窓辺のプリムラたち

明日は桃の節句だ。陰暦なら桃の花も咲く頃だが、朝から氷雨が降っている。
窓際に置いたバスケットでは、プリムラの花たちがにこにこしている。
しかし、いくら耐寒性があるといっても温室育ちのお嬢様だから、
こんな日にいきなり外へ出すのはかわいそうだ。
数年前から春を告げるプリムラに惹かれて、かなりの品種を育ててみた。
蒼い花はプリムラ・ポリアンサのフランダース・プリムラで、縞の入っているのはゼブラ。
ライラック色の八重咲き種は、クェーカーズ・ボンネット。
チョコレート色の花弁が金色に縁どりされている花は、ゴールドレース。
暖かくなるにつれて、もっともっとたくさんの品種が咲き始めるので、待ち遠しくてならない。
お楽しみに。