HOME:広田せい子のハーブガーデン

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ラナンキュラス、再び

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窓辺に飾ったラナンキュラスの花を眺めていると、
不思議な感情にとらわれるのは、なぜだろう。
か弱いものを守りたくなるのか、あるいは所有欲に取りつかれるのか、
昨日買い残したラナンキュラスの花が気になってしかたがない。

そうだ。家でぐじぐじと悩んでいないで、花屋へ行ってみよう。
誰かが買い占めて、1本も残っていなかったら、諦めがつくというものだ。


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霙が雹に変わりそうな悪天候の中を、
花屋へ行ってみると、
売れ残りどころか、今朝仕入れたばかりのラナンキュラスが、
ガララスの器にどっさり挿してあった。

思わず手にとリ、よくよく眺めてみると、
球形の花の形はもとより、優雅な花色のバラエティーがすばらしい。

真珠の光を秘めた白、

ライラックのようなロマンチックなパープル、

このパープルに濃き紫のストライプ入り、

自己中心主義を思わせる深紅から赤へのグラデーション、

グリーンの花芯から外へ向けて染まっていくピンク、

太陽のエネルギーを一身に受けて育ったヴァレンシアオレンジの色・・・。


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初夏の頃、田んぼの縁に咲く
キンポウゲ科のキツネノボタンやウマノアシガタと親戚の花なのに、
どうしてこれほどチャーミングな花が生まれたのか。

調べてみると、この Ranunclus asiaticus 系の栽培品種はフランスで改良され、
かつては2000を超える品種があったとか。

また、十字軍遠征の折に聖地から持ち帰った花の子孫の説もある。

いずれにしても、私と同じように恋心を抱いた人は少なくないようだ。

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ラナンキュラスの誘惑

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今日はどんな花に出会えるか・・・・。
花屋をのぞくたびに、わくわくした期待感でいっぱいになる。

先日「あなたががいつも言っている「野山の自然な花が好き」と矛盾するのでは?」
といわれたことがあった。

それぞれにちがう魅力があるのだから、両方とも好きだといって、どうしておかしいのだろうか。

それはさておき、花屋で求めたこのラナンキュラスをぜひ見てほしい。
何んと愛らしいのだろう。

コロンとした、まーるい形の花は、まるでオールドローズのロウブリッターや、
ポリアンサ系のマーゴ・シスターを思わせる。


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おそらく、パリの高名なオートクチュール専属のアーティストが、
極上の薄絹を丁寧に染め、
数十枚重ねて作った造花でも、
この花のフィーリングを表現することは無理だと思う。



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今夜のおかずを買いにスーパーへ行くはずだったのに、
花屋へ足を向けたのがよかったのか、まちがいだったのか・・・・。

窓辺に活けたラナンキュラスの花を眺めながら、
悩んでいるふりを私は愉しんでいる。

チョコレートとサツマイモ

サツマイモにチョコレート

おかしな取り合わせだと、誰もが思うにちがいない。
じつはこういうわけなのだ。

この一週間で、私は2回も料理に失敗しかけた。

その1

昼食用に玉ねぎと豚肉で、簡単なカレーを作った。
ところが、いつも大人数に慣れていたため、ちょっと塩辛い。
あいにく、甘味が出るレーズンもきらしている。

水を加えると味は薄くなるが、
とろ~りどころかぴちゃぴちゃカレーになってしまう。

そうだ、「サツマイモ」があった。
細身のベニアヅマを急いで洗い、4つに切って電子オーブンへ。
柔らかくなったら皮むき、粗くつぶしてしょっぱいカレーに混ぜてみた。

うん、いける、これでいいのだ!!!


その2  

またまた、昼食のときのことだ。
ハヤシライスのルウがあったので、作ってみた。
今度は水が多かったのか、とろみがない。味も単調でつまらない。
そこでひらめいたのは、ブラジル料理にチョコレートの入った煮込みがあったっけ。
バレンタインタイン・ディの頂きものに、ブラックチョコがある。
早速試してみたら、とろみがつくばかりか、味に深みがでている。
その上、ソースの色も高級な感じに変わっているではないか。
いやぁ、大成功!!!
どちらも、もう一度作ってみたくなるほどの味だった。

食べ終わってから写真を撮らな方ことに気がついた。
というわけで、どうか悪しからす。


風信子

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風信子と書いて「ヒヤシンス」と読む。

ヒヤシンスの花が咲くと、
私が生まれる2年前に、
若くして旅立った立原道造を想うことがある。

東大の建築学部に学んだ詩人は、
週末を過ごすための小さなコティジを、
別所沼のほとりに建てようと思った。
名付けて「ヒヤシンスハウス」。

彼が生前に自費出版した詩集は、ヒヤシンス叢書。
ちょうど今ごろの季節の詩があるので、書き写しておく。

浅き春に寄せて

今は二月 たったそれだけ
あたりには もう春がきこえている
だけれども たったそれだけ
昔むかしの 約束はもうのこらない

今は二月 たった一度だけ
夢の中に ささやいて ひとはいない
だけれども たった一度だけ
その人は 私のために ほほえんだ

そう 花は またひらくであろう
そうして鳥は かはらず啼いて
人びとは春のなかに 笑みかわすであろう

今は 二月 雪の面につづいた
私の みだれた足跡 それだけ
たったそれだけ  私には
                立原道造

♪ サクラサクラ 如月の空は

昨日発表になった桜の開花予想日は、
東京が3月26日、横浜が27日だった。
これはソメイヨシノを基準とした統計かラ割り出したものだ。

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我が家の前のサクラをお目にかけよう。


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だいたい6分咲きぐらいかなと思うが、
河津桜のさくら色のつぼみが開き、道行く人にやさしく微笑みかけている。

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私のデスクが道路に面しているので、
聞くともなしに、おしゃべりが聞こえることがある。

「おーい、ウメが咲いてるぞ」
「ちがうよ、おれはモモだと思うな」
「ほんとかよ」
[だってママがそう言ってたもん・・・」

ランドセルを背負った3年生ぐらいの男の子たちの会話だ


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「河津桜のようだが、テレビで見たのよりもきれいじゃないか」

「ほんとうに。携帯で写真を撮って孫に送りましょうか、
今度の日曜日あたりが見ごろだから、
ちらし寿司でも作ってお花見がいいわね」

散歩の途中に足を止めて、見上げているリタイア組らしいご夫婦だ。


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きれいな花を見るときは、声も顔の表情もやさしくなる。
このサクラは、これから3週間ぐらいは咲いているだろう。

春を告げる日本のハーブ

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今日は嬉しいサプライズがあった。
先日お会いした近所の方から、採りたてのフキノトウをどっさりいただいたのだ。

きっと落ち葉の重なった半日蔭の肥えた土の所に生えていたのだろう、
道端に近い場所の堅い葉とは違い、お嬢様育ちのようなソフトな感触のフキノトウだ。
顔を近づけると、春の香りがした。

暖かい日差しのせいか楽しく話がはずみ、玄関先で、あはは、おほほと笑い声をあげて、
しばしおしゃべりに花が咲いた。

東北生まれの私は、春風を感じると幼い頃に覚えた摘み草の楽しみを思い出す。

日当たりのよい土手や田んぼの縁には、銀色の産毛が美しいモチグサ(ヨモギ)、
根に真珠のような玉がついたノビル、
切り口の汁がつくと洗ってもなかなか取れないタンポポ、
コロンとした形ノフキノトウなどが生えていて、
誰が採ってもよかった。

20数年前のことだ。
横浜とはいっても、山林を切り開いた新興住宅地に住むようになって、
摘み草の楽しみを再び楽しめることになった。
当時はちょっと散歩をすれば、すぐに籠がいっぱいになるほどの宝の山・・・。
雲雀の声をききながら、自然の中で伸び伸びと遊ぶような感覚がたまらなくて、
よく近所でフキノトウなどを摘んだものだった。

ある時、白いムスタングに乗って畑に大根を採りに来た地主さん(?)に、声をかけられた。
腰の手ぬぐいがよく似合っている。

[奥さん、そんな道端の草を採って、食べるのかね。かわいそうだなぁ。
よかったら、この大根をもっていきなさいよ」

立派な大根を2本いただいて帰ったが、
よほど貧しそうに見えたのだろうと、思い出し笑いをしてしまった。


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感心したのは、フキノトウの花を飾れるように茎の部分を長く切リ、
ゴムで束ねたものを、別に持ってきてくださったことだ。

早速マグカップに活け、イギリスのケーキやパン庸の古い木皿に載せてみたら、
とても新鮮な感じで美しい。

フキは日本が誇る春のハーブの代表格だ。
さぁ、どんなふうに楽しもうか。




小鳥の仕事

スパニッシュ・ブルームのかなり太い枝が、
フェンスを飛び越してもう数年になる。

道路から3・5メートルほど高い場所なので、
風に揺られる度に曲がった部分に傷が付き、みすぼらしくなってきた。

思いきってカットしてしまおうと、買いたての鋸でゴリゴリと切り始めたが、
手首ぐらいの太さなのに、堅くて堅くてうまくいかない。

この樹はプロヴァンスの山に咲いていた花の種を拾い、
蒔いて育てたものだから、樹齢はかれこれ20年は超えている。

蝶の形をした甘い香りの黄色い花が咲くので、エニシダとよく間違えられるが、
枝の付き方と花の構造がちがうようだ。

ブルームとは箒の意味で、
しなやかで細いひも状の葉を束ねると、ほんとうに簡易箒になる。
一説によると、魔女が空を飛ぶときに乗るのはこの箒だとか・・・。


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ようやく切り落とした枝の切り口を見ると、堅いのも道理で細い線が重なったような年輪だ。
それより驚いたのは、枝の片側に直径1.5cmほどの丸い穴があいていた。
穴は3個あり、いずれも職人が機械であけたように美しい円だ。

誰の仕事か?
すぐに頭に浮かんだのは、先日ガラス戸にぶつかって脳震盪を起こし、
我が家に1泊していったコゲラのことだった。
(2月4日のブログ参照)

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それにしてもあの細いくちばしで、よくもまぁこんなにきれいに穴をあけたもの・・・。
深さは3cmぐらいあるが、虫か何かの獲物はちゃんと捕れたのだろうか。
この鳥の仲間のキツツキ類は、ドラミングといって空洞になっている樹をくちばしで叩き、
中の状況を調べるが、コゲラはどうなのだろう。
それとも違う鳥が来ているのか…。

ほんとうにごくろうさま、そして、虫を取ってくれてありがとう!!!

冬の薔薇

1月半ばから始めた薔薇の剪定は、あらかた終わった。

腰痛がひどいひどいといいながら、よりにもよってこの寒い時期に、
無理な姿勢の中腰や背伸びのポーズが多い剪定は、確かに体に悪い。

それなのに、監視役の夫の目を盗んで庭に出るのは、私にとって何よりの楽しみなのだ。
不思議なことに、鋏を手にしたまま、枝の伸び具合や新芽の場所
仕立てたい樹形などを考えているときは、痛みをほとんど感じない。
頭の中ではすでに、
初夏のさわやかな季節の中で、色とりどりのバラが咲いているからなのかもしれない。


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この季節の作業は、深めに剪定し、葉という葉は全部むしり取る。
これは病気と害虫から株を守るためだ。

もちろん、花も切らなくてはならない。
けれども、冬枯れの薔薇とはいえあまりにも美しすぎて、最後まで剪定を伸ばしたのはこの2種類だった。

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紫を帯びたピンクと白の絞り模様の薔薇はHTの Arc-en-ciel(アルカンシェル)。
フランス語の「虹」の意味で、香りも花容も品があり、寒い季節にはこのまま1月たっても散ることがない。
2006年、寺西菊雄氏の作出。


アプリコット色の薔薇は、イングリッシュローズの Grace(グレイス)。
名前の通り優雅な薔薇で、ティ系の香りも素晴らしい。
さらに素晴らしいのは、花の咲き方だ。
最初はが浅いカップ型で、次第に花弁がほぐれて最後がこのロゼット型に。
2001年、Davit Austin 作出。

切り取る直前に撮影したが、開花が今から待ち遠しくてならない。

イギリスのスノウドロップ

作日アップしたブログで最後に使ったのは、
雪の中から現れたスノウドロップの写真だった。
うすぼんやりとしたシルエットなのに、
なぜか心が安らぐ思いをしたからだ。

話は変わるが、私のブログを楽しみにしているロンドンの友人がいる。
オペラ批評家の彼女はクラスを持っていて、
生徒の一人が訪ねたスノウドロップの森のアドレスを送信してくれた。

http://www.welfordpark.co.uk/


左側に出ている小見出しをクリックすると、思わず息をのむ光景が現れる。

また、興味深い歴史や、売上金のチャリティ、 子供や犬同伴の注意事項、
喫茶のメニュー、身障者の見学について、快適に過ごせる服装やアクセス
などなど、簡潔に紹介している説明文も親切でわかりやすい。

ちょうど今、オープン中なので、
もしもイギリスへ行く方はぜひ立ち寄ってみては?

雪は溶けたけれど

この程度の雪で大騒ぎをしているのは、じつにお恥ずかしい。
豪雪地帯で雪に閉じ込められている方々の御苦労とは、比較にならないからだ。

後学のために近所の家や街路樹、公園などを見て回ったら、
クスノキ、ヒイラギ、ナツミカン、ユズ、ミモザアカシアなどのような常緑樹に、被害が多かった。
冬でも葉が密に茂っているので、葉の重なったところへ水気の多い重たい雪が積もり、
枝が折れたり幹が裂けたりしている。


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夫に手伝ってもらい、なんとかマカダミアンナッツの折れた枝を、
アーチから引きずり下ろしたところ。
先週、せっかく誘引したばかりなのに、
ポールズヒマラヤンムスクのつるが関係ない方角で垂れ下がり、アーチが歪んでいる。
疲労困憊のせいかピンボケの写真で失礼。


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切り落としたマカダミアンの枝の山。このような山が三つできた。


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可哀そう。無惨な切り口でごめん。

時間ができたら、きれいな形に切ってあげるからね。

さぁ、明日は枝を束ねて、生活ごみに出さなくては・・・。
腰が痛いだけでなく、頭も痛くなってきた。

大変だ、たいへんだぁ!!!

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昨夜の雪は水を含んだ重たい雪だった。
12時近くに庭へ出る硝子戸の戸締りをしながら外を見ると、降ってる、降ってる・・・。

先週、妹と剪定したばかりのマカダミアンナッツの枝が、
大きく弧を描いてしなっている。

明日はどうなることやら。
カーテンを下げたとたん、ドドド、バキーンという音とともに


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マカダミアンの枝が折れて、倒れてきた。


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この下には植木鉢が並んでいる。
とほほ・・・。
まだまだ降りそうだし、この調子では随分いろいろなダメージがあるはず。


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一夜明けて、庭の状況が見えてきた。
マカダミアンの樹は、幹の上部から生えていた枝は、
全部折れて、というよりも裂けていた。

種子から蒔いて13年目にようやく花が咲き、
堅い皮に包まれた美味しい実を収穫したのに・・・。
せっかく専用のクラッシャーも買ったのに・・・。
ああぁ、がっかり。


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それにしても、折れた枝がガラスを割らなくてよかった。

しかし、大きな枝がバラのアーチやハコネサンショウバラ、四季成りライム、
ポメロの上にかぶさって折れているので、早く何んとかしなければ・・・。


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隣の長男の家へ行く道は、雪の重みでマートルの枝全体が曲がって通路を塞ぎ、
通れない状態だ。

西洋菩提樹の太い枝も数本折れたが、途中でひっかかっている。
カラタネオガタマも幹の要のところが、折れている。
いい樹形だったのに、残念!!!。


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がっくりとしていたら、悪いことばかりではなかった。

ちょうど枝の下敷きになる位置に植えたスノウドロップの花が、
わずか5センチほど外れて無事に顔を出していた。

あぁ、よかった。

小さな花に慰められて、ホッと一息ついたところだ。

タイム風味のイワシのマリネ

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いつも行く佐島の魚屋で、鮮度のよいカタクチイワシを手に入れた。

さあ、何を作ろうかな・・・
まず、半分は丸のまま梅干しと一緒に炊いて、ご飯の友に。

残りの半分は、おつまみやオードブルにもなるマリネにしよう。


① まずは下ごしらえを。
頭と尾を鋏で切り落とし、小匙を骨に沿って当てながら身をすき取る。
(荷造り用のプラスティックの平らな紐でもよい)

② イワシの水分を取り、生臭さを消すために、
平らな容器に塩を軽く振り、その上に①を並べて塩と胡椒をパラパラと振る。

③ 2~3時間後に、キッチンペーパーで1尾ずつ水気を拭き取り、
容器に並べる。

④ すし酢2:オリーブ油1~2の見当で混ぜ合わせ、
小枝のままか、葉をこそげ取ったタイムと、
月桂樹の葉、みじん切りのガーリック少々を加える。
よくシェイクしてから味を調え、このマリネ液を③にかける。
   
⑤ トウガラシやレモンの薄切りをのせて風味をつけ、
3時間も冷蔵庫で味をなじませれば、食べごろ。

白ワインと軽く焼いた薄切りのフランスパン、
チーズがあれば言うことなし。
そうそう、
素敵なミュージックと卓上の小さな花も、
あればさらによし。

雪にも負けず ②

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今朝はお日様が輝いていても、ひじょうに空気が冷たい。
ニオイスミレのフェアー・オークス(V.odorata ’Fair oaks')も雪の中から、
顔を出して外の様子をうかがっている。

枝に乗っていた雪はあらかた落ちて、枝に残っていた雪の小さな塊りが、
朝日を受けてキラキラと光っている。
花壇をよく見ると、落下した雪がバラの枝を折ったり、
セリンセやエキウムに直撃したらしく、
芯の部分が曲がっていた。
ヒヤシンスのつぼみが半分だけ欠けているのは、小鳥の仕業だ。
春が近くなるにつれて餌が乏しくなるので、これからはもっと小鳥の餌を増やさないと・・・。


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ニオイスミレの「ジョセフィーヌ」(V.odrata 'Josefine')も、
甘い香りを放っている。

彼女はナポレオン后妃として有名だが、
マルメゾンの館で世界中の薔薇のコレクションと改良を行い、
薔薇の歴史に偉大な足跡を残したことでも、知られている。

フランス后妃の名を持つこのスミレを、私はニュージランドで手に入れた。
そして、日本で今咲いている。

雪にも負けず ①

天気予報が久しぶりに当たリ、
昨夜から雪となった。
さっそく長靴をはいて庭へ出ると、
ムクドリ、スズメ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロが群れていた。
昨日撒いておいたパン屑を、雪の下から探している。
ツグミは今シーズン、初めてのお客様だ。

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雪が降ったといっても、ほんの2~3cmだから、雪国の人には笑われるかもしれない。

それでも耐寒性のない植物は、ダメージを受ける。
冷たい雪の中でも平気だったのは、プリムラの仲間だ。
さすが、「春一番」の属名を持つだけあって、雪の帽子をかぶっても平気な顔をしている。
数種類のプリムラの中で、このポリアンサス・ディスカバリング・ストライプは、
雪の衣装をまとっても、こんなに風情があるのでアップしてみた。の

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夕日を浴びて さくら 咲く

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大みそか以来、初めての雨が降ったおかげで、
土の色が土らしい色を取り戻し、バラの赤い芽出しもしっとりとした色になった。

家の前の河津桜も、開花が一時ストップしていたが、
雨の後は5分咲きぐらいになっている。

運動場を見下ろす土手に植えたので、
野球やサッカ-少年たちの元気な声が、」何よりの肥料となっているのでは?


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午前中は用事があったのであわただしく、
気が付いたら4時をまわっていた。

「撮れるかな、この光線で」
半ば諦めつつもパシャパシャと数枚を撮影してみた。

あらら、素敵じゃない?

思いのほか、ソフトな感じに写っていて嬉しくなってしまった。
夕方の弱い光だが逆光で写したので、
花弁が透けて見え、実物よりもソフトな雰囲気となった。

散歩の人たちが必ず足を停める5本の河津桜は、
日に日に花の数を増やしている。



ふくらすずめ

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「今何時だろう」
ベッドの上にある天窓で雨音がしている。
暗闇に目が慣れて来ると、壁の時計もうっすらと見えてきた。

4時半に目が覚めたのは、もうけもの。

ベッドの中で本を読みながら、ゆったりしていると、
庭の真ん中にある西洋菩提樹のあたりから、小鳥のさえずりが聞こえてきた。

ブラインドを少しずらして外を眺めてみよう。
スズメが小枝にたくさん止まっている。
どのスズメも羽をぶくぶくに逆立て、丸い形だ。
これは羽を膨らませた中へ空気を取り入れ、
身体を暖めているスズメ独特の防寒法だという。

そういえば、
「ふくらスズメ」という、ふっくらとした帯の結び方がある。
この丸い冬姿のスズメにヒントを得たデザインは、
品のよい愛らしさがあって若い娘さんによく似合う。

スズメは警戒心が強く、ガラス越しでもカメラを向けると飛んで行ってしまう。
最初はこの2倍ぐらいいたのに、パーっと飛び立ってしまった。
アップも狙いたかったが、このカメラでは無理とのこと。

次第に夜が明けてきた。
今日もよい日でありますように。

今シーズン3作目のベーコン

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「習うより慣れろ」とは、よく言ったものだ。
私のベーコン作りも回を重ねるたびに、気楽に作れるようになった。

詳しい作り方は,2008年の12月21日から26、27、28日と
4回にわたって説明しているので、ご参考までに。

このスモーカーも年季が入ってるので、だいぶ貫禄が出てきたようだ。


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今、最も困っているのは「風干し」の作業だ。

極上の塩にハーブやスパイスをたっぷっリ混ぜたソミュール液を作り、
3~4日漬け込んだら、流水で塩出しをし、冷たい風に当てて乾燥させる。

水分を飛ばす意味でも大切なプロセスだが、
干す場所が問題なのだ。

昼はカラスにヒヨドリ、何とメジロまでが脂身をついばみに来る。
これはベーコンのダメージよりも、小鳥たちが塩分過多になってはかわいそうだ。

低い場所では、昼夜を問わず猫が飛びつくことがある。

というわけで、夜の間、バラのアーチの頂上部にバー(重みに耐えられるので、じつはステッキ)
を渡して、干している。

後方の右は四季成りライム、株立ちの白っぽい枝は3メートルを超すハコネサンショウバラ、
パーゴラの上のバラは、ポールズ・ヒマラヤン・ムスク。
来週、選定をする予定だ。


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今シーズン、3回目の自称会心の作。

1回目は、塩出しが少し浅かったので、いくらか塩からくなってしまった。
2回目は、肉の部位を肩ロースにしてみたが、やはり三枚肉のほうがベーコンにはマッチするようだ。

そして、3回目がこの出来だ。

そミュール液にはちみつを加えたことにより、仕上がりのつやもよく、
味にもやさしさが加わったように思える。


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唯一つ難点は、食べ始めたら止められないことだ。
ふつうベーコンは、洋風料理のだし代わりに使うことが多く、そのまま食べることは少ないと聞いている。
とこが、自家製ならテーブルに塊のまま出しておけば、
好きな部位をナイフで切り取って安心して食べることができる。
だから、食べ過ぎには十分に気をつけなければ・・・・。

1回に作るのはだいたい2キロ。ブロックで8本になる。

冬の間の手土産や来客へのお土産はこの自家製ベーコンが多く、喜ばれているようだ。

まだ、5本ありますよ。
用事のある方は、今がチャンスですよ。


カレル・チャペックしてる?

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注文しておいた種子や苗が、届き始めた。
もうひとつ届くのは、ガーデニング仲間からのメイルや電話だ。

「バラ苗の植え付け中で~す」
「畑の土づくり用に、こんな肥料を買ってみたの」
 そのほとんどが今自分のしていることをアピールしている。

今日届いた葉書に、
「カレル・チャペックしてますか?」という、メッセージが添えられていた。
私の返事は「いい質問ですこと。もちろんしてますとも」

キーワードのカレル・チャペックがわからないようでは、園芸愛好家の資格はない。

カレル・チャペックとは、チェコの有名な劇作家の名前だ。

1089年に生まれ、1938年に他界しているのに、
1975年に初版が出た「園芸家12カ月」を読んでいると、
庭仕事が大好きで大好きでたまらないおじさん、
町内には必ずいそうなおじさんのイメージがわいてくる。

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内容は、1月から順に庭仕事のおもしろさについて、洒脱なイラスト入りで書き綴っている。
素人風な観点から、さまざまな事柄に触れているが、
インテリジェンスに裏打ちされた軽妙な筆の運びが心地よい。
神話や聖書を下敷きにした話題や、学名に触れた個所も多く、
登場する植物は280種に及んでいる。

一番の魅力は、何といっても園芸のおもしろさを読者と共感できる点にある。
たとえば、満杯状態の花壇に球根を植える場所をさがしてうろうろし、
掘ってみたら先客がすでにいて・・・。
誰でも一度は経験していることで、体験した人にはビーンと来るのだ。

また、小松太郎氏の訳が素晴らしい。
上質なユーモアあふれるイラストも楽しくて、
春になると本棚から出して、ハンドバッグに入れている。
ちょっとした待ち時間に、どこからでも読めるからだ。

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はじめての方には、ぜひおすすめ。
すでに読んだことがある方には、読み直しをおすすめ。
読むたびに新しい気づきがあり、いかに園芸は人の心を癒してくれるかが伝わってくる。

「園芸家12カ月」 中央公論新社  中公文庫

真冬のフレッシュハーブたち

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家から車で15分ぐらいのところに、気になる原っぱがある。
昔は田んぼだったとおもわれるが、農転が難しいためか、立ち枯れの状態になっている。
昨年の秋にこの傍を通ったら、ミントの香りがしたのが、
頭のどこかに引っかかっていたのだ。

立春を過ぎたとはいえまだまだ風は冷たく、足の指先までしもやけになってしまいそうだ。


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見つけた!
枯れ草の中に、白いレースのカバーをかけたような、凍ったスペアミントを発見した。
ちぎってみると甘さを秘めたすっきりとした香りが、あたり一面を緑色に染めた。
凍ったままの葉には、コーンフレークスによく似たパリパリ感がある。


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今度は枯れ草の中から、フキの葉っぱをみーつけた。
ということはフキノトウも近くにあるはずだ。
こういう地下茎で増えるものは、根の流れを辿るとたくさん収穫できる。


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あった、あった!!!
ころんとしたフキノトウが、顔を出していた。
「食べるのがかわいそう」なんていう人が、真っ先に食べたりして・・・                  

懐かしい香りがする春の恵みを、3個だけいただいてポケットに入れた。
たったこれだけでも、車の中にフキノトウの香りがするのだから、
なんと凄いパワーだろう。                                                                                         真冬でも元気なハーブたちを見ていると、こちらも元気になってくる。                                                                       さぁ、今日も1日、がんばるぞ。                                                                                      

体当たりの訪問者

「おーい、何かがぶつかってきたぞ」
リビングルームのほうから、夫の大きな声が聞こえた。

薔薇の誘引をしていた手を止め、あわてて駆けつけてみると、
小鳥が地面にノビていた。
ガラス窓に気付かずに、真正面からぶつかって、
脳震盪を起こしたらしい。

一目で、この鳥はコゲラだとわかった。
スズメと同じぐらいの大きさで、くちばしは細くてやや長め。
黒地に、背中は白いストライプ、胸元は小さなドット模様が入ったおしゃれな小鳥だ。


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眼に力がなく、ぐったりとしている。
でも、大丈夫。
常備している「活」水を、半開きの口に少し垂らして飲ませてから、
ざるを伏せた中に入れ、布をかぶせて静かな所に置いた。


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コゲラはキツツキの仲間で、4~5年前から、庭へ来るようになった。
特に西洋菩提樹がお気に入りのようで、木の中にいる虫をくちばしで捕って食べてくれる。
鳴き声は、ジリリリという変わった声で、歩き方はもっと変わっている。
梯子を登るように、樹の幹を垂直にタッタッタと登って行くのだ。

カワラヒワヤムクドリなどはグループで行動するが、
コゲラはいつも1羽だけでやってくる。

こんなに小さい体なのに、ドラミングも一人前だ。

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夜になってから、元気を取り戻したようで、動き回る気配がする。

ごめんね、虫が餌なので、与えることができないの。
鳥目というように、夜は目が見えないから、今夜はうちにお泊まりして、
明日の朝、猫たちに狙われないように、うまく放してあげるから
ぐっすりとおやすみ。

もう体当たりしてはだめよ。

気前のいい日

皆さんはどうだろうか。
私には気前のいい日と、そうでない日がある。

今日は気前のいい日で、つるバラの剪定がぐんとはかどった。

これは風通しをよくし、太陽光線が根元まで届くように枝を切り取る作業で、
バラがまだ眠っている冬季に行う。

昨年花をつけた古い枝、よわよわしい枝、交叉した枝などを重点的に整理するのだが、
面白いように切ることができた。

アーチに止めつけられた枝の流れをじーっと見上げているうちに、
どこを切ったら正解か、わかった時の快感、

修理と砥ぎから返ってきたばかりのシャ-プな切れ味の鋏、

真冬には珍しい、汗ばむほどの風のない陽気・・・、

夫は仕事のあと会食の予定だから、私の夕食は簡単。

これらの条件が一致したので、きっと気持ちもおおらかになったのだろう。


ところが、そうでない日には、
古い枝を切ることによって、新しい枝が伸びてバラのためにとてもよいことと、
頭の中ではわかっていても、何かしら虐待をしているような後ろめたい気持ちになる。

こういうときにかぎって、切れない鋏だったり、

心にわだかまりがあって落ち着かなく、

気前がよいどころか、落ち込んだままの状態になったりする。


願わくは、明日も気前のよい日でありますように。

桜はまだかいな

確か3日ほど前のイブニングニュースで、河津桜発祥の地で河津桜が満開と報じていた。
「えっ、ほんとうに?」
台所でたまねぎの皮をむきながら、テレビから流れる音声に耳を傾けた。

市役所の担当者が、
「ひじょうにたくさんある河津桜のなかで、この樹だけが満開なんですよ。
ご存じのように伊豆は温泉が多いので、
おそらくこの樹の根近くに温泉の脈が通っているからだと思われます」
と語っている。

我が家の前の公園に寄付した河津桜は、
写真のようにつぼみがふくらみ、ほんのりとピンク色に染まってきた。

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ブログで振り返ってみると、昨年は1月31日に最初の1輪が咲いている。

じつは今朝、車で夫を駅まで送って行く前に、今年も1輪だけ開花しているのを確認していた。
帰宅して、カメラを取りに家へ入り、撮影をしようとしたがどうもおかしい。
いくら探してもレンズの中に、桜が入ってこないのだ。
近寄って肉眼で見ると、先ほどまで咲いていた枝は無惨にも折られていた。

公園の土手に寄付したのは、大木に育ったミモザを中心に、
河津桜を5本、西洋菩提樹2本、モクゲンジ1本だが、
春から夏にかけて、美しい花や香りのよい花が咲き、夏は木陰を作る。

中でもこの桜は、花時だけでなく、葉桜になっても多くの人たちに愛されている。
犬の散歩でこの道を通る人、ジョギングや散歩を楽しむ人たち、
学校の帰りに必ず桜の木に登る小学生、木の下に車を停めて弁当を開く運送屋さん、
気持ち良さそうに昼寝をしていくタクシーの運転手・・・。

いったい誰が枝を折ったのだろう。
この時間帯は、小学生はもう登校した後なので、大人の仕業だと思う。

それにしても、
「花泥棒は罪にならない」などと信じている人がいるのは、困ったものだ。

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