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続々・つる草のバスケット

実は、夫から「部屋を散らかさないように。散らかしたら、必ずすぐに片づけること」と、
小学生扱いで、たびたび注意を受けている。
パッチワーク、カルトナージュ、バスケタリー、ガーデニング・・・と、
今手掛けているホビーは、ちまちまと片づけたりしないで、
材料を広げて遊んだほうが何倍も楽しい。

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というわけで、玄関のたたきに置いた夫の仕事用カートまで、占領してしまった。
ガレージはもちろん、納屋にも材料が・・・。

こうしたつる草は採取してすぐに制作しないと乾燥してしまい、折れやすいという欠点がある。
だから忙しい、忙しい。


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編みかけのかご。
作業台のように使っているこの文机は、結婚して間もなく、
折りたためる二月堂と対で求めた。
栗材なので硬くて重たいため、ちょっとやそっとでは傷がつかない。


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緑色のリンゴは、グラニースミス。黄色い果実は庭で育ったシークアサー。

取っ手の部分に使う面白い枝を探せたら、半分出来たようなもの。
これは秩父の山の中で見つけたヤマフジのつる。
絡み合っていた枝を外すときに出た言葉は、「ごめんね」


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こうした小さめのバスケットに、大きなリンゴは似合わない。
ピンクレデイならこんな感じだ。
ブドウでは、ナイアガラやデラウエア、スチューベンなどのように小粒なもの、
プラムにアプリコットもよく似合った。


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青紫のツルニチニチソウの花が、早くも12月から咲いている。
このつるは丈夫なうえに、緑の色が変わりにくいので、
手のひらに乗る小さなバスケットを、編んでみた。

節の部分でも丁寧に扱えば折れにくいし、3mほどの長さに延びるのも嬉しい。
うちでは擁壁の上から垂らしているので、思い立ったらいつでも利用できる。


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取っ手の部分に注目。
くねくねしたり、こぶがある枝などをうまく使うとアクセントになる。
クズ、ヤマフジ、アケビ、ウンリュウヤナギ、アカヅル、ブドウ、キーウィー、
スイカズラ、サルナシなどが適しているのだが、なかなか手に入らない。

「まだまだ作る気なのか」と、夫はあきれ顔だ。

「だって、イテビーなんだもん」と私。


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