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つる草で編んだ小さなバスケット

暦の上で今日は「大寒」。
一年中で最も寒い日のはずなのに、日本列島がポカポカ陽気で、
報道によれば、早くも宮古島では蝉が鳴き出し,鹿児島ではオタマジャクシが生まれている。

夕方になってっもまだ暖かい。
薄手のジャンパーを脱ぎ、気がついたら木綿のカットソーで庭掃除をしていた。

「これでおしまいかな?」
霜が降りるたびに何度冷や冷やしたことだろう。
露地で年を越したトウガラシにたっぷり水をやり、
色とりどりの「火の玉果実」を、手編みの小さなバスケットに収穫した。


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冬の色に衣替えした庭は、木の葉が落ちてすっかり明るくなった。

このバスケットは、取っ手とフレームは藤づるを使い、例のヘクソカズラで編んだもの。
今は乾燥しているので、この細いつるはすぐにカチカチに硬くなり、
折れやすくなってしまう。

逆光で撮影したシルエットの写真は、おそろしい。
昨日できたばかりなので、こまごまとした仕上げがまだ済んでいないことがよく分かる。

kagoR9322046.jpg

取っ手とかごの縁の部分を、固定するときに使う編み方。
習ったわけではなく、アメリカのバスケットの本を見ていたら編めるようになった。
上手ではないけれど、思ったよりも簡単にでき、考えながら創るのが何より楽しい。


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トウガラシのサイズに合わせて作ったようなもの。
しっかりとした目的が最初からあると、
大きさもデザインも次第に決まってくるから不思議でならない。

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