HOME:広田せい子のハーブガーデン

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[日本の歌] に涙して

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葉桜の頃、水色の封筒に入ったCDが届いた。

差出人は、シンガーソングライターの白鳥英美子さんだ。

封を切ってみると、オレンジ色の暖かいジャケットが目に飛び込んできた。

この前お会いした時に、「今ね、とても大きな仕事をしているのよ」

と語っていらした作品がとうとう完成したのだろう。

タイトルは うた景色 ー日本の叙情歌集ー 白鳥英美子


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早速セットし、スイッチを入れると透き通るようなソプラノが部屋中に流れた。


冬景色、この道、夏の思い出、ちいさい秋みつけた・・。

収めれている歌は20曲。全部知っている歌ばかりだ。


いつの間にか、私は一緒に歌い始め、頬が涙で濡れているのに気がついた。

悲しいからではない。

合唱コンクールに出場のため課題曲に取り組んでいた小学生の頃、

晩春の夕暮れ時、母と子供たちが合唱しながら散歩をしたこと、

アルトのパートを思い出しながら、時には低音部を歌ってハモッてみたり、

思い違いをしていた歌詞の部分に、今頃になって気がついたり、1曲ごとに思い出すことが多い。

誰もがかつては暮らしの中で歌い、

歌うことによって季節を感じ、慰められ、勇気をもらった歌の数々。


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白鳥さんと知り合ったのは、以前NHKのBS放送に出演した時のことだった。

[ハーブと歌のガーデンコンサート]と題し、札幌、仙台、名古屋、広島で、

私のトークと彼女の歌でステージを行ったのだが、とても楽しく意気投合したのがきっかけとなった。

その後もを通して仕事や遊びの交流があり、今日は庭へ遊びに来てくださった。


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花盛りの庭でひとしきりおしゃべりをした後は、部屋の中でおしゃれ談議に花が咲いた。

私のパッチワークのスカートが10枚近くなったのでお見せしたら、

グレイ系のものが気に入った様子だ。


「いつになるか分からないけれど、出来たら電話するわね」

簡単に約束してしまったけれど、妹が一人増えたような気がしている。


*このCDは、キングレコードから2500円で発売中。

( KING RECORDS KICS-1755)

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47年目の結婚記念日

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5月23日は、結婚記念日だった。

庭の花で作ったこのフラワーリングの中に、

 祝! 結婚47年 という文字を入れたいのだが、
 
残念ながらその技はまだない。

東京オリンピックがあった1964年の秋に知り合い、

翌年の初夏に結婚したので、47年目に入ったことになる。

あの当時は、カメラマン≒不良というイメージが強く、、

ましてや鉄道写真家などは聞いたこともない分野で、まだまだ正当に認知されていなかった。


こうした状況の中で、いきなり「東京のカメラマンと恋愛結婚」では、両親に心配をかけることになる。

そこで、一計を案じ、大学教綬の紹介ということにして、

皇居前のパレスホテルでも「お見合い」をしたのだから、若いということは恐ろしい。

ひと芝居打ったつもりだったのに、父にはすぐにバレてしまった。

しかし、彼を気に入り、見合いの席で『 即 OK 」となったことも、珍しい話ではないだろうか。


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結婚以来47年が過ぎた。

20歳で学習院女子短大を卒業。そして、憧れの講談社へ入社。

「若い女性」という月刊誌の編集部で働いたが、振り返ってみるとこの頃が最も輝いていたかも・・・。

23歳で結婚し、25,27,29歳で出産。長男妊娠を機に退職し、専業主婦になった。

超難関を突破して、念願の会社で編集者として働けるようになったのだから、

辞めるのには勇気がいった。

しかし、子供が小さいときほど母親が傍にいてやりたいと思う気持ちが強く、

慰留されながらも思い切って退職という道を選んだのだった。

結婚当時は青山に近いアパートに住まい、

次は、次男の誕生を機にまだまだ田園風景が残る川崎市の北部で、マンション暮らしを始めた。

夫が代好きな電車が颯爽と走る線路を見下ろす6階の家は、快適で住みやすかったが、

しだいにもの足りなさを感じ始めた。

家庭という言葉は、家と庭を組み合わせたものだ。

そうだ、次の目標は土の上に立つ家。もちろん庭がほしい。

いつか来るその日のために、近くの市民菜園を借りて、野菜やハーブの自習を始めたのもこの頃だった。

目指す物があることは、何と毎日が楽しいことだろう。

ガスも電気も水道もない土地を見つけたがトラブルが続出し、

ようやく家が建つまでに17年の月日が流れた。

落ちこむ日には、ハ-ブが香りバラが咲く家をイメージしては、自分を励まし慰めてきた。

平成元年の春にようやく家が出来、庭作りをスタート!

貸農園で自習していたキャリアと、自己流で勉強していた庭造りの知識をもとに、

楽しみながら作っているのが上の写真だ。


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朝の4時半には、小鳥が鳴き始める。

しばらくベッドの中でぐずぐズしていても、花の香りの誘惑には勝てない。

パジャマのままで、庭へ出る大きなガラス戸を開けると、

香りのシャワーが待っている。

朝日を浴びて香り始めた薔薇の数々に、

レモン、シークァ―サー、カラマンシー、ポメロ、タチバナなどの柑橘類、

バナナの匂いのカラタネオガタマもちょうど花盛り。

道路を挟んだ向こう側にそびえ立つ、強い芳香のフサアカシアも今が満開だ。

自然という調香師が、一晩かけて作った処方箋による香気があたり一面に満ちている。


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私は「薔薇熱」というビョーキの重症患者だ。

薔薇もハーブに含まれることを知ってダマスクローズを育て、

その香りを聞いたとたん、キーンと熱が上がるのを感じた。

あれからというもの、バラと聞いただけでも全身が熱くなり、目が血走る。

そして、同病者の妹や友人へ電話をかけることになる。

育てている薔薇の種類をキチンと数えたことが無いので実数は不明だが、

たぶん150種以上はあると思う。

若い苗が多いので今年は何んとかサイズ的には収まっても、

植物は年々生長するので、来年はどうなることやら。

だからといって、切ればいいというものではない。

薔薇の場合、切れば切るほど立派な枝が伸びてくることが多いからだ。


こういった状況の中で、恥ずかしながら、私は「捨てられない病」も患っている。

剪定した枝がもったいいなくて挿し木にすると、みんなうまく着いてしまうのだ。

だから、バックヤードの裏木戸はポット苗で足の踏み場もない状態だ。

このイングリッシュローズの Bow Bells(ボゥ ベルズ)ノチャームポイントは、

コロンとした花の形で、何んとも愛らしい。

ロゥ・ブリッターや、マルゴ・シスターなども同じ形なので、組み合わせて飾ってみよう。


この週末には、結婚記念日のお祝いと称して、八ヶ岳の高原ホテルのコンサートへ行く予定だ。

まだ何を着るか決めていないが、この薔薇でコサージュを作ってみようかな。

蕾の硬い花を選び、アイスボックスに入れて運べば大丈夫だし、

材料を持っていけば、ホテルの部屋で作ることもできる。

そうだ。力演した演奏者には、

疲れが撮れてぐっすり眠れるように、色と香りを考えた花束を作ろう。


金婚式まであと3年。

庭のハーブや草花たちと一緒に、どうか元気でいられますように。


大好きな青い花


手塩にかけて世話をしてきた庭は、今が一番きれいなシーズンだ。

ブログを見てくださっているハナトモと一緒に、毎朝のどきどきわくわく感を味わいたかったのに、

PCへの取り込みがどうもうまくいかない。

先日「若手]に教えてもらった時は何んとか出来そうな気がしたが、時間が無くてやはりNG。

もともと機械に弱い上に、取り込み方を変えたので、

悲しいかな、余計分からなくなってしまった。



今はどんな状況か聞いてないが、世界中がインターネットで結ばれた頃、

進んでいる会社では、職場でPCを1人1台ずつ与えられた時期があった。

若い者たちは日頃から慣れているので、すんなりと移行できたが、

部長、局長クラスで、私のように機械類に弱いガチガチ頭のオジサンたちは、

背後からのぞかれないような場所に陣取って、ゲームで時間つぶしをしていた人もあったという。


さて、庭の写真はたくさん撮っているので、

PCのトラブルが解決したら、まとめて「ガーデンツアー」へご招待を、と考えている。

今日は前もって取り込んでおいた3枚の写真があったので、どうぞごらんいただきたい。



1青花

我が家のシンボルツリーは、西洋菩提樹だ。

この樹はハーブのご縁で、およそ20年前に南仏プロヴァンスから20本贈られたもので、

後の19本は九州から北海道の、公園や教育関係の所に寄付させていただいたが、

かなり大きくなっているのではないだろうか。

青の足元に植えたのが、ブルーベルの青い花だ。

イギリスの5月は、明るい林の中や、森の入口、住宅地の生け垣のなどを青く染め、

ロンドンのキューガーデンやウイズリーのRHSガーデンへ、青い野原を見に行く人が多い。

我が家の青い花は、花束にして友人や知人へ贈ることにしているが、

この「幸せを運ぶ青い花」を、待っていてくださる方がいるのが嬉しい。


6青花

今年は花時に雨が多くて、とても心配だった。

愛らしく気品がある花なので、

シンプルにブルーベルだけをまとめて、青いリボンを結ぶことにしている。


5青花

せっかく1年もかけて花を開いてくれたのだから、

折れたり短く切ってしまったものもたいせつに扱いたい。


バスケットにパステルカラーの花と一緒に活けて。

こうすると窓の外の景色と食卓が、さらに近く感じられる。

小さな小さなハーブパッチ

居間の大きなガラス戸を開けると、庭へ出る。

それほど広くはないのに、アイランドやボーダーなどともったいぶった呼び方で地面を区切り、
樹木や果樹、草花、ハーブ、野菜などを植えてきた。

数年前までは、住居に接したほぼ100坪ほどを畑として使ってもまだ足らず、
近所に180坪ほど借りていた年もあった。
トマトにトウガラシ、ナスなど、ナス科の植物に興味を抱き、
毎年約300種600~700本の管理をひとりでしていた頃が、なつかしい。
何しろ、今まで知らなかった世界の野菜が、目の前で生まれ、生長し、
味わうことができるのだ。


見知らぬ異国の香り草・ハーブの時に経験したあの知的好奇心のたかぶりと同じように、
私のエネルギー源はこの辺りにあったと思う。


そして、今年。
台所から一番近い場所に、小さな小さなハーブパッチを作った。
パッチとは継ぎはぎ用の当て布のことで、ひじょうに狭いという意味だ。

さて、植えましたるハーブは、セリ、三つ葉、ニラ、ワケギ、シソ,山椒、
コリアンダー、オレガノ、チャイブ、デイルを地植えにし、
サイモンとガーファンクルが歌ったあの4種類・パセリ、セイジ、ローズマリー、タイムは、
ウィッチフォード窯の大きめの植木鉢に植えた。

明らかに老夫婦の好みが反映しているチョイスだと自認し、友人に話したら、
「76歳と70歳にしては、エネルギッシュな現役という感じだわ。凄いなぁ」という。
ちなみに、71歳の彼女はアオジソを時々スーパーで買うだけとか。

スペースは縁取りにも植えれば、畳1枚半ぐらいで足りる。
それから、トウガラシ1本とバジル3本は、夏には絶対に欠かせなハーブだ。

さぁ、来い、夏! 

と粋がっても、やはり夏は暑くて辛い。
夏はすぐそこまで来ている。

庭仕事の罪と罰

ここのところブログの更新をしていなかったので、
体調が悪いのでは?と、心配してくださる方が多いようだ。

暖かくなったので、体調は前よりもかなりよくなっている。
しかし、問題はここにある。
つまり、体が動きやすくなると、どうしても庭のことが気になる。
気になるとじっとしてなどいられない。
春は一年中で、最もドラマチックなシーズンだ。
これまでの成果が如実に現れるのだから、
見届けないわけにはいかない。

などと理由を考えて、ついつい働いてしまう。

例えば、今週の仕事は、バラの花がら取りと株周りの草むしり、種から蒔いたハーブ苗のポット上げ、
剪定した枝の挿し木、咲き終わった宿根草と準備しておいた夏咲き草花の交換、
支柱を立てたり、抜いたものを整理する などなど、
いくらでも仕事がある。

こうして書き出してみたら、みんな中腰の作業ばかりだ。
若かったとはいえ、素人が30年以上も,もっとハードなことを毎年続けてきたのだから、
腰を傷めたのは、当然のことだったのかも知れない。

もちろん、主治医からは、ドクターストップがかっている。
週2回、休まずに通院している整体の先生からは、
毎回「かなりお疲れのようですね]といわれている。、
つまり、「これではいくら治療しても、だめではないか」
と言うお叱りと反省を求める意味だ。

痛み止めの薬はもらっているのだが、飲まないことにしている。
不思議なことに、何かに熱中すると痛みを忘れてしまうことが多いからだ。

ということは、痛みどめとして作業をしていることになるが、それはちがう。
庭仕事は最高に楽しいからだ。
毎日のように、サプライズがあり、そのたびにわくわくするのがたまらない。
その見せ場をデジカメでたくさん撮っているのに、またまた取り込み方がわからなくなってしまった。

この前は若手の助っ人が懇切丁寧に教えてくれたので、2日続けて写真を入れられたのに、
3日目からはどうしてもうまくいかない。
しかも、さっき気がついたのだが山ほどの写真があるのに、ダブっていたとは…。

と・ほ・ほ・

加齢は確かだが、もしかして?

とりあえず母の日に「若手」が来たら、もう一度教えてもらうつもりだ。

さぁ、写真の整理をしておこう。




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