HOME:広田せい子のハーブガーデン

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健気な花の命

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台所から一番近いところに、こまごまとしたハーブ類と彩り用の野菜を植えたコーナーがある。

山椒、三つ葉、シソ、トウガラシ、ワケギ、パセリ、イタリアンパセリ、ニラ、マーシュ、コリアンダー、

など、ちょっとあれば足りるものばかりだ。

今年は花がきれいな赤花のサヤエンドウを縁どりにして、花を見るのを楽しみにしていたが・・・、


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ある朝、ぽちっとした赤いものを見つけた。

「や、や、や、サヤエンドウに新種?」とばかり近寄ってみると、マメ科ではない。

一目でバラ科のつぼみと判明した。

思い当たるのは、我が家で剪定をしたときに、隣に住む長男の家の杏も一緒に剪定をした。

その時に出た枝の中から、支柱に適当な枝をもらい、ここに挿したことは間違いない。

あぁ、枝は切られてしまっても、生長点のある部位はまだ生きていて、

枝先のつぼみを咲かせるために、最後のエネルギーを使っているのだ。

命の形がここにある。

私はあのとき言葉にならない、強い感動をおぼえた。

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3月31日 開花。

1人で立派な花を咲かせた健気な杏に、拍手!!!
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明日(2月25日・日)の夕方は、BSフジを見て

親馬鹿とは重々承知しているが、まぁ、聞いてください。

わたしの次男・広田泉は父親と同じ鉄道カメラマンとなった。

東日本大震災の時はすぐ近くでロケハンをしていたという。

あの日以来、彼の頭からTUNAMIが消えることが無く、

もくもくと被災者のためのボランテアに通っている。

作業をしている日中は写真など撮っている場合ではないと、自分自身と約束し、

日が昇るまでと日没後に撮影をして「ここから始まる]と言う写真集を自費出版した。

売り上げは被災した人たちに寄付をすることになっているが、売れているのだろうか。

このことについては、私のこのブログの2011年05月26日に書いたので、

興味のある方は読んでいただきたい。

なお鉄道写真.com でも検索ができるので、どうぞよろしく。 

芳香水仙ジョンキル

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水仙の分類ほど複雑なものはない。

一度は覚えようと試みたが、いつの間にか花の観察を楽しむことになった。

水仙の花暦は、11月下旬に開花する純白のペーパーホワイトからスタートする。

そして今は私の大好きな、いや、一番好きなジョンキルの強い芳香が庭の端まで届いている。

山椒は小粒でピリリと辛い、というが、この花も小さな花弁のシンプルな花なのに、

香りの点ではひらひらとしたフリルつきの豪華なラッパ水仙などに負けてはいない。


あぁ、私は何んとボキャブラリーが貧しいのだろう。

この花の香りを言い表す言葉を持っていないのだ。

甘い、強い、混ざりけのない、純粋な、鋭い、直線的な、自己主張などという単語を足して、

単語の数で割ったら、ヒントが出てくるかも・・・・。


雨が降る前に切ってきた一握りのジョンキルに、

私はしばし語りかけていた。

花の命

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我が家の前に、遊水池がある。

ふだんは普通のグラウンドで、野球や、ゲートボール、サッカーなどを楽しむ人々が多い。

その土手に植えた5本の河津桜が、少しずつ色を帯びてきた。

午前中に外出した時の色と、夕方帰宅した時の色が変わっているではないか。


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雨の中で花開く風情はなんともいえない。

咲いてしまうと、その後は散る道が待っているだけ・・・。

満開までの時間は、ゆっくりでいいから、ゆっくりゆっくりでいいからね。

公園で講演を

早いもので、茨城で講演を行ってから明日で1週間になる。

あまり報道はされなかったが、3・11の大地震は茨城県の各地にかなりのダメージを与えた。
そのため、2つの植物園によるコラボレートで
「広田せい子さんから元気をいただくプロジェクト」を立ち上げたという。

10日はひたちの国営海浜公園で、収穫したハーブを利用したクラフトを中心に、
11日は水戸市植物公園でハーブガーデン作りの実習と指導に講演を行った。

こうしたイベントの成功か否かは、帰り際の表情ですぐにわかると聞いた。
否は参加者の顔が暗いというか冷めていて、昼寝や席を立つ人が多いそうだ。

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バラとハニーサックルのアーチ。
隣に住む長男の家と我が家を結ぶメインロードは、甘い香りがする。

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3年前の4月25日。プリムラの仲間をコレクション。
今年はオーリキュラだけでも60数鉢を楽しんでいる。古典植物はじつに奥が深い。


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庭から摘んだばかりのシンプルな花束。
夢見る頃をとうに過ぎたのに、いつもこういうスタイルになってしまう。                                                               


私の庭の四季を映写しながら、
ハーブのある暮らしがどれほど生きがいになっているか、そして楽しいかを、語るにつれて、
壇上から見えるみなさんのお顔がいきいきとしてきた。

特に、収穫したハーブを使って「被災者に香りのお手玉を届けよう」の呼びかけには、
大きくうなづく方が多く、上手にお手玉を回して技を披露してくれた方も出て、
会場は和気あいあいとした雰囲気になった。

驚いたのは、日露戦争の勝ち戦を題材にした遊び歌を、
今でもしっかりと記憶して、振りも間違えずに出来た方がいたことだった。
ことの善しあしを別にして、幼な心に刻まれた大きな歴史の一シーンを垣間見た経験は得難いもので、
同時に幼児教育についても真剣に考えなければと思った。

デモンストレーションでお手玉の作り方を説明し始めると、みなさんの顔はさらににこにこと輝き、
最後に私から挿し木で増やした「がんばろーズマリー」の苗と、
園芸用品のプレゼントをジャンケンで決める段になると、
元少年少女たちは瞳が輝き、振り上げる手に力が入っていた。
ひたちに比べると水戸の植物園は男性の参加者が多かったが、
勤務先では恐らく立派なポジションについていた、あるいはついている現役の方が、
「最初はグー」と拳を振り上げる様は、可愛いというよりもある意味でチャーミングでさえあった。

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我が家の西洋菩提樹。6~7mに育ち、花盛りの頃は庭中がっ蜂蜜の香りに満たされる


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軟かで食べられそうな若葉。4月の中旬におよそ一日で緑色に衣替えを

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水戸市植物公園へお嫁入りした妹分の西洋菩提樹。
ローズマリーが見える奥の方がハーブガーデン


水戸の植物公園には、
ハ-ブガーデンの近くに、私が1989年に寄贈した西洋菩提樹(フランス語でテイユ-ル)の樹がある。
88年に私が南フランスのビュイレ・バロニーで菩提樹の騎士号を授与された記念に
八重桜の関山を20本贈ったところ、
返礼として同じ数のテイユールの苗がエールフランスに乗ってやってきた。
日本各地の公共的な庭にプレゼントをしたが、我が家のシンボルツリーと植物公園のこのテイユールは、
姉妹関係にある。

久しぶりに対面したフランス生まれのテイユールには、家族が出来ていた。
ドイツから里子に来たリンデンを2本引き連れて、幸せそう・・・。
ちなみにドイツ語ではこの樹をリンデン、英語ではライムツリーという。

それにしても、水戸の西川綾子園長には頭が下がる。
正式の職員は5名だけだというが、パートやボランテアの方たちと仕事を上手に回し、
攻めと守りを見事に行っている。
何しろ、広大な敷地に、植えてある植物も見学者も生き物だからたいへんなことだろう。
年間の計画は栽培ばかりではない。教育的なイベントや展示、行事などの計画を立て、PRをし実行へ。
終わった後の始末も容易ではない。
市立だから、予算を立て、おそらく経理のほうもみているのだろう。

これだけではない。彼女は移動中に次の仕事(?)の現場へ連れて行ってくれた。
そこはまさに「秘密の花園」で、誰かが扉を開けてくれるのを待っているように思われる。

バーネットの小説では、ロビン(コマドリ)が鍵のありかを教えて、
長い間ネグレクトされていた花園が甦るのだ。
さぁ、この庭はどのような運命を辿ることになるのか。

この数日、水戸や千葉が震源地の地震が続いている。
ハーブでつながったご縁のお陰で、北関東のことが特に気になる。

どうかなにごともないように、と祈るばかりだ。



行って来まーす

腰を傷めて以来、歩くのが辛く痛みを伴うので、外出は極力避けてきた。

というわけで、残念ながらテレビや講演、講座なども事情を話してお断りをし、

家で出来るエッセイや短編にしぼって仕事を続けてきたが、

昨年から少し考えを変えてみた。


「人前に出ることを止めたのは、歩き方や身のこなしが不自由で、みっともないからではないか」

「そうだとしたら、それは悪いことだろうか」

「ありのままの自分をさらけ出すのは、恥ずかしいことで一番いやなことだったが、

 せっかく声をかけていただいたのだから、世のため人のために役立つことを伝えるのは、

 年輩者のつとめではないか・・・」


 自問自答の末に、「車椅子を使ってでも、とにかくやってみよう」と決心し、

 マミ・川崎先生の学校や展覧会の会場でトークと講座をさせていただいた。

 ありがたいことに、参加者やオーディエンスの視線は温かく、

 恥ずかしがらずにクラスをして良かったと、しみじみ思った。

 
 明日は久しぶりの講演旅行だ。

 10日は国営ひたち海浜公園、11日が水戸植物公園でクラスをする予定だが、

 この雨では相当寒そうなので、予定していた服を変えなくては・・・・。

 一方、園長は朝の6時に水戸を出発し、横浜の私の家まで迎えに来てくださるのだから熱が入っている。
 

 それにしても、 車椅子で登場したら参加者は驚くことだろう。

 正直のところ人前に出るのはまだ辛いものがある。

 しかし、気持ちだけでも颯爽としたいものだ。

 
 それでは、行って来まーす。


 

桜は咲いたけれど

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昨日の午後の気持ちが悪くなるほどの温度のせいか、

ようやく桜の花がほころんだ。

七分咲きぐらいだろうか。


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この河津桜は、例年なら1月31日にはもっと開花していた。

1カ月以上も遅く咲いたのには、何かわけがあるのかもしれない。

まもなくあの大震災から1年がたつ。


あっという間にさらわれて行ってしまった人たちに、この桜をとどけたい。

被災者へ香りのお手玉を

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先月からちょっと時間があると、[お手玉」を作っている。

などというと、鼻眼鏡をかけたせい子おばあさんが膝の上に猫をのせ、

日当たりのよい縁側で針仕事をしている図が浮かんでくることだろう。

いやいや、そんな悠長なことではない。

ハーブで何か被災者の人たちを慰められないかと考えた末に、「香りのお手玉」に行きついたのだ。

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ハーブの楽しみは個人的なものだが、ときには公共的な場で人々の役に立つことができる。

私達が幼かった時、おもちゃを買ってもらうことはほとんどなかった。

戦中戦後の窮乏生活の中で、おもちゃなど売っていなかったのだ。

そのかわり、母の手作りのお手玉や着せかえ人形で遊んだことが、とても懐かしい。

こうした思い出にひたることができる高年齢者に、ゲームで育った若者がお手玉を習う、

あるいは高年者同士でお手玉遊びをしたら、寒々しい仮設住宅もきっとにぎやかで、

暖かくなるに違いない。

そして、ハーブを入れたお手玉で遊べば遊ぶほど、部屋中に自然なよい香りが漂うことだろう。

お手玉の中に入れるハーブは、セイジやタイムカモミール、レモングラスなども試してみたが、

親しみやすいミントとラベンダーに人気があった。


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作り方は様々だ。いずれも布で作った小袋の中にアヅキとハーブを入れ、縫い口を閉じるだけ。

2番目の写真は、今も覚えているお手玉の形だ。

右上から① 最もスタンダードな俵型。 こどもの晴れ着のシルク。

② 形は①のバリエーション。布地はリバテイのタナローンで、3種類を横縞に使って。

③ テトラポット形。難しそうだが、この中で一番簡単だ。

④ 2種類の布を組み合わせた座布団型。パッチワークの要領で作るというが、

  何回作っても難しい。


さて、嬉しい本をみつけた。

「お手玉をするとうつ、パニック障害が治る」というタイトルだが、

あまりのタイミングの良さにおどろいている。

ネットで申し込んだので、着いたらまた勉強し、納得した時点でご紹介しよう。

蕗子さん、お元気ですか

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天窓を激しく打つ雨音で目が覚めた。

時計を見ると4時を少し回っている。

起きるには早すぎる。

もう一度眠ろうと、羽毛布団を肩まで引き上げたとたん、

ブーツの湿気を取るために、庭に2足も出しっぱなしだったことを思い出した。

飛び起きて、ぼんやりと明るい庭からびしょ濡れのブーツを持ってきたものの、

目が冴えて眠れそうにない。

いつの間にか、昨日の庭掃除のときに見つけた春の印が頭の中に浮かんできた。


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西洋菩提樹の根元を囲んでいるのは、エメラルド色の芽を出したばかりのブルーベルだ。

その後ろにフキノトウが、みずみずしい黄緑色の晴れ着でで微笑んでいる。

スーパーでは正月の頃から温室栽培のフキノトウをパック入りで売っていたものの、、

こうして自然の中で育ったものとは、香りも味もだいぶ違う。


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「クサカンムリに道路の路と書いて、フキと読むのよ。

雪の中から顔をのぞかせるフキノトウのように、強い意思を持った女性になるようにと、

父がつけてくれた名前なの」

知人の家に同居していた少女は、はにかみながら名前の由来を語ってくれた。

しかし、複雑な家庭環境で育つにつれて彼女の悩みも多く、何度か相談を受けたことがある。

その後、私が結婚して子育てに追われてあわただしい日を送ることになり、

いつの間にか疎遠になってしまった。


たった一度だけ、フキノトウの季節に、電話をしてきたことがあった。

思いつめたような声が気にかかり、彼女の消息を友人や知人に問い合わせてみたが、

誰も知らないという。


また、今年もフキノトウの季節になった。

蕗子さん、お元気ですか。

トンイとオオバコ

韓国のテレビドラマが大人気だ。

私は宮廷物が好きで、「宮廷女官チャングムの誓い」や「イ・サン」、「トンイ」など、

イ・ビョンフン監督のドラマを楽しんでいる。


今夜の「トンイ」では、興味深いシーンがあった。

このドラマの時代背景は李王朝の頃で、李氏朝鮮19代王の粛宗(スクチョン)と、

賤民の出ながらも聡明な娘・トンイの恋を中心に、

権力闘争や陰謀、嫉妬、愛憎などが渦まく宮廷のお定まりのストーリーだ。


王の側室となったトンイは、賤しい出自のことで王に迷惑をかけることを恐れ、

王子とともに城外でひっそりと暮らしている。

ある日、父とは知らずに王と楽しい時間を過ごした王子は

「水遊びで冷えたのでしょうか。先ほど、咳をしていらしたので、この葉を煎じて飲んでください」と、

別れ際にオオバコの葉を束ねたものを手渡すのだった。


韓国では古くから健康維持や治療のために、薬草を使ってきた歴史があり、

「チャングム」の番組では数えきれないほどの薬草が紹介された。

日本でもオオバコは地面近くに生える緑色の葉がカエルに似ているので、

ガエルッパ、ゲロッパ、ビッキグサなどの他、各地の方言が多いことでも有名な薬草だ。

道路や道端など生える雑草で、引き抜こうとしてもなかなか抜けない嫌われ者だが、

民間薬では、おできなどには葉をあぶって貼り付けると、膿が出てなおるという。

生薬名を車全草(全草)、車前子(種子)というのは、種子が水で濡れるとゼリー状になり、

人の靴底や車輪などについて運ばれるので、この名がついたと参考書にある。

さて、肝心の薬効は、咳止め、去痰、利尿、消炎剤、膀胱炎、目の充血、下痢止めに効くとある。

テレビドラマの裏を取るなど厭な性格だが、おかげで少し賢こくなったかな?

学名 Prantago asiatica   オオバコ科

がんばロ- ズマリー

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まもなくあの忌まわしい東日本大震災から、1年が巡ってくる。

自然の猛威をまざまざと見せつけられた津波に大地震、人災以外の何物でもない原発事故・・・。

福島、宮城、岩手の各県の被った被害は悲惨なもので、多くの人々の命が奪われ、人生を狂わされた。

東北地方の被害が大きかったために、あまり報道されなかったが、

茨城と千葉の受けた地震の被害も忘れてはならない。


水戸植物公園の園長・西川綾子さんから電話をいただいたのは、昨年の秋のことだった。

国営ひたち海浜公園と水戸植物公園で、被災者に元気を届けるための企画を考えているので、

ぜひ協力してほしい、とのこと。

そういえば、かなり前に植物公園へプロヴァンスから届いた西洋菩提樹を寄付したことがあった。

たしか、公園をオープンした年だったように記憶している。

腰痛で悩んでいる私だから元気をあげるよりも反対にもらいたいほうだが、

私でお役にたつことがあるのなら・・・・、それに記念植樹をした西洋菩提樹もみたい、ということで、

3月10、11日に茨城県で講演を行うことに決めた。

「それなら何かお土産を・・・

」擁壁の隙間にタネが着地し、可憐な花を咲かせているローズマリーはどうだろう。


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以前(2010・4・13)(2011・9・19)も記したように、

このローズマリーはコンクリートの擁壁にタネがこぼれて発芽し、

何の手入れもしないのに、コンクリートゆえの酷暑と厳しい寒さに耐えて生き抜いてきた「ど根性ハーブ」だ。

近くに植えていたローズマリーはマリンブルーとマジョルカピンクなので、

このカップルがパパとママではないだろうか。

驚いたことに、青い花とピンクの花の愛の結晶は、今までにないラベンダー色の花をつけた。


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これを参加者にプレゼントをしようと、昨年から挿し木をしている。

ロマンチックでないのが気になりつつも、名前は[がんばローズマリー]に決めた。

「頑張ろう」と[ローズマリー」を足した造語だが、この強い芳香と

誕生物語は被災者の方々を慰め、希望を与えてくれるにちがいない。


今、私はもう一つのプレゼントを製作中だ。

作り始めてから知ったのだが、それはうつ病やパニック症候群に効果的だと専門の医師が著書で述べている。

数が足りないときは、じゃんけん大会になるかも・・・。


いずれにせよ、当日は梅の香りが漂う、暖かい日であってほしい。


★ お問い合わせ先

3月10日 国営ひたち海浜公園   Tel 029-265-9001 

3月11日 水戸植物公園      tel 029-243-9311

窓辺のプリムラたち

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明日は桃の節句だ。陰暦なら桃の花も咲く頃だが、朝から氷雨が降っている。

窓際に置いたバスケットでは、プリムラの花たちがにこにこしている。

しかし、いくら耐寒性があるといっても温室育ちのお嬢様だから、

こんな日にいきなり外へ出すのはかわいそうだ。


数年前から春を告げるプリムラに惹かれて、かなりの品種を育ててみた。

蒼い花はプリムラ・ポリアンサのフランダース・プリムラで、縞の入っているのはゼブラ。

ライラック色の八重咲き種は、クェーカーズ・ボンネット。

チョコレート色の花弁が金色に縁どりされている花は、ゴールドレース。

暖かくなるにつれて、もっともっとたくさんの品種が咲き始めるので、待ち遠しくてならない。

お楽しみに。


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