HOME:広田せい子のハーブガーデン

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シェ・ジャーニーでランチを

バブルの頃だったろうか、
「スペイン坂」とか「ファイヤー通り」などと、さもないエリアに名前をつけることが流行した。
笑ってしまうが、ファイヤー通りというのは、渋谷区の消防署の近くなので、この名がついたらしい。
この通りには、アメリカの中古衣類や雑貨の店が多く、
あの時求めたアーミー・エア・フォースのジャケットや、素敵に色褪せしたスポーツウエアなどは、
今でも着ている。

ファイア通りのはずれに、「シェ・ジャーニー」というレストランがあった。
春田さんというフランス帰りのシェフが忙しそうに立ち働き、
笑った顔がチャーミングだった。

彼は日本ではまだ珍しいカンなどの内臓料理が得意で、その美味しさを初めて知った。
ある日、NHKの仕事が早く終わったので、近くの「シェ・ジャニー」へ寄ってみると、
店はなくなっていた。

・・・・・・・・・

あれから何年か経った頃、
「家庭画報」の連載記事で、春田シェフは安比で素晴らしい店を持ち、
旬の食材を生かした料理を予約客のために週末だけ作っている、ということを知った。

若い頃は、運とか縁というものを笑っていたが、これは間違いで、
知り合うべき人には、何か見えない糸でつながっていると思うことが、この頃多い。

春田さんの店へ行ってみたいと思っても、岩手県の山にあるリゾート地では、ちょっと無理かな?
と半ばあきらめていた。
ところが、ボランティアで「生き生き牧場」へ通っているうちに、
安比高原でペンションを経営している石坂美智子さんと知り合った。
春田さんのことを尋ねると、何と彼女は春田さんとは家族のような付き合いだというではないか。

不思議なご縁で2回ほど、食事に行ったが、
今回は植物が好きな仲間と、会食を計画したところ、宮城県からも参加者が数名あり、
にぎやかなランチとなった。

メニューをご紹介しよう。

草花を愛する心優しきご婦人たちの昼餐会献立


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前菜の盛り合わせ

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ブロッコリーの温かいサラダ 香草入り

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マルセイユ風魚のスープ

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食欲をそそる焼きたてのメインディッシュを、切り分ける前にお披露目

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佐助豚のポットロースト プロバンス風

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3種のソルべ

裏話になるが、ソルべは最初、青レモンとフランボワーズの2種類の予定だった。
ところが皆さんと珍しいサワーチェリーの味をシェアしたいと思い、
私が持っていった真紅の果実を、春田さんに渡したのは前日の夜も更けた頃。
せっかくなので美味しく作ろうと、ラルースの古い参考書で調べ
、会心の味が出たのは朝の4時半で、もう明るくなっていたとのこと。

春田さんは,サワーチェr-のタネを石臼で割り、
中の仁をつぶして果肉に混ぜ、しばらく香りを移してから濃したという。
アーモンドに似ているえもいわれぬ香りがしたとき、
春田さんは飛び上がって喜んだと、語ってくれた。

長野の小林先生からサワーチェリーを分けていただいたのもご縁、
こうして皆さんと美味しくいただけたのもご縁があってこそ。

安比から帰ってもう1月以上経ったのに、
まだまだ思い出が続いている。

次は,「みちのくの4000坪の庭」について記す予定。

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