HOME:広田せい子のハーブガーデン

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トワイライトタイム

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明日から12月。

冬至を間近に控えて、たそがれ時の光線はいかにもはかなげだ。

庭の最後の花を摘んで窓辺に飾れば、

太陽は静かに巡り、西の彼方へ旅立つ・・・

Twilight is so romantic.
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我が家の白菊物語

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アーチの下にいけた花の、正式な名前を私は知らない。

たぶん野路菊だと思うが、この花が咲くと思い出すことがある


長男が高校1年生になった春、初めての父母会に出席した。

3人の息子たちのトップバッターは、自然に恵まれた環境の学校に入学できた。

キャンパスは広く、生徒たちの表情は明るく輝いている。

もしも私が若かったら、受験してこのような学校へ入りたいものだ、とつくづく思った。


帰り道は大好きな旧道を通ることにした。

このあたりにも開発の波が押し寄せ、宅地造成の工事が行われているすれすれのところに、

小磯良平が描いたような農家の集落が残り、その道を通っただけでもなぜか癒される気持ちになるのだ。

農家の後ろには果樹園があり、

前庭には仏さまにお供えする四季おりおりの花が咲いていた。


集落へ入る手前の切通しで車を停め、日本の原風景を思わせる写真を撮った。

車へ戻ろうとしたとき、道端に灰色がかった草が生えているのに気付いた。

知っているような気がするが、何の草だろう。

切通しの土が崩れた場所だから、抜くのはた易い、

長男の入学記念になるし調べてみたいので、一株ほど採集したのが20数年前のことだった。


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最初は植木鉢で養生し、庭へ植え付けたら何んとまぁ、元気なこと!!!

キク科のサンプルのような花が咲いた。


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庭のレイアウトが変わる度びに仮リ植えをされたり、

この花が咲いていた葉所に当の長男が家を建てても、白菊はめげない。

涼風が立つころになると、必ず庭のどこかで楚々とした花を咲かせるのだ。


この前、久しぶりにあの集落の近くを通った。

思い出の切通しを探すなど無理、無理。

かつてはのどかな田園風景があったなど想像もできないほど、宅地化されて、道路はすべて舗装されている。


帰宅してすぐに「うちへ来てよかったわね」と、白菊に話しかけたのだが、

返事はなかった。

続・秋の薔薇

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静かな庭で手入れをしていると、耳が敏感になってくる。

落ち葉の舞う様を、「はらはら」と表現するが、ほんとうにそう聞こえるから不思議だ。

特にネグンドカエデ“フラミンゴ”の葉は、落ちてからも風が吹く度に『かさこそ』と音を立てる。

今朝はヒヨドリの甲高い声に誘われて庭へ出た。

メジロとシジュウカラのおしゃべりが聞こえる花壇には、

ちらほらと薔薇が返り咲きをしている。

手が届くバラを切ってガラスの水差しに活けてみたら、

何となく今日はいい日になりそうな気がしてきた。



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「ハイ デ ハイ」 という変わった名前に惹かれて注文したら、

このように愛らしいミニのつるバラが届いた。

小さな花でも自己主張が強いというか目立ちたがり屋なので、

必ず来客に名前を聞かれる薔薇だ。


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チャイナ系の銘花「香粉蓮・シャーフンレン」。

花弁の数が多いうえにしっかりと巻いているので、

寒くなってくるとエネルギーが少なくなるせいか、

花弁がなかなか開かないのが残念だ。

こんな時は、一番外側の花弁をそっと剥がす「外科手術」をすると効果がある。

開花した花は、小ぶりながらもまさしくオールドローズで、香りも強い。

初冬まで花をつける「スブニール・ド・ラ・マルメゾン」も、

同じ様に花が咲ききれないのが、かわいそうだ。


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今年の夏はあっという間に過ぎた。

猛暑の夏をピリピリした気持ちで暮らしているうちに季節感は失われ、

返り咲きの薔薇で秋の到来を知った。


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庭にはあの夏を乗り切ったワスレナグサが、もう咲いている。

蜂に刺された!

目が覚めたら、右の眼が見えない。

鏡には、赤く腫れ上がったまぶたが眼球を塞いでいる、見知らぬオバサンが写っていた。


ことの顛末は、こうである。

夕方、湯豆腐の薬味用にシソの実を採りに庭へ出た。

急に温度が下がったせいか、蚊がいない。

薄暗くなったこの時間帯なら必ず蚊に食われるのに、これは嬉しい。

夕飯の支度中なので、「ちょっとだけ」と自分に言い聞かせながら、

目ざわりだった雑草を抜いてみると、

雨上がりで土が柔らかくなっているから面白いように抜ける。

夢中になって草取りをしていると,チクっと何かに刺された痛みを覚えた。

それもほとんど同時に、顔、首、脚、を刺されたのだ。

家に戻って調べると、首と脚はたぶんブヨの仕業だ。

水で洗い、瓜と爪で刺された場所を押して毒素を出し、虫刺されの薬を塗った。

さて、目の所は大切な場所だ。どうしょう。

ざっと見たところ、刺されたと思われる個所がわからない。

おたおたしているうちにまぶた全体が紅くなり、痛みと痒さが襲ってきた。

これはハチに刺されたものと思われる。以前にも同じような経験をしているので見当がついた。


私にはこんな場合に使う、取って置きの薬がある。

びっくりしないでほしい。それはマムシのアルコール漬けエキスだ。

今から20数年前,島根県の石見で講演をした時にいただいた薬で、最初の頃は半信半疑だった。

ところが、打ち身や切り傷、痒みなどに塗ると本当に効くのだ。

特に打ち身などで痣になった跡はきれいに消える。

ただし、ある程度時間はかかる。

日曜日には、コレド室町の1周年を記念して開かれる「しのすけ落語」を聞きに行くのを楽しみにしていたが、

この顔ではどうしたものか。

少しずつ腫れも引き、痛みも少なくなってきたが、まぶたの下に3ミリぐらいの目が見えるのだから、

我ながら気味が悪い。目付き次第で、意地悪な顔や邪悪な顔にもなれる。


せっかくの良い席なのに無駄にするのはもったいない・・・。

思い切って出かけてよかった。

前座なしの2時間にわたるしのすけの落語は、

歌舞伎の仮名手本忠臣蔵から題材を得た「中村仲蔵」の熱演だった。

私の顔? まだまだ元のようではないが、誰も私の顔など見ていないことがよくわかった。



さて、私の経験から、今頃の季節で気をつけたいことがある。

夕方や雨の降りそうなとき、ハチやブヨ等は葉の裏に隠れて雨宿りをすることが多い。

また、冷たい風が吹き始めるとハチは木や草の風が当たらない側に止まって風を避ける。

だから、夕方や天気が変わりそうなときは、畑や庭へ行かないこと、手袋をはめることを守れば、

かなり危険も少なくなると思うのだが・・・。


心配なことがある。

例のマムシの常備薬が、もうわずかしか残っていない。

どこかで分けていただけるところはないだろうか。

秋の薔薇

四季咲きバラは、1年中花をつけると思っている人がいる。

文字を見たら、誰でもそう考えることだろう。

確かにチャイナ系のコウシンバラのように、ほとんど1年中開花している薔薇もあるにはある。

けれども、一般に四季咲きバラといえばハイブリット・ティ・ローズやフロリバンダガ多く、

初夏だけでなく秋にも咲いてくれるのが嬉しい。


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パープルの色を感じさせる[薫る野」。名前にふさわしい上品な香りがする。


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イングリッシュローズの「ボウベルズ」。

春にはたくさん花をつけ、ピンクの衣装のバレリーナのようだった。

シュートがよく伸びて、もしかしたらつるバラかも・・・。


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この花が咲いた枝を辿ると「紫玉」の株に行きつく。

春には数えきれないほどの花弁でボール状の花をつけるのに、この花は花弁の数が少なく、

花の色も紫系統の独特の色が出ていない。不思議なことだ。


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黒薔薇と言えば、この「パパメイヤン」が代表選手といえよう。

春は日差しが強炒め煮、花弁が日焼けを起こすことが多いが、秋バラは大丈夫。

大輪のバラはあまり好きではなかったのに、このバラだけは強い芳香ゆえに特別待遇をうけている。


猛暑と東日本の大災害のせいか、何となく落ち着かない夏だった。

なぜか今年の庭には蚊が多く、ちょっとでも庭へ出るとあっという間に顔も手足も、ぼこぼこ。

バラの世話はほとんどできなかったのに、小さいながらも花をつけてくれたのがいじらしい。

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