HOME:広田せい子のハーブガーデン

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69歳のルーキー

野球などでおなじみの rookie ( ルーキー)とは、
新入り、新人、新米などのようなデビューほやほやの者をさす。

腰の不調のため、3年ほど仕事を休んでいたが、
5月30日はルーキーの気持ちとなって、復帰第1号目の仕事を無事終えることができた。


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この道50年。

フラワーデザインのパイオニアとして有名なマミ・川崎先生は、

アメリカで学ばれた実技にご自身の美的感性をプラスした作品を数多く発表されている。


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マミ先生と長男の川崎景太氏とのコラボレーション。

大胆でシンプルな構図の中にきらめき、ときめき、ひらめきを表現

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全国から参加した講師クラスの作品。

台湾には24教室、韓国にもクラスができたという。


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次男の川崎景介氏とのトークショウ。

暮れには70歳になる私ながら、ルーキ-の気持ちで出演。

「花の文化史」的な内容の対話が主だったが、あっという間に時間が過ぎてしまった。
庭からのプレゼントとしてローズマリーと西洋菩提樹の枝を皆さんに。

沖縄、鹿児島、京都、宮城、札幌などからいらしてくださった方もいて、

おかげさまで会場は大賑わいだった。


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BSのテレビ出演でお世話になった、NHKのMディレクターと。

歩く姿があまりスマートでないので、思い切って車いすに乗って登場したので、
驚いた方もいたのではないだろうか。

車いすに乗ったのは上野の美術館と今回で、2度目になる。

初体験にあたる前回は、なんと車酔い状態になってしまった。
あれは二日酔いよりつらかったが、今回は平気でよかった。

これをきっかけとして、少しずつ社会復帰を図ろうと思っている。
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頑張っている北国の花っこたち

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東日本大震災。

あの忌まわしい日を、思い出すのもつらい。
テレビのニュースを見ながら脳裏をよぎったのは、
先日原稿を渡したばかりの「北国の花っこ」編集長である佐香厚子さんのことだった。
彼女は盛岡市内で数百種のバラに囲まれて暮らす漫画家で、
「花っこ」の編集には今回も力を入れている。

数日間は電話がつながらず、
ようやく声が聞けた時は正直のところ涙がこぼれてしまった。


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大震災の恐怖にもめげず、不死鳥のように生まれた[北国の花っこ」第5号。
表紙の右肩には「がんばろう故郷」の呼びかけが・・・。


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この雑誌はオールカラーの大きなサイズなので、1ページ1ページが美しい。

中でも、北国に適した草花や同時期に開花する植物などを紹介し、
ガーデンデザインのヒントを提供している及川ヒロ子さんのページが光っている。

今回はシシリンチューム・ストリアツムを中心に解説。

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さて、バラの道は間口が広く奥が深い。

アマチュアには少々難しく思えるところを、
わかりやすく解説した「バラ入門」の漫画がとてもよかった。

バラ愛好家でプロの漫画家・佐香厚子さんと、
プロのバラ研究家伊藤幸男氏のコラボレーションが、
功を奏している。

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私は「薔薇の名前」について、エッセイを寄せた。
カフェやブラックティなどは有名だが、その他にも美味しそう名を持つ薔薇も意外に多い。
興味のある方はぜひどうぞ。


このほか、山形蔵王オープンガーデンクラブ、
チャリテイ基金・公開庭園23軒の記事も充実している。

それから、編集後記に当たるInformation に書かれた
佐香厚子さんの文が、頭を離れない。

ほんとうに頑張りましょうね。


お問い合わせ
http://buchi18.cool.ne.jp Tel 019ー662-8342

晴れた日の午前中

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ハーブを収穫するのも、写真を撮るのも、晴れた日の午前中が最も適している。

ハーブに含まれている精油は、葉や茎の細胞のなかで成熟し、
外気温が最高になる正午ごろになると蒸発する性質があう。

また、夜露に濡れていたハーブが乾くのも10時半から11時ごろになる。

今、朝一番で鳴く鳥はご存じだろうか。
3時45分ごろにはカラスが朝の挨拶を、
薄明るくなった4時半ごろにはヒヨドリがメゾソプラノで登場する。

庭には3つのアーチがある。

これは第一号で、庭のフォーカルポイントでありながら、
隣家の長男の家への導線にもなっている。
アーチの中に見えるのは、銀梅花(マートル)の幹。


アーチのバラは左からコーネリアと

右からは深紅のつる性庚申バラとパレード。
アーチの右手前はイングリッシュローズのボウベルズ。


すぐ手前右側のアイランドには、レッドグルーテンドルフト、バレリーナ、ブルーフォーユーなどを。


左側の建物の窓の内側に、昨日記した食事をするテーブルがある。
このボーダーにはデルバールのフレンチローズを6種類ほど。

まだ小さいが樹は左からシークアーサー。
若々しい緑の葉が噴き出している樹は木肌が濃い色のキナモメア。
一重の淡いピンクの花は上品で、秋のローズヒップも楽しみだ。


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数年前から、原種のユリにも凝っている。

これはマルタ騎士団で知られるマルタ島に咲く、マルタゴンリリー。

くるりと後ろに花弁をそらせた姿が愛らしい。
白い色も魅力的だ。

今、私の庭は・・・

10日ほど前に、食事をする部屋を変えた。

これまで使っていた広間から、

台所に続く居間に二人用の小さなテーブルセットを入れ、

テレビやオーディオセットもこの部屋で楽しむことにした。

この部屋に戻ってきたのは、庭に面した眺めがなにより素敵だからだ。


あぁあ、今日も雨。

あれほど咲き誇っていたバラがこうべを垂れて、雨に打たれている。

大輪の見事な花ほどダメージも大きく、いたいたしくてたまらない。


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二つのお知らせ

本日26日からオープンするイベントを、ご紹介しよう。

その1
鉄道カメラマンの広田尚敬(夫)と、広田泉(二男)による写真展が始まった。
ずっとそこにあるもの
というタイトルは、果して何を意味するのだろうか。

昨年の夏、夫と次男は別々にスイスへ向かい、ユングフラウ鉄道を中心に撮影を敢行している。

5歳の父親はかつて、
それまで誰も>成しえなかった衝撃的なスイスの空と鉄道の写真を発表し、
絶賛を博した。
今回も若かりし頃と同じように、
空気が薄い高山を歩いて撮影してきたために、
帰国してから体調を元に戻すまでの時間は長かった。

2回にわたってアタックした次男だが、彼のカメラアイで何を物にしてきたのか・・・。

今回の親子展は、写真選びから企画構成、会場レイアウト、総合タイトルまで、[すべて勉強のため」と、

次男に任せている。それだけに、妻として母親として、どちらにしても心配の種は尽きない。

というわけで少しどきどき、いっぱいのわくわくで、私は会場へ行くのを楽しみにしている。

28日(土曜日)には13:30より二人のトークがあるので、ぜひどうぞ。

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銀座のキャノンサロンで、6月1日まで開催。10:30~18:30まで。
最終日15:00まで


その2

創立50周年記念
マミフラワーデザイン展2011

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マミ先生にお会いした人は、誰でも必ずそのチャームの虜になる。

童女のような微笑み、直感的になにかを感じるアーティステイックなセンス、
あらゆることを善意で考え、自然をこよなく愛している方だからそうなのだろう。
今でこそフラワーデザインの言葉が普及し、どこでも誰にでもふつうに使われるようになったが、
これにはマミ先生の草花への愛情とご努力に負うところが大きい。

先生が育てたのは花ばかりではない。

先生の人育てによって薫陶を受けた生徒さん達が見事に花を開き、各地で指導を行い活躍をしている。

今年は創立50周年に当たるおめでたい年。
銀座の松屋デパート8階で、これまでの集大成を見せていただくことができる。
特に私が強く興味を持って見たいのは、[花くばり」という独特のテクニックだ。

テーマは「ときめき、ひらめき、きらめき」

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会期中はさまざまなイベントがある。
その一環としてトークショウがあり、ぜひとも出演をとの依頼を受けた。

じつは働き過ぎから来る腰痛で、久しく人前に出る仕事はお断リしていた。
しかし、今回は考えを変えた。
恥ずかしがらずに、あるがままの自分の姿で出演しようと決心したのだ。

誰にでも老いや病気は訪れるもの。

かのイングリッシュガーデンの生みの親ともいえるガートルード・ジェイクルだって、
ステッキをつき編み上げ靴にサングラスのスタイルで仕事をしていたではないか。

そうだ、最初の一歩を踏み出してみよう。
30日の14:00から、川崎景介先生と[香りを身にまとう]ことについて、対話をすることになっている。

その時、
ハーブの香りを身につける手作りのものをお目にかけ、

この季節しか香りをかげないフランス生まれの花の枝をお回しし、

イタリア系の強い香りのハーブを私の庭からプレゼントするなど、

準備の方も楽しみながら行っている。

それでは30日の14:00に、銀座松屋の8Fで。


お土産はいつも花束

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庭の薔薇が咲き始めた。

先週までは毎朝つぼみを数えていたが、もう駄目。
あちらでもこちらでも、にこにこしながら私に気付かれるのを待っている。

今日は「女子会」と銘打って、女性4人で3時からお茶とケーキを楽しむことになっていた。
もちろん、花の香りに包まれた庭のテーブルが指定席だ。

ところが、朝からどしゃ降りの雨で、3時になっても止むことはなさそう。

室内でお茶ということになっても、お土産のブーケだけは早く作っておかなければ・・・・。

というわけで、とりあえず2つの花束ができた。


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雨といっても悪いことばかりではない。

晴れた日は朝早くから水揚げをするが、

雨の日は水揚げが要らないのでありがたいものだ。

葉先までピンとしているハーブや草花をナチュラルカントリー風にまとめて・・・。



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使っている素材は、

ワスレナグサ、 薔薇のコーネリア、 オールドブラッシュ、 ローンデイジー、バターカップ、

ビオラ2種、スイートグラス、コバンソウ、ケイランサス、アラビス、カモミール、ゲラニューム、

リトルレモンチャイナの花、ニオイスミレの葉、エリゲロン、リナリア、コーンフラワーなど。

これからは毎日が花束作りの日になる。

「馬鹿の一つ覚え」というように、せっせとつくるのが何より楽しい。

そして、日ごろお世話になっている方や友人たちへ送るのだが、どなたも喜んでくださる。

「うちの庭の素材で作った花屋では売っていない花束」だからだろうか。

カーネーション物語

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母の日にちなんで、さまざまなカーネーションが集まった。

まずはドーム型のケース入りの、チーズで作ったカーネーション。



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チーズ好きな私のことをよく知っている人にしか選べない、珍しい花だ。
特殊なカッターで、ナチュっラルチーズを器用に削り、花弁をチリチリひらひらと作るのだそうだ。
晩御飯によばれ、みんなで食べたチーズの花は忘れられない味として、心に残った。

いけない!
ほとんど食べてしまった後に気がついて、あわてて写真を撮ったが、
こんもりとした原形を想像していただきたい。


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次は千葉から届いたアレンジメント。
箱を開けたとたん、思わずため息が漏れた。
なんてチャーミングなブーケ!!!

紫のカーネーションが効いている大人のシックな色合いに、ほれぼれ・・・・。


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差し上げることはあっても、いただくことはあまりない私にとって、
高価なダイヤモンドよりも嬉しい花束だった。


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これは「エクレア」という名前のモダンなカーネーション。

ひじょうに凝った花弁の迩色はオレンジ色を秘めており、
絹地を畳んだような襞や縁どりには、紅を差して・・・。

懐かしいケーキの「エクレア」を思わせる方からいただいた。


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ここからは、今私の庭で咲いているカーネーション


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ピンクのグラデーションが古典的な雰囲気を漂わせる花と、
クローブに似た強い芳香が魅力的な「シシー」。


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すぐに覚えやすい「レッド ルージュ」

ボタニカルアート風にこの花を何度か描いてみたが、
自然の色を紙に写すことのむずかしさを痛感するばかりだ。


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小さめの花ながらとにかくよく咲く愛らしい「カプリーヌ」


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名札を無くしてしまったが、たしかイギリス生まれのお姫様。
上品で強い香りが特徴で、シルバーグレイの葉も美しい。


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イギリスのサフォーク州に、アラン・ブルームの農場がある。
彼はシルバーグレイの髪を、後ろへ流したへアースタイルが自慢らしい。

あそこは私たち夫婦にぴったりの場所だった。
なぜなら、蒸気で動く乗り物と、
ガーデンを彩る植物たちのナーセリーと2本立てで
営業しているからだ。
7月のよく晴れた日に、別行動で楽しんだことを今なつかしく思い出している。

この水玉模様のカーネーションの名前は、[ショータイム」。
花時計に似ているのでこの名が生まれたのだろうか。

カーネーションと一口にいっても、その種類はひじょうに多く分類も難しい。
もしも間違っていたら、so sorry.

私は香りのよいカーネーションを探しているのだが、なかなか見つからない。
もしも入手先やナーセリーをご存知の方は、「問い合わせ先」へご一報くださるとありがたい。

ブルーに染まったイギリスの森

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ロンドンのヨーコさんから、写真が届いた。
御覧の通り、森の中を真っ青に染めるブルーベルの花、花、花・・・・。

ロンドンからオックスいフォードの方へ車でおよそ1時間。
Ashridgeに、ナショナルトラストが管理する広大なブルーベルの名所がある。
嬉しいことに、入場料は無料。

ヨーコさんは友人から教わった地図を忘れたため、入口が分からずふらふらと迷いこんだら、
この光景が目の前に現れたとのこと。

通りがかりの婦人に「ブルーベルはここ?」とたずねたら、
「ここをまっすぐ行ったら、Sea of Blueがありますよ」
だって。

何んと詩的な答え方だろう。

そうだ、チェルシーのフラワーショーが始まる数日前から英国に滞在し、
ゆっくりとブルーベルを楽しむプランもいいなぁ。

キューガーデンにもウイズレーの植物園にも、この青い花の群落というか特別区域がある。
今年はイギリスも暖かい春と聞いたが、見ごろはいつごろまでだろうか。

続 ・ ワスレナグサの不思議 ?

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4月21日のシーン。第1回目のパープルピンクのチューリップが咲いている

前回このワスレナグサの2段植えを記したら、いろいろな反響があった。

まず、ある園芸家が私と同じくワスレナグサとチューリップと混植したら、
ワスレナグサばかり大きくなって、思った通りにならなかったとのこと。
やはり、切り花用の種子をまいて植えていたという。

それから、同じ様な植え方にトライしたイギリスの友人から、
写真が届いたのは紹介したとおりだ。

薔薇の下草として植えた人からもお便りをいただいた。
色と言い、花の持つフィーリングと言い、
確かに薔薇を引き立てるのに最適の取り合わせだ。

花屋で買ったふつうのワスレナグサを使ったが、
なぜか今年は草丈が30cmのジャンボサイズに成長し、気味が悪いという。

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5月1日のシーン。小雨の中で花いっぱいのこのコンテナは豪華に見える。
2番目の黄色系チューリップ、3番目のパープルピンクも咲きそろった。



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そして今日、薔薇のアーチには完成直前のベーコンがぶら下がり、
奇妙なシーンが展開している。


ベーコン作りは冷たい風に当てて乾燥させるのが秘訣だから、もうギリギリの段階だ。
これが今シーズン最後の作業となる。

なぜここに下げているかですって?
昼はカラス、夜は猫に狙われるので、ここが一番の安全地帯というわけ。

ワスレナグサやチューリップとは何の関係もない。

それにしても、この青い小さな花があちこちで元気に咲いたというのは、
地球の温暖化と関係があるのだろうか。

耐寒性が強い花だから、不思議なことである。


千葉の休日

5月2日、5時起床、6時出発。

夫の撮影に同行して、千葉の海沿いへ出かけた。
よく質問されるのだが、「ご主人が仕事をしているときは、助手をするの? それとも何か?」

いえいえ、助手なんかとんでもない。

鉄道写真は夫の感性で撮影するもので、
私のようなセンス&機械音痴がそばでうろうろしていては、
かえって迷惑をかけてしまう。

よって、夫の仕事中はかまってもらえないのが当たり前。
もちろん、名所旧跡などへはほとんど行ったことがない。
夫の邪魔をせずに、どんな場所で待たされても「一人遊び」ができないと、
連れて行ってもらう資格はない。

その点、私は一人遊びの名人だと思う。
どのような場所に置いていかれても楽しめるという、隠れた才能(?)を持っているからだ。


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夫は、撮影ポイントを探しに、線路のほうへ行ってしまった。
私は田んぼの縁の小さな空き地に停めた車のなかで、待っていることになったが、
じっとしてはいられない。

カエルの鳴き声に誘われて水田のほうへ、足を向けてみた。
田植えが済んだばかりの田んぼには水が入り、
太陽の日差しを受けて水温がかなり上がっているようだ。

目を凝らしてよく見ると、オタマジャクシにミズスマシいるいる・・・・。


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田んぼの隅には、イネの苗のスペアが置かれている。

足でトントンと地面を踏むと、泥水の中からオタマジャクシが次々に浮き上がってくる。
水温が高めなのと、餌になるプランクトンがイネの根のあたりにたくさんいるからだろうか。


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今年初めて見たトンボは、イトトンボの「おつながり」だった。


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5月3日。
午後3時過ぎから、無人駅のホームの外れで撮影が済むのを待つこと2時間。
しかし、ちっともたいくつなどしない。

きょろきょろとあたりを見回すと、発見!

昔は芝生だったらしい場所に、
ニワゼキショウに交じってピンクやオレンジ色の小花が咲いている。


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ムムム、何だろう。
海辺の駅だから、外来植物の可能性もある・・・。
調べてみよう。



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これは明らかにオキザリスの仲間だ。
花も小さくて愛らしく、グランドカバーにも使えそうな野草ではないか。
帰宅したら、さっそく調べてみなくては・・・。


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今回の小さな旅で、気がついたことがある。

千葉県には緑滴る山林が多く、ちょうどこの季節にはヤマフジがあちこちで咲いていた。
この花は近くで見るよりも、遠景がすばらしい。
深緑の針葉樹を背景に、
文字通り藤色の濃淡や、稀にはピンクパープル、白の花房が絵のように見えた。

「ローマの休日」ならぬ『千葉の休日」を、エンジョイできたのも、
私の人並み外れた好奇心の、なせる技なのだろうか。

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