HOME:広田せい子のハーブガーデン

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オカノリを再び

静岡県の「道の駅」で、久しぶりに「オカノリ」を見つけた。

東名高速道路の富士川サービスエリアには、
織田信長の楽市楽座にあやかったのだろう、
[楽座]という道の駅と食べ物屋に「アミューズメントセンターを、組み合わせたエリアがある。

「道の駅」大好き人間としては、通りかかったら寄らないはずはない。
私の興味があるのは、その土地で採れた野菜やハーブ、果物などだ。
しかし、ここは観光客目当てのお土産的な商品が多い。

予想通り、めぼしいものがあまりなくてがっかりしたが、
珍しいオカノリを見つけたので、早速購入。


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××ノリという名前だから、
おにぎりやお寿司に使ういわゆる海苔を想像しがちだが、意外にもこれが「オカノリ」だ。

似たような例で、陸稲(オカボ)とか、陸山葵(オカワサビ)という言葉がある。
本来なら水のあるところに生えている植物が陸(オカ)で育った状態をいうのだが、
このオカノリの場合は、少々説明が要る。
まずはこの葉を乾燥させる。
次に火にかざして焙り、手でもむと海苔の匂いがするのでこの名がついたという。
名前の由来に惹かれて育て、わくわくしながら海苔の香りを確かめたのはもう30年ほど前のことになる。
感想は?ときかれたら、
「うーん、そう言えばそうかなぁ」という程度だった。


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この葉を見ていると、すぐにハーブのマロウ(ウスベニアオイ)を思い出す人が多いのではないだろうか。
それもそのはず、オカノリはマロウ(Malva sylvestris) と同じアオイ科で、
白い小さな花が咲くフユアオイ(Malva verticillata)の変種だといわれている。

オカノリの特徴は、オクラやモロヘイヤほどではないが、ぬめりがある。
さっとゆでて叩きにし、三杯酢でいただくとか、納豆に混ぜたり、お浸しで食するとおいしい。
生のままちぎってサラダに加えてみよう。マヨネーズとぬめりが微妙な後味となる。

ヨーロッパ原産で日本へはかなり昔に伝わり、日本海側では野菜として用いられている。
利尿作用があることから、イギリスではハーブのカテゴリーにいれてある参考書もあった。
いずれにせよ、丈夫で世話要らず。
一度植えたら毎年こぼれ種子で生えてくるオカノリを、また植えてみようかな・・・。



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