HOME:広田せい子のハーブガーデン

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カラスのカラス

前回記した伏見稲荷で、思い出したことがある。

数日前のテレビで報道されていたのだが、境内の林でボヤ騒ぎがあったという。
ふだんは火の気がないところなのにと、不審火の原因を調べていると、
犯人(?)はカラスだということが判明した。
なぜか?
それはカラスがお供えの火がついたままの蝋燭をくわえて空を飛び、
巣に戻る途中で落としてしまったからだという。
驚いたことにカラスは安い石油系のローソクには目もくれず、
高級な和蝋燭を好んで食べるのだそうだ。

そうか、和蝋燭はナンキンハゼの実から作るのだから、さぞかし美味に違いない。
ヘーゼルナッツかアーモンド、あるいはカシューナッツの味でもするのかしら?

「グルメなカラスがいるものねぇ」
などと考えながら、散歩がてら家の前の公園へ足を向けると、
入口の近くに何やら見かけないものが落ちていた。

遠目ではレース編みの花瓶敷きのように見えたが、
近寄るにつれてカラスの巣だと分かった。
そういえば昨日の午後、桜と欅の枝降ろしの作業をスするチェーンソーの音がしていたから、
職人が枝から巣を外して置いていったのだろう。


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見れば見るほど、よくできている。

骨組みとなるハードな部分には、針金のハンガ-を用い、
全体のカラーコーディネートは、白とエメラルドグリーン系でまとめている。

挿し色の淡いピンクのハンガーは、憎いほど上手なテクニックだ。
巣の部分の素材も、ごみ処理ネットや網戸のメッシュ、梱包用の紐に羽毛、つる草、木の枝・・・etc.
と実にバラエティーに富んでいる。

ところで、そこら辺に落ちているはずはないこのハンガ-は、一体どこから盗んできたのだろうか。
物干し竿からそっと外し、口に咥えて飛んでいくカラスのユーモラスな姿が目に見えるようだ。

直径1Mに及ぶこのモダーンアートのタイトルは、「烏の空巣」はどうだろう。

カラスは頭がいいと聞いていたが、「なるほど納得」のいい体験だった。

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