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寒い日にはジャム作りを

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大雪の翌日のことだった。

窓の外には、枝に凍りついた雪が重くのしかかったシ―クアーサーと、
通路が消えてしまった庭が見える。
食卓のある部屋は暗くて寒く、ヒーターを入れても全然効果がない。

こういう時こそ、ジャム作りが一番。
部屋は暖まるし、家じゅうに美味しそうで優しい香りが漂うし、
何よりも作っている本人が幸せな気持ちになれるからだ。


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暮れにいただいたリンゴの「富士」が、そろそろボケてきたから、
そうだ、今日は近ごろ家族の間で評判のよい「例のジャム」を作ろう。

「例のジャム」とは、またの名を「金色のジャム」ともいう。
これは私一人が勝手につけた名前だが、
どうしてもくすんだ色になってしまうリンゴジのャムに変化をつけ、
風味に奥行きをもたせたせいかとても美味しくて困っている。

ポイントは3点。

① 砂糖の使い方は、リンゴが煮溶けて火を止める寸前、
用意しておいたらカラメルの中に入れてよくかき混ぜ、静かに煮る。
カラメルはザラメを用い、煙が立つぐらいに熱したものがベスト。ここで色と香りが決まる。

2 レモンの搾り汁を多めに入れること。

3 出来たらバニラビーンズ、またはバニラオイル、バニラエッセンスなどを少量使うこと。


寒くても寒くなくても、作りたくなるのがこの「例のジャム」だ。・


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