HOME:広田せい子のハーブガーデン

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

読んでよかった「病院のクワバラさん」



誰にでも巡ってくる親の介護は、
人の道としてベストを尽くさなければならない大きな仕事だ。

社会福祉の面で立ち遅れているばかりか、
厚生省や社保庁のますます泥沼化してきた最低の不祥事に、
私たちのこれからはお先真っ暗である。
どこかの国の首相のように、
いやなことが続けば「やーめた」というわけにはいかないのだ。

こうした状況の中で、
好むと好まざるにかかわらず病院や介護師の世話にならざるをえない。
私の場合、父の入院によって初めて介護を体験したが、
何から何まで戸惑うことばかりだった。

こんな時、この本があったらどれほど参考になったことだろう。



病院へ行くときは、どんなことが待ち受けてるか、不安でたまらない。
検査も会計も病院のシステムも、初体験の人が多いのにちがいない。

作者のクワバラアツコさんは、家政婦という設定になっている。
筋書きからみれば、新米家政婦が最後には「スーパー付き添い家政婦」になるまでの、
さまざまな経験や失敗を重ね、キャリアを積んでゆくというストーリーだ。

ところが内容が半端ではない。
50編からなるエピソードのひとつひとつに、目からウロコクラスのフカー
イものがちりばめられている。
家族でも医療スタッフでもない、中間の立場にいる付添い人だからこそ
参加できる多くのドラマがある。

目次を開いてみると、
★初めての「お受診」、★医者の一言は毒にも薬にも、★手術の謝礼「ほんとのところ」、★カルテのBは何の略? ★言葉遣いと医師のプライド、★食事介助で試される病院の姿勢、★夜中の駆け足、など読みたくなってし舞うタイトルばかりだ。 
どこから読んでも面白そうで、ためになる。

明日はわが身。
上手に介護を受けるためにも、この本は役に立つ。

*「病院のクワバラさん」  文クワバラアツコ、絵百田まどか

              発行所(株)法研  952円+税


HOME : TOP

Monthly

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。