アグリーベティの肩掛けバッグ
BS2の夜11時を心待ちにしていたのに、今夜に限って映画が伸びている。
ぞーっとするような精神病棟。ジャック・ニコルソンの狂気を帯びた顔・・・。
たったの15分でも、見たくない映画を見てしまった後味の悪さは、
「アグリー ベテイ2」の軽快なテーマソングで、かき消された。
さぁ、ベティは今日もあの「エコイスト」バッグで出勤してるかな?
ジャーン! やっぱり、あのバッグだ。
でも、肩に掛けているのはなぜ?
私の想像だが、書類などを入れるのでかなり大きめのトートバッグは、
ベティの背が低いか、腕が長いせいで、下げるときっとひきずってしまう。
だから、肩に掛けているのだろう。
これは私が持っていたポシェットと同じ「コンフェッティ」のシリーズで、
キャンディやお菓子などの包み紙を細く畳んで編んだものだ。
ビニールコーティングしたカラフルな紙がつやつやとして、まるでエナメル製のよう。
一昨日も記したが、この「エコイスト」は、メキシコの貧しい人たちを救うフェアトレードの品だ。
原作者か脚本家がこのバッグをもしも指定したとしたら、
ベティの父親の事情をそれとなく暗示しているようにも思える。
なぜなら、父親はメキシコからの違法入国者のために、当局からにらまれているからだ。
それにしても、ベティのコーデネートは、最悪。
この個性の強いバッグを引き立たせるなら、無地に近いすっきりとしたスタイルの洋服が合うのに、
赤と黒の賑やかなハート模様のブラウスと、
ヨークに刺繍入りの紺のジャンパースカートの組み合わせでは、話にならない。
しかもゲジゲジ眉毛にごつい黒縁眼鏡・・・・・。
もっとも、彼女がこの会社の入社試験に合格した理由は、
「時期編集長の、女癖が悪いモテモテの駄目息子が絶対に手を出さない女性」だから、
この野暮さが正解なのかも・・・・。
今回もいろいろなどたばた劇があった。
その中で、一番心に残った素適なお洒落は、
ダニエルの母、クレアが着ていた上品だがヴィヴィッドなスーツだ。
きれいなパウダーピンクのほっそりとしたシルエットの上着に、
ネービーブルーのセミフレアースカート。
スカートと同色の3個のボタンが、ピンクの上着にアクセサリーの効果を発揮して若々しくみえた。
このドラマでは、男性陣がほとんどへなちょこタイプだ。
優柔不断のヘンリー、またもや女にひきづられていくダニエル・・・・。
これまで自己を犠牲にしていつも人に尽くし、相手を立ててきたベティが始めてブチキレタ。
果たして彼女は強いのか弱いのか・・・。
それでは、 また来週
自称 ベティ評論家 ひろたせいこ
ぞーっとするような精神病棟。ジャック・ニコルソンの狂気を帯びた顔・・・。
たったの15分でも、見たくない映画を見てしまった後味の悪さは、
「アグリー ベテイ2」の軽快なテーマソングで、かき消された。
さぁ、ベティは今日もあの「エコイスト」バッグで出勤してるかな?
ジャーン! やっぱり、あのバッグだ。
でも、肩に掛けているのはなぜ?
私の想像だが、書類などを入れるのでかなり大きめのトートバッグは、
ベティの背が低いか、腕が長いせいで、下げるときっとひきずってしまう。
だから、肩に掛けているのだろう。
これは私が持っていたポシェットと同じ「コンフェッティ」のシリーズで、
キャンディやお菓子などの包み紙を細く畳んで編んだものだ。
ビニールコーティングしたカラフルな紙がつやつやとして、まるでエナメル製のよう。
一昨日も記したが、この「エコイスト」は、メキシコの貧しい人たちを救うフェアトレードの品だ。
原作者か脚本家がこのバッグをもしも指定したとしたら、
ベティの父親の事情をそれとなく暗示しているようにも思える。
なぜなら、父親はメキシコからの違法入国者のために、当局からにらまれているからだ。
それにしても、ベティのコーデネートは、最悪。
この個性の強いバッグを引き立たせるなら、無地に近いすっきりとしたスタイルの洋服が合うのに、
赤と黒の賑やかなハート模様のブラウスと、
ヨークに刺繍入りの紺のジャンパースカートの組み合わせでは、話にならない。
しかもゲジゲジ眉毛にごつい黒縁眼鏡・・・・・。
もっとも、彼女がこの会社の入社試験に合格した理由は、
「時期編集長の、女癖が悪いモテモテの駄目息子が絶対に手を出さない女性」だから、
この野暮さが正解なのかも・・・・。
今回もいろいろなどたばた劇があった。
その中で、一番心に残った素適なお洒落は、
ダニエルの母、クレアが着ていた上品だがヴィヴィッドなスーツだ。
きれいなパウダーピンクのほっそりとしたシルエットの上着に、
ネービーブルーのセミフレアースカート。
スカートと同色の3個のボタンが、ピンクの上着にアクセサリーの効果を発揮して若々しくみえた。
このドラマでは、男性陣がほとんどへなちょこタイプだ。
優柔不断のヘンリー、またもや女にひきづられていくダニエル・・・・。
これまで自己を犠牲にしていつも人に尽くし、相手を立ててきたベティが始めてブチキレタ。
果たして彼女は強いのか弱いのか・・・。
それでは、 また来週
自称 ベティ評論家 ひろたせいこ