HOME:広田せい子のハーブガーデン

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緑のマグマ

念願の家ができたとき、
嬉しさのあまり、考えなしに植えてしまった樹が数本ある。

芳樟(ホウショウ)は、読んで字の如し、芳香を秘めた樟(くすのき)で、
関東では珍しいと聞いた。
香水の原料や、仏像の彫刻に用いることを知ったとたんにロマンを感じ、
早速、鹿児島県の開門岳の香料農場へ注文した。
確か、9センチポットの苗だったと思うが、届くとすぐに玄関の横に植えたのだった。

無知とは恐ろしいもの。
元気にすくすく育つのを見て喜んでいるうちはよかったが、
何度枝下しをしても、すぐに2階建ての屋根を超してしまう
まだまだ大きく成長する芳樟に困り果て、とうとう短く切ることを決心した。
この間の事情は、2008年12月19日、12月25日、2009年2月02日に記してある。

あれほどダイナミックなオーラを放っていた芳樟は、2メートルに切られてしまった。
手足をもがれ、無様な姿で冬を越した芳樟は、さぞかし辛かったに違いない。

かなりのダメージを受けた樹は、ひたすら痛みに耐えジーッと動かすにうずくまっている。
その姿を見るたびに、人間の勝手なことを恥じた私だった。

kusu2.jpg

kusu3.jpg

kusu1.jpg

しかし、この緑のマグマが噴出したようなエネルギーを見たとたん、
単なる感傷だけでは済まない、植物の底知れぬ力の大きさをあらためて知った。

この写真は5月初めに撮影したものだが、
今は切り株全体から、緑の炎を吹き出し、まさに火炎不動の如し・・・。

安心したと同時に、これからこの樹と真剣に取り組まなくては、と思っている。


* テレビの収録を挟んで,休みがちだったのに、今日から岩手県へ。
26日に帰宅したら、山のように積もる話をしたい。

カッコーの声をいやになるほど聞いてきますね。


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