HOME:広田せい子のハーブガーデン

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パプリカのイタリア風ソース

この前デパートへ行ったのは、いつのことだったろう。
おそらく4~5年は、ご無沙汰していると思う。

めぼしい買い物はネットで買うことが多く、
日常的な品は、すぐ近くのスーパーで充分間にあう。
新鮮な青果類は、農家や農協の直売所へ出かけるが、
旅の途中で立ち寄る道の駅なども、よく利用している。

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この巨大なパプリカは、れっきとした国産ものだ。しかも、1個がたったの50円。
卵のサイズと比較してみると、どれほど大きいかよくわかる。
長野県の「道の駅」に並んでいたが、どうやら買う人が少ないようだ。
私が20個ほど買ったら、生産者と奥さんがレジを済ませた私を、入口近くで待っていた。、

「たくさんのお買い上げ、ありがとうございます。
このパプリカ、あんまり大きくて不気味だからか、それとも韓国製と誤解されてのことか、
売れ行きがよくないんです・・・・。
よかったら、奥さんの利用法を教えてください」

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「私がよく作るパプリカのパスタソースは、イタリアンぽくて、けっこう評判ががいいのよ。
なにしろ簡単なのが、一番ですからね。

パスタが茹であがったらすぐにソースを掛けられるように、
ソースを先にを先にく作っておくこと。当たり前なんだけど、もたもたしたことがあるので・・・」

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作り方
① パプリカはたて半分に切り、種とワタをとる。

② 天板に皮を上にしてパプリカを並べ、焼き色が付くまで焼く。

③ 少し冷めたら表面の皮をむき、7~8ミリぐらいの短冊に切る。
  この時のジュースが甘くて美味しいので、水で洗わないこと。

④ 塩、こしょう、オリーブ柚、すし酢でドレッシングを作り、パプリカを和える。
  このとき手で混ぜると、ぐんと味がよくなる。

⑤ アクセントにバジルの葉を少々飾ると、お洒落な感じに。

*、このほか、オムレツに添えたり、オードブルの軽い一皿としても使える。
  瓶詰にして保存食にも。
  なにしろ色が美しいので、まさに食卓の華といえよう。


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昨日聞いた話

九州に住む、友人と久しぶりに長話をした。
子供の受験のこと、庭の手入れのこと、最近の異常気象のことなど、話は尽きない。

私が長野県の別荘へ、日帰りで行ってきた話になると、

「虫やらネズミやらが、我が物顔で住んでいたでしょう?」

「ええ、そうなのよ。カトラリーのケースやスリッパの中には、ネズミのウンチがぼろぼろ。
台所の引き出しにネズミの赤ちゃんが寝ていたこともあったわ。
もしかしたら、ネズミたちはここは自分たちの家だと思っているんじゃないかしら。
私たちを見て、あぁ、人間が来ているなんて思ったりしてね」」

話は熱を帯びて、ネズミ捕りの話になった。

「こちらでは、板の上にべたべたする強力接着糊を載せたネズミ捕りがあるの。

畑と野原の中に建てた家だから、
ネズミだけじゃなくてこの前は珍客がくっついていたのには、驚いたわ。
何だと思う? 黒い蛇がくっついていてね、
身をよじって逃げようともがけばもがくほど、動きが取れなくなるのよ」

「それでどうしたの?」

「夫は優しい人だから、蛇を助けることに決めると丁寧に蛇を扱って、
とうとうねずみ取り器から外したの。
それから、芝生の庭のほうへ持って行って、親切にも自由の身にしてあげた。
ところが、ところが事は思わぬ事態に」

「ねぇ、もったいつけないで、早く教えてよ。まさかカラスに食われたんじゃないでしょう?」

「それが。その「まさか」が、ズバリ的中」

「・・・・・・」

「蛇のねばねばは、カラスの中にもはいっているはず。そのカラスを食べる動物は、死を覚悟しなくては。

これも食物連鎖というのだろうか。
生きるということは、いかに厳しいものかを物語っている。

葉トウガラシの保存食

お盆が終わる頃、必ず作っていたのが「葉トウガラシの佃煮」だった。
ビタミンCに富み、少々辛味の残る佃煮は、
暑い盛りのおにぎりの具や、お茶づけ、冷や奴、箸休めなどに喜ばれるので、
家族が多かった時は毎年のように作っていた。

仕上がりの良否は、材料で決まる。
当時は近所の農家へ買い出しに行き、張り切って取り掛かった日々がなつかしい。

夫との二人暮しになってからは、しばらく作ってなかったが、
何んと、近くのスーパーで立派な葉トウガラシを見つけた。


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作り方は手間がかるが簡単だ。

まず、葉を枝から取る。実が混ざると辛くなるので、一応別に仕分けしておく。

汚れた葉やごみを除き、水洗いをする。

さっと熱湯にくぐらせてから流水につけて、あく抜きをする。

軽く絞り、葉が長いようなら包丁を2~3回入れて、ざっと切っておく。

すぐに食べ切ってしまう当座煮なら、市販のつゆの素などで軽く煮詰める。
ちょっと甘めだが、これなら小さい子供たちのおかずになるので、夏の味としておすすめ。

保存食用には、酒と醤油だけで煮詰めるが、とろ火でゆっくり煮ると葉が溶けてしまうことがある。
強火をうまく使い、出来るだけ短い時間で醤油の味を染ませるようにし、あまりいじらないこと。
水分が多い場合は、途中で鍋を傾けて水気を捨て、再び味を整えるとよい。

出来上がったら小さな瓶に小分けにして詰め、冷蔵庫で保存する。
保存袋に詰めて、冷凍庫で保存をしてもよい。
要は、意外に足が速く発酵しやすいので、大きな容器では使い切る前に腐敗しやすいため。


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日本酒にいかが?
上から、ちびトウガラシのさっと煮。
下左は佃煮、右は椎茸と昆布とちびトウガラシ。

食べる場合は、必ず、辛みの弱いトウガラシを使うこと。
小さくても辛いものがあり、胃を荒らすことがあるので要注意。

なお、葉と実を分けた時に出た青いトウガラシは冷凍しておくとよい。
青柚子が出た頃に、この青トウガラシを合わせて作った柚子胡椒は、
素晴らしい万能調味料だ。


蝉の命

今朝、目が覚めたらカナカナゼミが鳴いていた。

ミンミンゼミが鳴き始めて間もないというのに、台風のせいで涼しい日が続いたため、
季節の読みを、早とちりしてしまったのかもしれない。


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今年は、例年よりも数多く、セミの抜け殻が庭のあちこちについている。
カノコユリの花弁で目覚めたセミは、華麗な色の歓迎に驚き、
甘く濃厚な香りにむせたのではないだろうか。

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緑の小枝が差し交わすバラやブッドレヤの茂みにまで抜け殻が・・・、
こうしたブッシュ状の植え込みは、変身の場として最適らしい。


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煉瓦の目地を食い破ってまで、地上へ這い出る執念の凄さ。
その証拠がここに。


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太陽が顔を表す朝の4時。

7年近くも土の中で着ていた旅装を解き、正装をしているところ。
これからおよそ1週間の間に、恋人を見つけて求婚し、
愛の結晶を残さなければ・・・・・。

日も陰り、カナカナゼミの鳴き声が、
「(限られた命が)つくづく惜しい、つくづく惜しい」と聞こえてならない。


虹色の雲・彩雲

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先月の7月18日。
昼下がりの横浜で、彩雲とよぶこの美しい雲を見ることができた。

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調べてみると、彩雲とは太陽の近くを通りかかった雲が、虹色に彩られる大気現象の一つだそうだ。


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この雲を見て、すぐに思い出したのは、飛天とよんでいる実家の本堂入口の上の壁面だった。
それは、美しい雲に乗った天女たちが、
楽器を奏でながら舞い降りてくるシーンを、浮き彫りというのだろうか、
彫刻した木材に彩色を施して表現してある。、

ゆったりとした襟元や袖口が大陸風で、
雲の上で裳裾が風で翻っている様は、タイムスりップしたような不思議な感じだ。

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彩雲は、瑞兆とも慶兆ともいい、めでたいことを表すという。。

喜ばしいことが起こる先ぶれだから、また、見たいものだ。
焦らずに構えていれば、いつかきっと良き日も来ることだろう。

夫が撮って置いてくれた写真を見ながら、久しぶりに実家の飛天を思い出していた。





青い蝶々

来春のカタログが、あらかた届いた。

この頃は、インターネットのカタログも多くなった。
置いておく場所をとらず、透過光線で見る写真はとても美しい。
そのうえ、注文と送金のために郵便局やコンビニエン・ストアへ行かなくとも、
ワンクリックでことが済む。

まことに便利なのだが、私はカタログが好きだ。
まず、ぱらぱらと流して見る。
気になるアイテムにポストイットやシールを貼ったり、折り目をつけるほかに、赤線を引く。
最終的には何冊も並べて、計算機を片手に納得がいく価格を見つけたら、ネットで注文する。

だが、いつもこんなに冷静ではない。
好みのアイテムを見つけたとたん、「待ってました」とばかりに後先のことを忘れ、
クリックしてしまうことが多いのだ。

特に「残りあと2株」とか、「当分入荷の予定なし」、「限定」、「選ばれたあなただけに」
などという殺し文句には、ころりと負けてしまう。

毎シーズン、多くの店に注文をしているが、必ず忘れないように気をつけている種子がある。
それはひじょうにきれいなブルーと、ツートーンカラーの古典的なキュパニというスイートピーだ。
種子は採れるのだがやはり新しく求めたもののほうがよい花が咲くので、ささやかなな贅沢をしている。


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スイートピーは、秋蒔きにするとゴールデンウィークの頃から、春まきだと梅雨頃に開花する。
ばらのアーチの下や、ウッチフォードの大きな鉢に植えた2種類の花は、いつの間にか一体となって、
眺めているだけで飽きない。


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大好きな大好きなブルーのスイートピー。
花壇に植えて眺め、花束に使うほかはとりたてて利用法を考えることもない。
もしもこの花が咲かない初夏があったら、
何か忘れ物をしたようで、ずいぶん淋しい日々になるに違いない。


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キュパニ(Cupani)を知ったのは、10数年前に訪れたイギリスの古い庭だった。
この古典的な花は1699年にイタリアの修道院でキュパニ修道僧によって発見され、
英国へ送られた古い栽培品種の一つだとか。
芳香が強く、青紫の濃淡に染まった花が風に揺れると、まるで蝶々が飛び交うよう・・・。

今、欲しくてたまらないスイートピーがある。
その名は・・・・。

勝手にしやがれ

のどが渇いて、夜中に目が覚めた。

「何時かな?」
時計代わりにテレビのスイッチを入れてみると、白黒の映画の画像が現れた。

ブレッソンの写真を見るような街だ。
聞こえる言葉はフランス語。
そして、どこか意識の底に眠っていたようなシーンが映っている。

カメラは後方から斜め俯瞰で、
ベリーショートの髪の、少女の襟足をなめていく。

モダンジャズっぽいといったらいいのだろうか、BGMはいかにも実験的な演奏に聞こえる。

少女がこちらを向いた。

「あっ、ジーン・セバーグ! それならこの映画は、“勝手にしやがれ”だわ」
半分寝ぼけていた頭が、急にシャンとなった。

私が中校生の頃、フランスの映画界にヌーベルバーグの流れが台頭し始め、
若手の映画監督が張り切って、新しい波に向かって挑戦していた。

あの当時、キネマ旬報の愛読者だった私は、高校時代には背伸びをして映画研究会の周りをうろうろし、
記録性とか即興性とか、青くさい議論をしていた先輩達が眩しかった。、

私はただファッションや音楽などに、心を奪われていた。

今でもはっきりと覚えているこの映画のシーンは、(途中から見たので見逃したが)冒頭のあたり。
ジーン・セバーグが「ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン」と、大きな声で叫びながら、
新聞を売っている姿だ。
新聞は二つ折りにし、肩から斜めに懸けた幅広のベルトに挟んであった。

ぴったりとした7分丈のパンツにペッタんコの靴、
だぶだぶの男もののTシャツを着て、ベリーショートの金髪・・・。
少年のような魅力を秘めたこのようなユニセックスのタイプは、当時は珍しかったっけ。

うとうとしたのだろうか。ベルモンドが盗んだ真っ白いオープンカーに乗り込んでいる。
そうだ、この映画は3時間以上もかかるほど長いことでも有名だったことを、思い出した。

それにしても、50数年前のことをよく思い出せるものだ。
どれだけ覚えていたか、近いうちにビデオを借りてきて試してみようかな・・・。

もちろん,「悲しみよ、こんにちは」も一緒に借りるつもりだ。
あぁ、あの肩を出したホルターネックのワンピースは何んと素敵だったことだろう。

小鳥が啼き始めた。
それでは、勝手にもうひと眠りを・・・。



暑ーい日にはマルベリーの飲み物を

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「暑いわねぇ」が、「こんにちは」のあいさつ代わりになる毎日だが、
今日はいくらか涼しい朝になった。

今朝の起きぬけの飲み物は、7月頃に作っておいた自家製のマルベリーージュースだ。


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はてな、マルベリーって何だっけ? と首をかしげる人がいるかもしれない。
これ? なあんだ、桑の実じゃなぁい? 


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そうです、よくご存じで。
でも、これは「西洋桑の実・マルベリー」の名前でリストに載っていたのを、通販で手に入れたもの。
上の写真が実物大だから、これまでの蚕用の桑の実の2~3倍は大きいのが特徴だ。
毎年よく実がつくし、甘みもあるのが気にいっている。


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収穫を始める7月頃は、1本の樹から毎日このぐらい摘め、
次第に量も増えて行く。。


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未熟な赤い色の実は酸味が残っているので、もう少し待つこと。

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果実が全体に赤黒く熟れ、このぐらいの色になったら摘み取る。
ファスナー付きのの冷凍保存袋へ入れ、袋の上からつぶすと簡単にジュースがとれる。

適当な甘さになるように砂糖を加え、冷蔵庫で保存しておく。
2~3日分が溜まったら冷凍庫へ移し、好きな時に溶かして利用する。
ジュースは冷水や炭酸水、エールなどで割り
、搾った残りはジャムにしてヨーグルトなどにかけると、
きれいなワインレッドのトッピングになる。

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