HOME:広田せい子のハーブガーデン

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蝋梅の香り

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お正月に飾った蝋梅の花が、まだ清楚な香りを放っている。
この花を買ったのは、花屋ではない。

暮れの30日。妹と年越しの料理に使うお餅や野菜、果物などを、
今年はいつもと違った場所へ買出しに出かけた。

柿生のJAの直売所「セレスモス」は、
近郊の農家が採れたての品々を畑から直行で持ち込み、即売する場所だ。
たぶん9時にオープンだと思い、早めのつもりで9時前に近くまで行くと、
アリャリャ! 車が道路のかなり先まで長い帯状につながり、
ドアの前から並んでいる人々は、十重二十重の有様で行列の先頭も尻尾もわからない。

このあたりに詳しい妹は、
「これでは無理ね。ほかにもいい所を知ってるので、そちらへ行きましょう」と、
ナビゲートしてくれた。

最初は、自然を友として昔風に暮らす「寺家ふるさと村」にある、
野菜と手作り食品を置いたコーヒーショップへ行った。
ここではまだ暖かい柚子入りこんにゃくと、つき立ての紅白のお餅などを買い、
次に目指すは本命の農家へ。

途中の畑の際に黄色に煙る蝋梅の花が咲いているのを見つけた。
車を止め、香りを聞くために花に顔を近づけて何度も深呼吸をした。

名前の由来については、この花が咲く旧暦の12月を蝋月というので蝋梅、
あるいは蝋細工の花のように見えるから蝋梅という二つの説がある。
見れば見るほど惹かれるものを感じ、二人ともすっかり蝋梅のとりこになってしまった。
「花屋さんで売っているといいわね」などと話しながら農家の庭先へ。

妹の行ったとおり、軽トラで畑から運んでくる野菜はどれもが生き生きとして美味しそう。
そのうえ値段も安い。
うきうきしながらレジの行列に並んでいると、お爺さんが黄色い花を抱えながら帰ってきた。
「あれっ、あの畑にいた人じゃない?」と妹。
「買いましょ。買いましょ」と」私。

というわけで話が長くなったが、
蝋梅は今も咲いている。



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