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同情買いの「虹」の花

「今日あたりが開花かな?」

植木鉢を眺めながら、心待ちにしている花がある。
最近の天気は、さっぱり見当がつかない。
昨日はひどく寒かったのに今日は真夏日、などという日が多かった。、
イレギュラーな天候が続いてる。

心待ちにしていた花というのは、同情買いをしてしまった薔薇の花だ。
母の日のギフトセールが終わり、客足が遠のき始めると、
ガーデンセンタタ-や花屋では、売れ残りを値下げ品として店頭に並べる。
ほとんどの品は枝が折れたり、うどんこ病や黒星病の棲み家となっていてぼろぼろ状態だ。
ゴミになる前に、なんとか治るものなら治してあげたい。
ということから今までに瀕死の薔薇はもちろんのこと、
捨てられそうな苗を助けた例は数知れない。
だからといって、結果はよいことばかりではなく、
助けたつもりの植物の病気や害虫で悩まされたことも多い。

その度に反省しているのだが、今回は上出来のようだ。



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「まぁ、きれい!」

昨夜の生暖かい風が、蕾を開かせたのだろう。
今まで見たこともない、紙をくしゃくしゃとしたようなユニークな薔薇が咲いた。
この薔薇の名前は、アルカンシェル。
フランス語で 「虹」を意味するという。
虹の足元には、宝物が埋まっていると、昔からの言い伝えがある。

なにかいいことがありそう・・・・、と呟いてみたのだが・・・。

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