HOME:広田せい子のハーブガーデン

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可哀そうなへくそかずら

言葉は時に残酷だ。
きれいで可憐な花が咲くのに、
「継子の尻拭い」や「犬ふぐり」が正式の名称なのだから、命名された植物はまことにお気の毒だ。

さて、先週、近所で撮影したこの花を、ご存知だろうか。

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普通なら夏から初秋にかけて開花し、
藪や生垣,あるいは地面を張って長く伸びるつる性の多年草だが,
今年は暖かいせいか、まだ花をつけている。
一見、こんなに上品な花なのに、何にでも絡みつく性質が嫌われ、
雑草とよばれているので、じっくりと見る人は少ない。
その上、致命傷は「屁糞カズラ」の名前が、この花の秘密を暴露している。

英語で スカンク・ヴァインというように、
この匂いは世界中の人々に不快感を与える、いや~な不快臭だ。
日本ではたしか奈良時代には糞カズラといい、その後に屁が加えられたという。
しかし、心優しい人がいればいるもので、
これではあんまりだと思い、「早乙女草」の別名もある。
地方によって「ヤイトバナ」とよぶのは、
ヤイト=お灸のことだから、民間医療に使われていたのだろうか。

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花が終わると、ミニミニ玉ねぎのような小さな果実が付く。
この頃になると、それほど臭くはないので、リースにするとナチュラルな感じのベースができ,野茨や木の実、落ち葉などよく合う。

私が待っているのは、葉が落ちた頃の「つる」だ。
去年は自己レッスンでかなりのバスケットを作ってみたが、小さな可愛いものなら、このつるが最適のような気がする。
葉が茂っているうちに、だいたいの採取場所の目星はつけてある。

冬の楽しみが、また一つ増えた。



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