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不ぞろいのビー玉たち

私のメ-ルアドレスには、agate という5文字が入っている。
これは自分で決めたのではなく、知人が申し込んでくれたアドレスなので、早速調べてみた。

agate とは、もともとは瑪瑙(めのう)の意味で、
一般的には色つきの丸いガラス玉、つまり「ビー玉」のことを指す。
それ以来、ビー玉が気になり始めた。

ビー玉のビーは、歌麿の浮世絵「びーどろを吹く女」にあるように、ガラスを意味するオランダ語のVidroからきている。

そういえば、私たちの小さい頃、男の子はビー玉、女の子はおはじきで、
よく遊んだものだった。
どちらも駄菓子屋とか、お祭りの夜店で買ってもらい、
千代紙などを張った箱に入れて、大事にしていた。





ノスタルジックな想いに浸っていたとき、アメリカの友人からメールが届いた。
「来週から、長男が日本へ行くので泊めてやってください。もしも何か欲しいものがあったら彼に持たせるので、遠慮なく言って・・・・」

「もちろん大歓迎よ。カラフルなAgateをお願いできたら、嬉しいわ。日本では、プレーンなものか、1~2色のものしかないのでよろしくね」

若々しいアメリカ青年が、ポケットから無造作に取り出したプレゼントが上の写真だ。
ビー玉は丸いものとばかり思っていたので、びっくり。

メモによると、「これは著名なビー玉作家のC級品です。仕上げの段階で出来損なったものだけど、ファンが多くて、なかなか手に入らないもの・・・」

何んと美しいガラスのアートだろう!
1個1個に色も形も個性があり、見る角度を変えたり、太陽にかざしてみると、さらに魅了される。
完全な球体のビー玉よりも、こちらの方が愛らしいものあり、ユニークなものありで、バラエティーに富んでいる。

ふと、思いついたことがある。例えば、女性にたとえてみよう。
パーフェクトに美しい人は誰もが認めるところだが、極々稀である。
稀だからこそ、もてはやされる。

ほとんどの人々は、この不ぞろいのビー玉に近い。
その代わり、完全に少しでも近づけるように努力したり、不ぞろいだから友情や愛情が芽生え、深まるのかもしれない。

あぁあ、不ぞろいのビー玉でよかった。

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