夜の可愛い訪問客
晩御飯の最中に、ふっと時間が止まったような気がした。
テーブルで向き合っていた夫の目線が、窓に釘付けになっている。
その先にあったものは、
一瞬、白い切り紙細工かと思った。

よくよく眼を凝らして見ると、
小さなイモリがガラス窓に張りついていた。
プラスチック製のおもちゃのようにも見えるが、
小さな指先の吸盤がしっかと踏ん張っていて、とても可愛い。
私は巳年なのに蛇は大の苦手だ。
しかし、イモリには余裕があるのは、飼い猫の「御土産」として、
よくプレゼント(?)をされているからだろう。

ヤモリは夕方になると物置や玄関などで見かけるが、
ガラス戸越しで、今までこうしてじっくりと観察をしたことはなかったので、興味深い。
調べてみると、これはニホンヤモリで、爬虫類に属しするトカゲの1種だそうだ。
小さな害虫を餌にして、人々の暮らしを守るので、
漢字では「家守」や「守宮」と表記する。
実際、電灯の光に集まってきた小さな虫をすっすっと食する生態を、
ガラスのこちら側から見られたのは、何ともラッキーで面白かった。
ヤモリは卵生で夏に2個づつ卵を産むが、
同じ爬虫類のトカゲを孵化させた時を思い出した。
(2014年10月1日のページを参照)
ニホンヤモリはユーラシア大陸から渡来したもので、
日本固定種ではないという。
日本に定着したのは平安時代以降だそうだ。
そういえば、ネパールのホテルで見た飴色のヤモリは、
天井に張り付いて一晩中鳴いていた。
イスラエルの林で見た緑色のカメレオンのような動物は、
トカゲだったのだろうか。
尻尾の長い動物との思い出は、ほかにもありそうだ。
テーブルで向き合っていた夫の目線が、窓に釘付けになっている。
その先にあったものは、
一瞬、白い切り紙細工かと思った。

よくよく眼を凝らして見ると、
小さなイモリがガラス窓に張りついていた。
プラスチック製のおもちゃのようにも見えるが、
小さな指先の吸盤がしっかと踏ん張っていて、とても可愛い。
私は巳年なのに蛇は大の苦手だ。
しかし、イモリには余裕があるのは、飼い猫の「御土産」として、
よくプレゼント(?)をされているからだろう。

ヤモリは夕方になると物置や玄関などで見かけるが、
ガラス戸越しで、今までこうしてじっくりと観察をしたことはなかったので、興味深い。
調べてみると、これはニホンヤモリで、爬虫類に属しするトカゲの1種だそうだ。
小さな害虫を餌にして、人々の暮らしを守るので、
漢字では「家守」や「守宮」と表記する。
実際、電灯の光に集まってきた小さな虫をすっすっと食する生態を、
ガラスのこちら側から見られたのは、何ともラッキーで面白かった。
ヤモリは卵生で夏に2個づつ卵を産むが、
同じ爬虫類のトカゲを孵化させた時を思い出した。
(2014年10月1日のページを参照)
ニホンヤモリはユーラシア大陸から渡来したもので、
日本固定種ではないという。
日本に定着したのは平安時代以降だそうだ。
そういえば、ネパールのホテルで見た飴色のヤモリは、
天井に張り付いて一晩中鳴いていた。
イスラエルの林で見た緑色のカメレオンのような動物は、
トカゲだったのだろうか。
尻尾の長い動物との思い出は、ほかにもありそうだ。