庭から摘んだ青い花

私は、なぜこれほどまでに青い花に惹かれるのだろうか。
もしかしたら、靚子という名前の偏に、
青(正しくは月の部分が円)という文字が入っているからかもしれない。
禅僧であり歌人でもあった父が、古い中国の文字から選び、命名してくれたと聞いている。
靚 は、ありそうでほとんどない漢字、易しいけれど難しい漢字だ。
意味? 照れくさくてちょっと言えないほどすばらしい。

実はこの写真は、3月27日に撮影したものである。
今は植物が最も劇的に生長する時期だから、
あの日からかなりたったった今日の庭ではもっとアイテムが増えている。
なるべく早く続きをアップしよう。
さて、3月末に咲いていた青い花は(左から右へ、上から下へ)。
ローズマリ-(マジョルカピンク、ゴリジア)、 パンジー2、 オーストラリアンミントブッシュ、
ブルークローバー、 ムスカリ2、ワスレナグサ、 オーブレチアェ、 イフェイオン、
原種系パンジー、 ヒヤシンス、 ベロニカ(オックスフォード・ブルー)、 プルモナリア
ネモフィラ、 ペリウインクル、 ビオラ、 ニオイスミレ、 ストック ナイトフレグラント、
ムスカリ。

それにしても、写真は難しいものだ。
野外で個体を撮る場合は風で揺れるし、光線の具合もぴったりなどということはない。
構成写真は、さらに様々な条件をクリアしなければならないのか、実に大変だ。
多くの人は、夫がカメラマンなので彼に撮影を頼んでいると思っているようだが、
じつはかなり前から私が撮影を続けている。

メカに弱い私なのに、この頃カメラで遊ぶことを覚えた。
自分が育てたハーブや草花をきれいに撮ってあげたい、と思う気持ちなのだが、
とてもとても楽しい。
これからそんな写真が多くなりそうな予感がしている。