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ベルベットシードのアクセサリー

アメリカの友人から、とてもキュートなプレゼントが届いた。
写真をアップしていたら、晩御飯の支度の時間となってしまったので、
続きはのちほど。


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お待たせ。
昨夜は飛び入りの食客があったので、後片付けをしていたら日付が変わってしまった。

だから、今日は25日。
アメリカの友人というのは、ハーブ研究の第一人者ホリー・シミズである。
彼女とは、20数年にわたる長い付き合いになるが、
こんな素晴らしい縁を結んでくれたのもハーブのおかげだ。

ホリーはワシントンDCの、ユナイテッドボタニックガーデンを代表するるスーパーキャリアウーマンで、
テレビ出演をはじめ、執筆や講演などで多忙な毎日を送っている。
このような中でもハーブの資料をはじめ、珍しい植物や、面白いアクセサリーなどを見つけては、
私に届けてくれるのだ。

さぁて、このパックの中には何が入っているのかな?

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現れ出でたるものは、シルクの手触りのミステリアスなポーチだ。
この写真は夕方に撮影したので、彩度に乏しいが、
実物は鮮やかなトロピカルカラーだ。
口の開け閉め用に使う太めの糸には、先端に小さな布が着いていて、
まるでひらひらと舞う蝶のよう・・・。


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薄紙に包まれたものは、ネックレースとピアスのセットだった。
ブルーグレーの珠とビーズの組み合わせが、上品な雰囲気を漂わせている。


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残念なことに、私は耳に穴をあけていない。
揺れる珠はそのままに、イヤリングに作り直してみようかな。


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それにしても、不思議な素材だ。
最初は貴石かなと思ったが、軽いうえに触ると弾力性がある。
ルーペを持ち出してよくよく見ると、ビロウドのような細かい毛がびっしりと生えている。
そうか、それで velvet seed という名前がついたのだろう。
珠を繋ぐための針金が急所を貫通していて、だめかもしれないが、
蒔いてみたら芽が出るのではないだろうか。

ピアスを止めてある紙に手書きで、Hawai wale wale とあるのは、
現地語の植物の名前のような気がする。

どんな植物か調べてみることにした。


★ Holly Shimizu については、
「アメリカハーブ紀行」( 朝日新聞社刊の単行本、講談社文庫 )に詳しく書いたのでご参考までに。

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