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仙人草は「旅人のよろこび」

連日の猛暑で、からだがだるい。

用事があって外出したが、
帰り道は大通りでなく、いつもは通らない裏道を通ってみた。
古墳かもしれないと思っていた小高い塚のそばを通ったとき、
一瞬目の前が、真っ白になった。
言葉の綾で、このフレーズはよく使われるが、
今日は本当に文字通り、美しい白だった。





それは花盛りの仙人草で、まるで土手の斜面にレースを被せたように見えtた。
センニンソウはクレマチスの原種で、見れば見るほどアーマンデイにそっくりの花だ。ミニチュアのような小さな花が固まって咲く愛らしさには、くたびれも忘れて思わず微笑がこぼれる。

あっそうか。
英語でセンニンソウを traveler’s joy (旅人の喜び)というのは、
きっとこんな情景なのではないだろうか。

歩きつかれた旅人が、花の香りにふと立ち止まった。
目線をあげると、愛らしい白い花がが咲いていた。
花を見ただけで疲れが消え、どれほど慰めになったことか。
さあ、もう少し先を急ごう。

センニンソウは、新興住宅地や古いお屋敷町などの、生垣や藪などでも見かけることがある。今が花のピークで、探すのには絶好のチャンス。
花のあとは、銀色のほわほわとした綿毛になって空を飛ぶ。
まだ試したことがないが、このタネを蒔けば発芽すると思う。



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