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活小鮒を注文したのはいいけれど・・・

なぜだろう。
2,3年前から、「小鮒の煮付け」が頭の片隅ででチラチラしている。

小鮒といえば、以前は正月料理の定番として、
夫が買ってくる串に刺した小鮒のすずめ焼きや小海老のの鬼殻焼きなどを、彩り程度に加えていた。
しかし、出来合い食品に付き物のてらてらとした照りと、あのしつっこい甘さがいやで、
佃煮類はいつの頃からか重箱から消えてしまった。

ところが、数年前に長野県佐久市のごくふつうの食堂で食べた、
小鮒の煮付けのなんと美味しかったことか・・・・。
白い炊きたてのご飯に、野沢菜の漬物、茸汁の簡素な定食だったが、
ほろ苦さの残るさっぱり味の小鮒がとりわけ、美味だと思った。
初老のご主人の話では、この辺りでは田んぼに水を張るときに小鮒を放し、
秋の収穫で水を抜くときにやや成長した小鮒を捕っては、各家庭で佃煮を作るという。
昔は、海の遠い山里での、貴重な蛋白源であり保存食だったのだろう。

年によって変わることもあるが、9月中旬ごろになると生きた小鮒がスーパーや農家、JAなどで売り出されるそうだ。
それぞれの家庭に、それぞれの味があり、甘い辛いのほかに山椒や生姜を入れる家もあり、代々その味は嫁に受け継がれるのだという。
私もぜひ作ってみようと思っていたのに、昨年はお正月に思い出し、残念ながら遅すぎた。

9月といったら、残暑でひいひいと汗を流している頃だもの、
台所で佃煮作りなどということを、思いつくはずはない。
先週、はっと思い出した。
ネットで調べてみたいと思っても、あいにくPCは修理中だ。
ようやく新しいPCが届いたので調べてみた。
ところが、11月では売り切ればかり。
また来年へ先送りかとがっかりしていたら、1キロ3000円なりの活き小鮒を見つけた。
送料が1500円で、代引きの手数料もかかる。 
高いなぁ・・・・・・ 、迷った末に、とうとう「購入する」のボタンをクリックしてしまった。

今、私は迷っていることがある。
それは、生きている小鮒を熱した出汁に入れて、瞬時に殺してしまうことへの迷いだ。
そんなことをいうなら、活け作りはもとより、肉食もしかり。
大きく考えれば野菜や果物にしても、
命あるのものの精気をを奪って自分の血や肉とするのだから、殺生に変わりはない。
今さら何を言うのかという声が聞こえる。
しかし、長い間可愛がってきた金魚やメダカと、小鮒がダブって仕方がないのだ。

小鮒が到着するのは、23日。
それまでに気持ちを整理しておかなくては・・・・・。

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