もう一息、リバティのスカート

洋裁を始めると、時間のたつのを忘れることがある。
洋裁といっても、、私が縫えるのはせいぜいパジャマとか、シンプルなワンピースやスカートに
手提げぐらいのものだ。
いつもは大好きなパステルカラーの布で作ることガ多いのに、
今縫っているスカートは、とても布選びが凝っている。

上の写真では青みを帯びているがが、
仕上がりがグレー系に見えるシックな配色だ。
間近で見ればよくわかるように、これは12種類の布を使ったティアードスカートで、
私は今、裾の始末をしながらブログを書いている。
ヨークをつけ、ゴムを通せば完成なのに、もうひと息のところで私はわざとぐずぐずとしている。
リバテイ社のタナローンの布地は、しなやかで手触りがよいからだ。
それにしても、この布を12パターンも集めるとしたら、たいそう高額なスカートになってしまう。
誰でもその点を心配するのだが、つい最近このタイプのキットが通販で売り出された。
リバテイの布を長年扱ってきた京都の「トランテアン」という店の人気商品で、
リーゾナブルな値段もさることながら、
数えきれない種類の絵柄の中から、よくもまぁこんなにセンスのよい組み合わせが生まれたもの・・・と、
感心している。
私自身も、似たようなスカートをこれまで何枚も縫った経験があるので、よくわかるのだ。
このスカートのキットは、ほかにパープル系やブルー系もあり、
コーデュロイの愛らしいスカートのキットも紹介されたばかりだ。
トランテアンのブログは見どころがたくさんあるが、お勧めは「トランテアンだより」の[糸偏生活」。
手芸店の女主人という立場に立ちながら、
芸術や生活文化に対して確かなオピニオンを持つ reiko さんが浮かび上がってくるのだ。
さぁ、もう一息で仕上がりそう。
似合ったら、今度の女子会に着て行こうかな。
http://www.trenteetun.com/shop/special.php?no=389