花束が生まれる庭
英国庭園のデザイン集を見ていると、Cutting flower garden
というエリアがある。
これは来客などの目に触れる表立った庭の植栽はそのままにし、
切り花として飾るための花を育てる専用花壇のことで、富裕層の館などに多いようだ。
そんなスペースがない我が家では、最初から切り花になる種類の花を植えている。

花束に使うバラは、大輪の豪華なものは適さない。
花の色やサイズ、花の形などを頭に入れて植栽プランを立てるとよい。

卓上に飾る花は上品で何か話題になるものを。
心にしみる芳香と変わった咲きかたが珍しい Grace

細い小道にしだれるように咲くヒナゲシやエキウム、ゲラニウム。
奥に咲くのは、チョコレート色のおしゃれなヤグルマソウ。

切り取って飾るよりも、このままで眺めていたい自然流の1シーン。
自慢のマルタゴンリリー、素敵でしょ。