HOME:広田せい子のハーブガーデン

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黄金色の食用菊

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24日に「もってのほか」という食用菊について記したが、黄色い菊もある。

写真は「安房宮」という名前で、近くのスーパーから求めたものだ。
このまま糸でつないだら黄金のネックレースよりも、魅力的ではないだろうか。
食べてしまうには、惜しいような美しさである。
調べてみたら、「安房宮・あぼうきゅう」というのは、
秦の始皇帝が菊の花をこよなく愛し、「安房宮」という宮殿に植えていたことに由来している。

少々気になるのは、私が以前に青森の産地から買ってきた「安房宮」とは、違う品種のようだ。
それは花弁がすーっとした直線で、中央が盛り上がるような咲き方をしていたように記憶している。
こうした昔から伝わる植物は本場といっても規格があるわけでもなく、
各地域でそれぞれに昔ながらの植物を育てているのだから、多少の変異はあるのがあたりまえだ。

菊の来た道をたどってみると、興味深いものがある。
はるかな昔、中国から伝わった菊の花は、平安時代に貴族に愛され、
今では日本の最高の位を誇る天皇家の紋所となった。

一方、庶民に愛された菊は、江戸時代に数多くの見事な品種が生まれた。
「国華園」を検索して、菊のカタログを見てみよう。
春のガーデニングのオープン時になれば、この何倍もアイテムが増える。

日本人は、菊の花とよくよく相性がいいと思う。
勲章の図案に菊、著名人が招待される観菊会、パスポートにも菊、
競馬の菊花賞、日本酒に菊正宗、50円硬貨の文様も菊の花だ。

香気に満ちた菊の花を、味わうなら今だ。

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