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モモ・いろいろ

ア、宅急便の車が止まった。

ガラガラ・・・  大型トラックのスライド式の扉を開ける音

バタン     ドアを閉める音

たったったった  駆け足で15段の階段を上がってくる音

ピンポーン  玄関のチャイムの音

「こんちはー,お届け物で~す」

下の道路に車を止め、
これだけの手順を踏みながら1分以内で荷物を運んでくる黒猫さんには、
頭が下がる。

夕方の配達はクール物が多いが、はてさて何だろう。

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長旅で冷たくなった箱を開けてみると、
鮮やかなピンクのグラデーションが目に飛び込んできた。

送り主は、高知県で「遊び心土佐」をキーワードに、
自然体験のリーダーとして自宅の庭や畑を解放している楠瀬ご夫妻だ。
昨年の初夏に妹たちと高知の朝市を楽しみに行った際、
知り合いになった。

(このときの思い出話は2010年の5月を参照のこと)


底kが平らなバスケットに移し換えながら、品物をよくよく見ると、
モモと名がつく3種類の果物だった。

モモ  名前がわからないが、小ぶりのモモ。今シーズン、我が家では初ものである

スモモ 親指と人差し指で丸を作ったサイズのスモモ。
酸っぱい桃だからスモモというそうだが、このモモは全然酸っぱくない。

ヤマモモ 

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小さな粒粒がついた赤い果物が、ヤマモモだ。
モモとスモモがバラ科に属した落葉樹であるのに対して、
これはヤマモモ科の常緑樹で、中国や日本の暖地に生育するという。

近所の植木屋の植溜で見たことはあるガ、食べるのは初めてだ。

口に入れると甘さと酸味が広がり、酸味の強い味が何とも言えない美味しさだ。

調べてみたら、この花は高知県の県花となっている。
どんな花が咲くのか、今度は花の季節に高知へ行ってみたい。

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