HOME:広田せい子のハーブガーデン

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干天の慈雨

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最初の雨音を聞いたのは、明け方の4時過ぎだった。

起きようか、それとももう少しベッドの中でぐずぐずしていようか・・・。

その時、ボツンという音が頭上の天窓から聞こえた。
「ま、まさか、本当に雨?」、

初めはポツリポツリだった天窓を打つ音も、次第に強くなってきたのに、
窓から見下ろした庭の表情は、水まきをした程度で、少しも変っていない。
それほど長い間、渇いた状態が続いたということなのだ。

風も出て、激しい降りが続いた。
久しぶりに嗅いだ湿った雨の匂いと、
髪の毛がまとわりつくような湿気が妙になつかしい。

遠くで、雷が鳴っている。

ようやく緑の葉がしゃんとしてきたのは、昼過ぎぐらいだった。
十分に水を吸った土は黒々とひかり、雑草までもニコニコと輝いて見える。

今さらながら、恵みの雨のなんとありがたいことだろう。

なにしろ,熱風が吹く砂漠と熱帯夜の状態が長期間続いたのだから、
待ちに待ったお湿りは
植物ばかりではなく、私たちにもまさに「干天の慈雨」であった。

昨日までは、ミンミン蝉とヒグラシ蝉が夏を惜しむかのように鳴いていたが、
気がついたら、コオロギが鳴き始めている。

そう、もう9月だもの。

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