HOME:広田せい子のハーブガーデン

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「魚菜草」の摘み草料理 ③

さて、3500円のランチ、10皿目は香の物で、そろそろ締めの態勢に入ってきたようだ。

個性的な小鉢に盛った漬物に、はらりとあしらった初々しい蕗の葉・・・・。

この演出がいかに巧みかを知るには、
頭の中で、平凡な小皿に梅干1個と、大根の味噌漬け計半切れ分、ワサビのしょうゆ漬け
ほんの少々をのせたものをイメージし、卓上のこれと比べてみよう。

緑の効果と器の力を、あらためて学んだような気がした。


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ご飯は炊き立てのウコギ飯。ほろ苦い味と独特の香りが、春を告げている。

実家の垣根に太いウコギの木があり、小学生の頃によく摘んだことを思い出した。ウコギ飯に適した食べごろは小さな芽なのだが、いくら摘んでもざるに溜まらない。あぁ、なつかしい遠いあの日・・・・。
大きくなった葉はかさがある。しかし、苦味が強くなり、舌触りもよくないので、天ぷらや佃煮にした。

先日たまたま見たテレビクイズで、「米沢市民はウコギという雑草を食べている」という「正解」に、
会場の人は「キャーッ、いやだー」と騒ぎ、山形出身のタレントはへらへらと笑っているのに、腹が立った。
テレビ局の計算と、参加者の無知から、こうなったのだろうが、米沢のウコギには歴史があるのだから、県民たるもの、誇りを持ってもらいたいものだ。喝!!!

ウコギ科に属するウコギは、遠い昔中国から渡来。中国語で五加(ウカ)といい、ウカの木の意味からウコギとよばれるようになったという。
米沢へウコギを伝えたのは、上杉の知将・直江兼続。
そう、今年のNHK大河ドラマ「天地人」で、妻夫木扮するヒーローのことである。
ウコギは健康維持に役立つ漢方薬で、生垣にすれば場所も取らない。その上棘があるので、敵の侵入を阻害するのに役に立つ。いけない、長くなりそう・・・。
上杉藩の名君上杉鷹山公」のことは、改めて書くことにしよう。

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具沢山のおつゆ。きのこや野菜から出た天然のだしがよく効いている。


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デザートは、目にも鮮やかなイチゴと緑の葉。補色の関係を効果的に用いている。


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お薄で、The Fnd.

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店内には野の花や木の実などが、さりげなく活けられている。

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心のこもった料理の数々は、おそらく作家物だと思われる器に盛られている。
器もご馳走という言葉が実感できるが、それよりもこのご夫婦のいつも変わらぬもてなしの気持ちが、ありがたい。

メモを取らなかったので、素材など間違っていたらごめんなさい。
「魚菜草」山、ご馳走様、そしてほんとうにありがとう。
また、うかがいますね。

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