HOME:広田せい子のハーブガーデン

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フェイクなりんご

前回は校正ミスのうえに、分りにくい文ですみません。
読み直さずに、そのままでアップしたのがいけなかった。反省・・・。

要は4個のリンゴの写真の中で、
本物(生きているという意味だったが、品種という意味にも取れるので、この設問もNG )はどれか、
ということだった。

もう一度写真を見てみよう。

P1130794_convert_20101108134545.jpg

見ただけではどれも本物に見えると思うが、正解は左から2番目。
これは若いアーティストが原木から彫り出して彩色したリンゴで、
20数年前にイギリスのマナーハウスにあった売店で見つけたものだ。

広いお屋敷の歴史ある部屋を見学し、ハーブや草花の庭を見て回った後だったので、
この赤いリンゴはいかにも美味しそうにみえた。

のどがかわいているのでガシッとかぶりついたら、
口の中はリンゴの果汁でいっぱいになるだろう・・・・。

オーナーに断って、古ぼけたバスケットに手を伸ばし、
リンゴを掴んだとたん、弾力性がなくつるっとしていて感触が違う。
そして、軽いことに気がついた。

オーナーがなぜかニヤニヤしていた意味がわかった。
これは、実物にそっくりの偽物だったのだ。

それにしてもよくできている。
へたのくぼみや、肩のふくらみからストンと落ちるシャープなラインは本物そっくり。
彩色もただきれいだけではなく、細い縞の入り具合や影が実物を感じさせている。
単なるお土産ではない。芸術作品とよぶのがふさわしいと思う。
あぁ、製作者の名前やリンゴの品種名を、聞いておけばよかった
あの時、手にとって見たおかげで、想い出のフェイクリンゴはいつも部屋のどこかで微笑んでいる。

ところで、私が日本支部の理事をしているRHS(英国王立園芸協会)には、
サリー州に広大な付属植物園がある。
ここには品種保存の補場があり、800本ではない、800品種のリンゴを栽培している。

ここから海を渡り空を飛んで日本へお嫁入りをしたのが、
信州小布施で栽培に成功した、青リンゴ「のブラムリー」という料理用リンゴである。

リンゴの季節は始まったばかり。
これから春まで何種類のリンゴを味わうことができるか、楽しみでならない。

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