
ガラスには不思議な魅力がある。
長い間、ガラスを集めてきたが、
小さなガラスの瓶が好きだ。
中でも、今はもう見かけなくなった水薬の瓶がなつかしい。
細かい気泡de青みを帯びた瓶には目盛が入り、
茶色や透明の瓶もあった。
子ども心にあこがれていたのは瑠璃色の瓶で
大きくて重そうな上蓋のへりはすりガラスになっていた
水薬の瓶によく似た小瓶に、
庭から摘みとった小さな花を挿してみた。
花材はミニバラやラベンダー、ベロニカ、ロングシードポピー、ワスレナグサの花などと、、
ワイルドストロベリー、野バラの若い実など。
ほんの少しの花でも利用できるし、
ただ挿すだけで」意外に面白い出来上がりになる。
さぁ、明日は何を生けようかしら。