなかをいくら探しても、トケイソウは写ってないことに気がついただろうか。
本命は、花束を束ねた紐状の茎の部分だ。
私はこれがトケイソウだとは知らずに、
しなやかで結びやすいソフトな紐に興味をそそられ、
花束作りにぜひ使ってみたいと思い、挿し木をしたのだった。

うまく発根したので、
バラの垣根の近くとサワーチェリーの木の脇、花桃の隣に定植したが、
活着したことを見届けたものの、
その後は緑の中に溶け込んでしまい、すっかり忘れていた。


2015_1212_125223-P1290576_convert_20151221013429.jpg

「おや、あれは?」
2年目の秋、落葉した花桃とサワーチェリーの梢に何かがシルエットになっているのに気がついた。
よくよく見上げると、トケイソウの葉がからみついているではないか。
あわてて茎を探すと、澄み切った秋空を背景にロープのような茎が数本立ちあがっていた。
2年目にぐんと成長したのだろうか。
それにしても、何という強い生命力だろう。
半死半生の茎だったのに、蘇ったばかりかこんなに元気に育っていたとは・・・・。

来年はリースの超大作ができそう・・・・。
折れにくいから、ちょっと難しいバスケットに挑戦してみようかな・・・・。
花を見落とさないように気をつけなくては・・・・・。
次々に浮かんでくる思いは、トケイソウのことばかり。

こんなに夢中になれるアイテムに出会えて、本当によかったと思う。
来年も楽しいことが待っていそうだ。

HOME : TOP

Monthly

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。