HOME:広田せい子のハーブガーデン

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意外な返事

夜の8時過ぎ、広島、岡山地方の撮影を済ませて夫が帰ってきた。
あの話をいつ切り出したらいいものか。
疲れているときは、難しい話や込み入った話をすると、ほとんど聞いてくれない。
だから今夜は止めておこう。

明日は二人で大宮へ行く用事がある。
8時前に家を出ることになっているので、何とか車中でチャンスを見つけよう。
それにしても、まだあのインコは売れないでいるかしら・・・。
可愛いセキセイインコは、このパンジーの右端や上部の色をしている。


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「思いのほか首都高は流れているから、この分なら10時前には楽勝だな」
懸念していた渋滞もなく、車は霞が関のトンネルをくぐり、大宮方面の標識の通りに左へ入った。
今がチャンスとばかりに、

「ねぇ、買いものがあるんだけど、いい?」 「何だ」

「2800円だったかな。決して高いものじゃないんだけど」 「だから何なんだ」

「エーと、あのあの、セキセイインコなの」 「インコって生きてるヤツか?]

そこで私は、いかに美しい小鳥であるか、1日4回の餌は必ず自分で世話をすること、万一都合が悪くなったり、旅行の時はお隣が面倒を見てくれるように頼んで了解済みなど、を一気に説明した。

しばらく沈黙があって、夫の口から出た言葉は、あっさりと「いいよ」だった。

あんまり簡単だったので、拍子抜けをした私は、「わぁ、嬉しい。ほんとうにいいの?」
大喜びで、早速ホームセンターへ電話をしたことは言うまでもない。

しかし、店員の返事は「あぁ、今セキセイインコは一羽もいませんよ。昨日の夕方売り切れました。
スミレ色の? あの子は奇麗だったからもっと前に売れました。はい」

あぁ、残念。「逃した魚は大きい」トいう諺があるように、
大宮へ着くまでの車中はいかに素晴らしい小鳥であったかを話し、
スミレ色の小鳥をゲットできなかったことを悔んだ。

「今度見つけた時は、買っていいのね。でも、取り置きをしてもらってから相談します」

売り切れというショックから立ち直った私に、夫は苦笑している。
この頃は、腰痛に悩んで一人での外出もままならない私の友達として、
小さなペットの世話をすることを許してくれたのだろう。

年を重ね、体の不調を訴える今になってみると、
草花を育てることも、動物を飼うことも、癒しとなって慰めてくれ、
生き甲斐になることを日々体感している。
若かった頃にはアメリカまで園芸療法のセミナを受けに行った。
あのときは頭の中で理解はしたものの、メンタルな部分をよく理解できないままだった。
そうか、目からうろこ」。
私が続けているガーデニングっこそが園芸療法であり、動物と接するのがアニマルセラピーなのだ。

知ってか知らずか、夫は小鳥を飼うライセンスを出してくれた。
おかげで一つ楽しみが増えたことに、多謝。

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