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続 ・ 郡上の春の村祭り

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生バンドというか、ライブの演奏にのって、少年はささらの音で獅子をおびき寄せるかと思えば、
獅子頭の大きな口に噛まれぬように、ひらりひらりと身をかわす。

一方、獅子の側としてはたまったものではない。
大きな布の下には6人の男たちがいるのだが、外が見えるのは、先頭の獅子頭を持つ男だけだ。
目立たないようにあけた獅子の頭の上の小さな穴から、見えるしかけになっているものの、
後の5人は勘を頼りに右往左往するのだから、こけそうになったり、足袋が脱げかけたりして、つらそうだ。

これが10番を超えると、少年も獅子頭組も足元がおぼつかないようになってきた。
家内安全、五穀豊穣を願う神楽奉納もなかなか大変なものだ。

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ようやく、神楽の奉納が終わった。
神前で舞いを舞ったのか装束を着た少女たちや、ふえてきた参拝の人々はどうやら何かを待っている。


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人々がぞろぞろと移動したのは、満開の桜の下に設けられた台の前で、
間もなく「餅まき」が始まった。
しかも餅には、家庭用品が当たる券が付いていて、張り切って拾う元気なおばさんが多い。
ぼやぼやしている私に、にこにこしながら
「奥さん、よかったらどうぞ」と、せっかく拾った餅を下さる方がいて、4個も集まってしまった。

隣のお年寄りの話では、
郡上の町ではこうした集落ごとの村祭りは100年も前から続いていて、
一家の当主は、正装で必ず出席することになっているという。

さまざまな配役や準備、進行、後片付けも皆で行い、
先輩が後輩に教えていくうちに、自然にコミニュテイができるのだそうだ。
特に今は、新しく土地を買って家を建てた人が多い。
新参者などと言わずに、こうした祭りを一緒に行っていると、
自然にこの土地を守りたくなってくるものだと、語る。

「奥さんが、可愛いわ、頭がよさそうな子ねぇと褒めてくれた孫は、小学2年生で名前はリョウタ。
爺さん思いのいい子だよ」

通りすがりに立ち寄った村祭りで、私は何とも言えない暖かいものをいただいた。
ありがとう、仲間に入れてくださった皆さん。

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