HOME:広田せい子のハーブガーデン

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See You Soon

ブログを書き始めて2年半、
毎日欠かさず書いたのが、今日でちょうど1年半になった。
軽く軽くと思っていても、
毎回「長編随筆的日記」になってしまうのが悪い癖・・・。
たいへんだったけれど、
わくわくしながらの楽しい時間だった。

書きたいことは山ほどある。

けれども、ここでリニューアルし、
できたら美しいエッセイを書いていきたいと思っている。

このスタイルは今日で最期になるが、
不定期で、
お知らせなども含めた、私らしいページを考えているので
ときどきのぞいてみてほしい。

Many Many Thanks !!! &  See You Soon !!!

           広田 靚子
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酸っぱい宝石・サワーチェリー

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バスケットからこぼれた真紅の宝石は、
ルビーでもガーネットでもない。「サワーチェリー」という果実だ。
名前の通り、酸っぱい味のさくらんぼで、日本ではまだめずらしい。

長野県の小林祐三先生から分けていただいたが、何と美しいのだろう。
食べてしまうのがもったいない・・・。
ヨーロッパでは、爽やかな酸味があるこの果実を、
ジャムや果実酒、お菓子のフィリングなどに用いている。

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最初はチェリーパイを作るつもりだったが、
アーミッシュのレシピを思い出して、
Fruit Cobbler(フルーツコブラー)を焼いてみた。

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ビスケットの台の上に、種を抜いたサワーチェリーを並べ、
グラニュー糖を振りかけて、180度で50分焼く。

オーヴンから漂い出る甘酸っぱい匂いに、でき上がりが待ちきれない。

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もしも、チェリーが少ないときはイチゴやブルーベリー、
マルベリーなどをミックスするとよいし
酸味が強過ぎるようなら、ホイップした生クリームや蜂蜜をかけても。

でも、この酸っぱさと色が一番の魅力なのだが・・・。

うちにある2本のサワーチェリーに、
ルビーのような実が早く生ってほしい。

黄色いユリのパワー

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梅雨とはいえ、毎日こうじめじめしていると、
気分も滅入ってくる。
こんな時には、少々の雨でも庭へ出てしまうことにしている。

クチナシとマートル(銀梅花)は今が花盛りで、
傍まで行かなくとも、花の咲く場所を香りで教えてくれる。
いろいろなタイプのバジル類は、
日照時間が少ないためか徒長気味だ。

ここ数日来、黄色のユリから元気をもらっている。

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このユリは6月に入ると、ぐんぐん伸びて2メートルを超した。
日に日に膨らむ蕾を数えるのも、嬉しい。
6月25日の写真と比べてみると、よくわかる。

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梅雨空に黄色はよく映えて、
見ているだけでも気分が晴れ晴れとしてくる。
強い香りも、「よーし、がんばるぞ」の気分になるから不思議だ。
黄色のユリにはまだまだ蕾があるし、間もなく白いカノコユリ、黄金カノコユリ、赤カノコユリ、カサブランカが咲く。

その頃は、もう夏休み。
間もなくセミの声が聞こえるかも・・・。

明日の夜のおすすめ番組

BSジャパンのテレビで、たいへん注目を集めている番組がある。
それは「写真家たちの日本紀行」というシリーズだ。

毎回、日本を代表するカメラマンがテーマを決めて旅人になり、
写真家ならではの目と技で切り取った、圧倒的な量の作品と、映像によって、
「未来に残したい日本」を記録するという内容だ。

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いよいよ明日は、「広田尚敬が撮る 北関東~秩父鉄道の旅~」
と題した番組みが、19:30~20:00にオンエアされる。

旅の進行とともに、広田の撮った作品も番組内で次々と発表するので、
どうぞよろしく。

なお、2回目は7月5日(土)の同じ時間に。


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上の写真はほんの一例。
心に染み入る叙情的な作品、プロにしか出来ないテクニック、
人間のやさしさなど、を魅せてくれるだろう。

ゴム靴を履いたシンデレラ

軒下に出したままだった庭用の靴を、
片付けようと手を伸ばした。
昨夜来の雨水が、靴の中に溜まっている。

水を捨てようと靴に指を入れて持ち上げる寸前、
人差し指の先に何かが触った。

?  ?  ?

硬いようで柔らかく、ぬるっとしているようでそうでもない。
でも、何か生き物・・・・。
と、冷静に(?)なったつもりでも、
中のものがチラっと見えたとたん、
体が硬直してしまった。

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ナ、ナンと小さなガマ蛙が、こちらを見ているではないか。
皮膚の色はつや消しの黒に近いダークグレイ、
斜め後ろから見ると額の辺りは三角形で、目の縁取りは金色だ。
落ち着いて眺めているうちに、親しみが湧いてきた。

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わが家の敷地内には、このガマ蛙一族だけで他の種類はいない。
おそらく私たちよりも早くから、ここに住んでいたと思われる。
植木鉢の下、樹の根元、草むらの中などが彼らの住処だ。

シンデレラ姫は、お城にガラスの靴を残してきたというのに、
うちのカエル姫は、ゴム靴に棲んでいた。
この靴はあなたのもの、ここに長く住んでいてね。

トマトも元気

梅雨の晴れ間はありがたい洗濯日和だが、
ハーブや野菜にとっては、へたをすると大変なことになりかねない。

特にセイジやラベンダーのように、細かい毛が密生しているハーブは、
葉の水滴が乾かないうちに強い日差しを浴びると、
水滴が湯になって葉が真っ黒に蒸れ、寿命を縮めることが多い。

トマトも風通しが悪いと、蒸れて病気になりやすくなったり、
害虫が発生することがある。
いつもそばにいて見守るに越したことはないが、
家を空けた時など心配で仕方がない。

今年から庭が半分になってしまうので、
トマトは数を10種類に抑え、すべて10号のスリット鉢に植えた。
幸いなことにトマトも異常なし。
花芽も順調にあがってきている。

白、緑に濃い緑の縞模様、オレンジに赤い縞模様、黄色、朱赤、
黒、赤紫、桃、オレンジ、赤に黒のぼかし。
今年のテーマは、果肉でなく外皮の見かけの色を楽しむことにした。
上に書き出したのがその色である。
初トマトは何色になるか、
これを当てるのが、わが家のささやかなギャンブルだ。

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ユリの花が今日にも咲きそう・・・・。
これはクリーム色だと、わかっている。


留守の庭

旅行をしていて気になるのは、留守中の庭だ。
テレビで横浜の天気予報を調べ、雨だとわかっていても、
機内放送を聴き、羽田で雨が降っていたので、ようやくホッと安心した。

家に着くなり、雨の中を庭へ。
出かける前に地植えの樹を鉢に植え替えたり、苗を鉢上げしたので気がかりだったのだ。

ざっと見たところ異常なし。

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ガーデンキャットのマリコのことも心配だったが、妹が餌をやりに来てくれたようだ。
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バジルも元気で大きくなっている。
梅雨空に、あらためて感謝しよう。

自炊をしたくなる日曜市

帰宅する日を日曜日に決めたのには、わけがある。
日曜市を夫に見せたいからだ。
高知市にはたしか水曜日を除く毎日、何処かの街角に市が立つ。
野菜、果物、魚に乾物、苗木に弁当、お菓子、薬草茶、刃物、銅の細工物や手作り小物、骨董品、子犬や子猫小鳥まで売っている。
いわば、道の両側にテナントが引っ越してきたようなもので、日常生活の食の部分は大体ここで間に合うのではないだろうか。

各曜日の中でもっとも大規模で楽しいのが、日曜市だ。
お城まで続く約1キロの通りの両側にびっしりと店が並ぶ。
私たちのように県外の観光客のために、宅急便屋が出向しているので、帰りは手ぶらで帰れる。だから、注意していても買い物に歯止めが利かなくなってしまうのが怖い。

魅力なのは、その朝採れた新鮮なものを超安い値段で買えることと、育てた人の顔が見えることだ。
元気のよい土佐弁が飛び交う中で、買い物をしているとここにあるものを全部試食してみたい誘惑に駆られる。夫もそのようで、「自炊してみたいね」と嬉しいことをいってくれた。

右に左に蛇行しながら楽しんだshopping & watching の中から、雰囲気や珍しいアイテムを紹介しよう。


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行列のできる店もあり、買い物や冷やかしの老若男女でにぎわっている。

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ハーブを売っている近森さんの店。こんなに素晴らしいバジルの苗が100円也。

n-03_20080808125749.jpg 甘くて美味なるトマトやカボチャ、いろいろな品が並ぶ八百屋さん。

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安い!新物のニンニクが1個100円なので、10個ゲット。

サツマイモの苗。違う店では、皮をむいたサツマイモの茎を束にして売っていた。きんぴらが美味とのこと、

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塩漬けをもどしたイタドリ。油揚げやさつま揚げと煮た味にはまってしまった。




皮をむいてさっと茹でてあるカボチャの茎。煮物やテンプラに最適とか。



いかにも自家製らしい、大小取り混ぜた小夏が、これで100円。



これも100円。口の中でジュースがほとばしる枇杷は、今が旬だ。



何ともいえない上品な甘さと酸味のヤマモモ。あぁ、もう一度食べたい!!!

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元気なエゴマの苗2本で100円。4本買ったが、6本分の価値がありそう。



いつも買っている乳酸菌に詳しい糠漬け専門の店。1~3年物がある。

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タケノコの中に寿司飯を詰めた珍しいお寿司。次回の目標はこれ。

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お盆用のたいまつ。油がありそうな木だからよく燃えそう。試してみたい。



日本ミツバチが1年がかりで集めた数種類もの花の蜜。3000円と高い値段だったが、そそられるものがあり、購入した。



見事な鯖のまるまる一尾で寿司飯を巻いた鯖寿司。関東では見たことが無いので、これも次回のターゲットに。

これはほんの一部だが、
夫が興味を抱き、この町が好きになったようだ。
全部試してみるには自炊がよかろう、などと夫が言う。
土佐の高知は、またいつか来てみたい町である。

安らぎの農園

今から何年前になるのだろう。
「アットイーズまるふく農園」というところから、電話があった。
「は?」思わず考え込んでしまうほど、妙な組み合わせの名称だ。
英語 の?At ease’はお気楽にとか、ごゆるりと、などといった意味で、
昔風の屋号「まるふく」とまったく対照的である。

しかし、何度と無く高知を訪ねるようになってから、
このネーミングの謎はすぐに解けた。
このハウスの中では、自然を活かした栽培法によって、
さまざまなハーブが香り、ゆったりと時間が過ぎていく。
これは文字通り、まるふく(幸せ100%)で、At ease (ゆったりとくつろげる)。すなわち、癒しと安らぎの農園、といえるのではないだろうか。




広いハウスの中は、ハーブの香りのミックスチャー。
長男のKENTA君が、熱意を持ってハーブ栽培に取り組んでいる。



私がプレゼントしたカレーリーフの樹がこんなに大きくなった。
ホテルオオクラに納品したことが自慢だ。



甘い芳香を、惜しげなく漂わせる白花のヘリオトロープ。



土佐の伝統野菜のリュウキュウを、自宅から持ってきてくれたナオミさん。



土佐で育った人々のお袋の味は、この「イタドりの油炒め」。
しゃきしゃきとした食感が、たまらなく美味しい。



ヤッコネギと若布のぬた。ヤッコネギも土佐独特の細めの短いネギ。



島田シェフによるバルサミコとフォンドボーで煮込んだ、豚の角煮。
「さすがプロの味」と夫が絶賛していた。



宇宙へ持参した酵母で醸造の「宇宙シラギク」。
ワインのようにすっきりした味だった。



ハーブが人を呼び、人びとの笑い声がハーブを育てる。
そんなことを考えさせられた、和やかで幸せな時間が流れていく・・・。
右の一番手前がオーナーの楠瀬康博さん。

ちょっぴりジョン万気分

朝9時。ホテル日航の裏手にある船乗り場から、
浦戸湾一周のクルージングに出発!
メンバーは、まるふく農園の楠瀬朝子さんと友人たち、島田シェフと夫だ。

太平洋に注ぐ鏡川には自家用船がずらーっと繋留されていて、なんともリッチな感じ。
しだいに川幅が広くなるにつれて、両岸の景色も変化する。
それにしても、山がすぐ近くにあり、大海原の海と親しめる高知がうらやましい。

数多くの橋の下をくぐり、湾の外に出た。
さすがに太平洋の波は高い。
木立ちの中に見え隠れする坂本竜馬の像をはるかにのぞみながら、
ちょっぴりジョン・万次郎気分を味わった1時間半の旅であった。







ハーブの友達とクルージングを満喫。
遊覧船の発着場は、ホテルののちょうど裏側に当る。


モネの庭から蛍の宿へ

羽田を8時50分に飛び立ったA300は、あっという間に高知竜馬空港へ着いた。
出迎えてくださったのは、川上さん。
彼は高知県東部の北川村にある「モネの庭」の、育ての親だ。

印象派のクロード・モネが暮らした館と庭は、フランスのジェベルニーにある。
ここをそっくり真似したという北川村の庭を、私が最初に訪れたのは、
淡路花博があった2000年の春のことだった。
しかし、出来立てのほやほやの庭には違和感があり、
過疎に悩む北川村が考え出したアイデアとはいえ、見るには辛いものがあった。
(開園までのストーリー http://www.kitagawamura.net/monet/kaien.htm

2回目は、2006年の秋。ずいぶん庭らしくなっていた。

そして、3回目が今日である。
川上さんの案内で、園内を巡るにつれて、
愛情を注がれた庭は生長するものだということを、あらためて実感できた。



「まるで絵のような」というほめ言葉が、ぴったり・・・。
奇しくも、熱帯性の青い睡蓮が咲き始めたばかりだった。


ニコチアナ、カタナンケ、ナスタチューム、ラグラスなどが渾然一体となってうつろい、すがれていく夏の日。自然が織りあげたタペストリーは美しい。







この春、地中海に面した南仏らしい「光の庭」ができた。中央が川上氏。







園内では野鳥のさえずりや虫の音が、まるでナチュラルサウンドのBGMのよう。風が通り抜けるガゼボでのおしゃべりも、楽しかった。赤い実は、園路に落ちていた熟れたヤマモモ。

じっくりと見てまわったために、花の庭を見る時間も食事をする時間もなくなってしまった。次回は花の庭から、スタートしよう。


高知のハーブ仲間というのは、
市内でハーブ専門の「アットイーズまるふく農園」を営んでいる楠瀬ご夫妻と、
ホテル日航高知旭ロイヤルの総料理長島田ご夫妻、を中心とした友人たちである。
今夜は、地元の採れたての素材を活かした創作料理で有名な「オーベルジュ土佐山」でみんなと落ち合い、夕食をいただいたあとに、蛍を見るという趣向だ。

オーベルジュという名にふさわしい、モダーンな建物なので、
イタリアンかな? あるいはフレンチ?と想像していると、
意外なことに、おしゃれな「和」のコースだった。
季節感と地域性を感じさせる素材の吟味はもちろん、器といい、強弱をつけたサービスの緩急といい、たいへん結構で、きっと予約が一杯に違いない。



右から夫・尚敬、島田シェフ、オーベルジュの方々と。

さぁ、この旅のメインイベントの蛍観賞の時間だ。
蒸し暑くてじとーッとする夜は、蛍日和とか。
渓流に沿った真っ暗な道を進むと、きらきら光るものが点滅し、山側の林の中を移動している。
わっ、蛍だ、蛍よ。手のひらに載せてみると、1cmに満たない長さ、幅3mmほどのヒメボタルで、
力強く光りながら飛行距離が長いのがゲンジボタルだった。
珍しいオバボタルも教えてもらった。
これはヤゴのような形をした2cmほどの幼虫で、
尻尾の先端の2点に発光装置を持っている。

「大人の夜遊び」はなんと楽しいのだろう。


初夏の高知へ蛍を見に

「コッチ(高知)ノミ~ズハ甘~イゾ」
な~んてお洒落な言葉にのせられて、
今日から3日間、夫と土佐の高知へ蛍を見に行くことになった。

蛍を最後に見たのはいつだったろう。
高知のハーブ仲間から、源氏蛍と姫蛍を見せたいというお誘いがあったとき、
急に子供時代を懐かしく思った。

風がやんで、妙にじとーっと蒸し暑い日の夜に、蛍はよく飛ぶ。
渡辺医院の脇の大川を少し下り、古い橋の辺りへ行くと、先客がいたっけ・・。


高知にはハーブのご縁で、親しくしている友人が少なくない。
どんなことが待ち受けているか、楽しみ楽しみ。

それでは、行って来ま~す。

りチュウム乾電池の恐怖

一昨日、1月2日のブログを読んだという、
NHKの報道ディレクターから電話があった。

元旦の夕方、ファミリーが揃って新年を祝う食卓に着いた時、
新品のDVDプレイヤーが、目の前で爆発した!!!
これは3人のお嫁さんから私への新年プレゼントだったのに、
恐怖の思いでとなってしまった。

詳しくはブログに記してあるので割愛するが、
NHKでは、こうした事件の元凶はりチューム乾電池にあることを、
事例を挙げて報道し、注意を喚起するのだという。

そして、今日の午後3時からわが家で撮影が行われた。
私は夫に合いの手を入れる役割ということで、隣に座ったものの、
どんな映像になっているやら・・・・。

6月24日(火)のNHK総合テレビ「ゆうどきネットワーク」4時30分から。
思い出したら、どうぞ。



桑の葉の新茶

朝の8時半から、3人の庭師さんたちが働き始めた。
長男が敷地内に家を建てるので、庭の整理をするためである。
鋭利なはさみの音、重い物を動かすのだろうか、調子を合わせる掛け声・・・。打合せどおりにきびきびと働く姿が、居間から見える。

職人さんたちにとって、10時と3時のお茶は、
体を休め、水分を補給し、さらに気分転換の場として楽しみな時間だ。
私も現場で働いた経験があるので、よくわかる。


お菓子は好きなものを選べるように、数種類のミックスに決めた。
お茶は何がいいだろうか。
紙コップとペットボトルの大瓶を出してしまえば簡単だが、気が引ける。
これから何回か
お茶を出すことになるから、
この庭で採れたお茶シリーズではどうだろう。

ミント、ローズマリー、レモンバビーナ、西洋菩提樹、桑、ドクダミ、ゲンノショウコ、セイジ、マロウはすでに新茶ができている。
そうだ、先週摘んでドライにした美しい緑色の、桑茶にしよう。
まろやかで香ばしいお茶だから、きっとびっくりするに違いない。
桑のお茶は部位によって薬効が異なり、
葉は発汗促進で冷却作用があるという。

ワッと汗をかいて、
体が涼しくなれば庭仕事もはかどるというもの。

さぁ、お茶の用意をしよう。

魔女から届いたズッキーニ

朝の8時半、
八ヶ岳の南麓から、2段重ねの箱が届いた。
箱を開けると、
クマリンノ香りを秘めたスイートウッドラフの苗と、
高原の朝露に濡れた採りたてのズッキーニがたくさんはいっている。
本当に露を結んでいるので、朝露と錯覚してしまったが、
これはクール宅急便のせいだった。







それにしても、
夕方の便で出した野菜は一晩涼しいベッドで休んだだけで、
朝採りとまったく変わらない。

黄金色の花を冠のようにつけた、ズッキーニのクイーン、
最高に贅沢な小指よりも細い生まれたての、ベイビーズッキーニ。
コロンと真ん丸な形が可愛い、ボール型のズッキーニ・・・。
ころがり出る野菜たちの、何と元気なことだろう。

これは6月8日に記した「ポジテブシンキング」のMさんが育てた野菜だ。
彼女はこのほかに、ジャガイモとサツマイモ、豆、トマトなどかなりの種類を植え、
珍しい西洋野菜も栽培している。
薔薇もきっと100種ぐらいはありそう。クレマチスやクリスマスローズのコレクションと、
西洋の宿根草も家の周りにか植え、四季折々に咲く花をく心から楽しんでいる。
外仕事ばかりではない。
パンやケーキもこだわりを持って作り、和菓子はお手の物。
縫い物は職人並みの腕前で、7年がかりでセルフビルドで家まで建ててしまった。
さだまさしの大ファンの彼女は、友達想い。
小さな動物たちにも深い愛情を寄せている。
近くの桃農園のお年寄りをボランティアで助け、
米作りを手伝う働き者のMさんは,元の仕事の関係もあって、
児童文学にも造詣が深い。
こんなマルチ人間がいるはずがないので、
彼女はおそらく日本には何人もいない「魔女」ではないかと、にらんでいる。

かといって、Mさんと会ったのは数えるほどで、
ここまでの知識は毎晩楽しみにしている彼女のブログを、組み立てたものだ。

http://plaza.rakuten.co.jp/cottagegarden/diary/

(八ヶ岳の)南の魔女さん、ズッキーニをご馳走様!
あまり張り切って、箒から落っこちないようにね。

シャオちゃん、また来てね

午後2時から、わが家で「週刊朝日」のインタビューが行われた。

同誌の「親子のカタチ」という連載企画に、
夫・尚敬と次男・泉が、鉄道カメラマンの道を歩む親子として掲載されるのだという。
梅雨の晴れ間の蒸し暑い日なので、
爽やかな風が吹く西洋菩提樹の木陰に、取材場所を移したのは正解だった。

ガラス戸越しに対談風景を眺めながら、
次男のお嫁さんと、連れてきた猫のシャオと、のんびりタイムをすごした。
それにしても、シャオは何と魅力的な猫に生長したことか・・・。
均整の取れた堅肥りの体躯、ものおじしない堂々とした態度、
シールポイントの色の深さと、美しいグラデーション・・・。
サファイヤのような瞳で見つめられると、引きずり込まれそうな感じがする・・・。
いつの間にか謎をかけられたセイコオバサンは、
シャオのために「リバティー生地の首輪」を作ってあげることを、約束してしまった。







取材後、庭の丸テーブを囲んでお茶となった。
父の日の贈りものとして、次男たちが持参したのは
パテシェの尚さん作「サワーチェリー入りプディングのカラメルブリュレ」。
これまで彼女の作品(?)を何種類か味わったことがあるが、
センスのよさと、技術のたしかさ、そして優しさが溶け合った素適なお菓子だと思う。

いけない! ケーキの写真は撮ったのに、
シャオの写真を撮るのを忘れてしまった。

また来てね、シャオちゃん。

ブルーベルは青い球根

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今まで、球根を掘りあげたことがなかった。
つまり植えっぱなしだった。

2週間前、植え替えのため、
ブルーベルを掘って、洗ってみたら、
茹で卵のような球根だった。

平らなバスケットに広げ
カビが生えないようにときどき天地を返しながら、
乾燥させていたら、
いつの間にか、青紫色に変わっていた。

花の色と根茎は関係があるのだろうか。


昨日だったら・・・



昨日は13日の金曜日だった。
縁起をかつぐわけではではないが、
やくらいから帰る日なので、何事もないようにと思っていた。
東北新幹線古川駅から、8時35分発の「はやて6号」に乗り、用事があった大宮で降りたが、幸いなことに無事だった。
それが当たり前のように思っていた。

今朝のテレビを見ていたら、やくらいの近くが震源地で、
東北地方一帯に大地震が起きているではないか。
刻一刻と深刻さを増す被害の状況が報道されていく。

もしも、昨日のとおりのスケジュールだったら、
地震に会わなくとも新幹線に閉じ込められていたことになる。
シャトル輸送の場所まで線路を歩かなければならなかったとしても、腰痛の私には辛いことだったろう。

今日でなくてよかった。
もしも昨日だったらと思うと、ぞっとする。
それより怖いのは、関東大震災のエックスデイが近いのではないか・・・。
簡単に口にしていたが、
本当に「天災は忘れた頃にやってくる」のだ。

備えを何とかしなければ、と切実に思っている。

柳の下に寝ころんで

やくらいガーデンには、
やくらい山の伏流水による泉と、池が二つある。

私の好きな場所は、
水辺のワスレナグサが群生している、下の池だ。
いつもしているように、柳の下のベンチに寝ころんでみた。





目に入るのは、頭上で風の言葉を空に書き写すしなやかな柳の小枝、
耳に届くのは、風の音とウグイスのさえずり・・・・、
ホトトギスにヨシキリ、ときどきカッコーの歌も聞こえる。

目を閉じると、芝生を刈った後の干草の甘い匂いがする。
あぁ、何と懐かしいことだろう。
夏休みも間近な学校からの帰り道を思い出した。

一番星が出るまで、いつまでもここにいたい不思議なところ・・・。
やくらいガーデンの自然の中には、
秘密の場所がいくつもある。

薔薇園芳香逍遥

やくらいガーデンは、薔薇の香りに満ちていた。

我が家の庭ではとうに終わってしまった薔薇にここで再開できるのは、
フィルムを巻き戻すような不思議な感覚だった。



紫玉(5/27日にアップ)によく似た
オールドローズのカーディナル・ド・リシュリューは、
青みがかった薔薇色の花を無数につけて、咲き誇っている。
ルドウテが描く薔薇を思わせる古典的な花容や、強い芳香、魅力的な花色の
イングリッシュローズの数々は、これからが見頃だろうか。



デヴィッド・オースチンの作出によるイングリッシュローズは、
日本に総代理店が出来て需要が高まり、
今でこそポピュラーになったが、
やくらいに植えた初期の苗は個人輸入で入手したものであった。

私がイングリッシュローズを植え始めたのは、さらに遡る。
カタログを手に入れ、ファックスで申し込んでみたが、
日本の個人へ、根付きの植物を送ることは出来ないという返事だった。
おそらく、ロイヤリティーのトラブルでもあったのだろうか。
けんもほろろの返事だった。
アメリカの友人へがっかりしたことを手紙でぼやいたら、
思いもよらない凄いアイデアと協力体制で、
1週間もたたないうちに薔薇の苗が届いた。

その方法とは、
アメリカの友人がイギリスへ注文し、
届いた苗を日本の某基地勤務の軍人用特急便にし、
日本に着いた時点で宅急便を使ったのだ。
大西洋と太平洋を見下ろしながら、
我が家へやって来たあの時の薔薇たちは、
ヘリテイジ、フェアビアンカ、サー・ウオーター・ラレイ、グレアム・トーマス・・・・。
バラの香りに包まれながら、20数年前の薔薇事情を思い返していた。

やくらいには、イングリッシュローズの全品種をコレクションする予定だが、
あと1割ほどたりない品種がある。

前から手配をしているので、全部揃う日もそう遠くないことだろう。

いざ、やくらいへ



これから、
東京駅発11:40の東北新幹線「やまびこ51号」で、
やくらいガーデンへ。

行楽ではない。
ガーデンのチェックと来年のプランニングという仕事のためだ。

かつて、パイロットファームという国策のもとに、
酪農推進の牧場とした広大な場所が、
もろもろの理由から荒れ果てたままに打ち捨てられていた。

東北新幹線の古川駅から西へ車で45分。
やくらい山のふもとは、
今から20年近く前は原野のようだった。
埋まるほどの笹やブッシュの中でゾーニングをし、
ガーデンを作るために通った思い出の道を、今日もたどれるのが嬉しい。

関東より一月遅れて、今頃はオールドローズやイングリッシュローズが
香っている頃・・・。

願わくは雨が降らないことを、
しかし、日に焼けないことを・・・。

写真は
今朝摘んだ桑の実と、
一足遅れて咲き始めた愛らしいザ・フェアリー

花の香りがする搾りたてハニー

取り寄せ便には、当たり外れがある。

だが、この蜂蜜は花丸付きの大当たりだった!!!




「昔ながらの夏みかん」と一緒に取り寄せた、
透明なトロ~りとしたトパーズ色の蜂蜜をなめてみたとたん、
花の香りが口の中にひろがった。
それはどことなく懐かしい,やさしい香りで、
妹たちと日が暮れるまで遊んだ幼い日々に戻るような、
幸せなテイストだった。

この「観音山フルーツガーデン」を知ったのは、
料理好きの友人からいただいた国産レモンがきっかけだった。
教えてもらったホームページを開いてみると、
ここは紀州にある専業農家で、
柑橘類の農園を始めて現在は5代目と6代目とか。
農園や作業中の家族の写真から伝わってくる雰囲気が、
和気藹々としていて、じつにいい。
私はこれまでセミノールと夏みかんを2度、
そしてミカンの絞りたて蜂蜜を取り寄せてみたが、
品物のきれいなこと(正しく育っているという意味)や、
対応の速さに、感心している。
HPをじっくりと見ていると、柑橘類のほかにも桃や無花果など、
1年中注文したくなるようなアイテムがずらりと並び、
果物フェチの私は、はまってしまいそうだ。

注目しているのはレモンツリー。
1mと2mの2種類があり、2mのものは大人3人がかりで掘りあげ、
送ってくれるという。
1mが4980円、2mは29800円で送料無料!!!

今、わが家にははみ出すほどの果樹があるのに、
目移りがして困っている。

http://www.kannonyama.com

ニオイスミレの種子採り物語

気がついたときには、あとのまつり・・・。
よくあることだ。
「今年こそはスミレ類の種子を採取するぞ」と毎年のように思いながら、
いつもいつも「あとのまつり」だった。

腰痛による「休養・休業・宣言」をしたおかげで、
今年はゆっくりと庭の観察を楽しんでいる。
今までのペースでは、雑誌もテレビも単行本も、すべてが3~4ヶ月先、時には1~2年も先の仕事をしていたから、スミレの種子が飛ばない前に採取するようなゆとりはなかった。

スミレの中でも、私は大好きなニオイスミレのコレクションをしている。
毎年のように、シーズンオフの2月から3月にかけて種子を春化し、3月末に蒔くことを続けてきた。
春に開花の喜びを味わっても、仕事がハイシーズンの初夏に閉鎖花が種子を結んでも、気がつかなかった。



この丸いものが閉鎖花。この中に種子が詰まっている。
このままにしておけば、種子が飛び散ってしまう。




危機一髪。種子がはじけて飛んでいってしまう前に、容器へ入れて紙を被せた。
一晩でこのくらいの量の種子が・・・。




生まれたての小さな命。

ちなみに、今回の採取量は179粒だった。

乾燥剤とともに瓶に入れ、冷暗所で保管すること。



ポジティブ・シンキング

昨日は水茄子をいただいた嬉しさを記した。
肝心の誰から頂戴したかについて触れなかったのは、
ある話をしたかったからだ。

彼女の名前はFさんという。
園芸仲間であるMさんの友人で、何度か電話で話したことはあるが、Fさんにはこれまで一度もお会いしたことはない。

数年前、Mさんから次のような依頼があった。。
「私の友達に、がんの宣告を受けたFさんがいます。
彼女は最期の旅になってもかまわないから、どうしてもプロヴァンスへ行きたい・・・というので、付き添ってあげようと思います。
つきましては、南フランスやプロヴァンス地方の参考書を貸していただけませんか」
細かいことは忘れたが、このような内容だったと思う。

このとき感じたのは、
がんを告知されても、取り乱すことなく、片道10数時間もかかる南仏へ出かけるFさんの勇気ある決断。そして長い道中、病いと闘う友人をサポートし、美しいプロヴァンスを見せてあげる強い友情の絆に、胸が熱くなった。

段ボールに一杯の資料や参考書が、役に立ったのだろうか。
二人とも無事で、そのうえ元気になって帰国したことを手紙とお土産で知った。

その後のFさんの闘病については、
Mさんのお宅に身を寄せる傍ら、何事にもポジティブ・シンキングで、
辛い治療にもめげずに気持ちを明るく持ち、頑張っていることを、
Mさんのブログを通して知ることになる。
そして、とうとう信頼できる素晴らしい先生と病院にめぐり合い、
よい治療効果があらわれたことも知った。

そのFさんからの「水茄子」の贈りものだ。
住所は、世田谷となっている。
お礼の電話をしてみると、
晴れ晴れとした力強い声が帰ってきた。
「おかげさまでもう4年半が過ぎました。あと、もう少しで5年の節目です。
毎日毎日をたいせつに生きて、いいことだけを考えるようにしているんです。
間もなく、タイへ友達と旅行する予定なんですよ。
この前、主治医に冥土の土産に海外旅行をしてもいいでしょうかとお聞きしたら、いったい何回冥土の土産を買ったんですかと言われて、大笑いしましたの」

あぁ、よかったよかった。
プラス思考は、数々のマイナス要因をやっつけることがある。
Fさん、頑張らなくてもいいから、ポジティブ・シンキングのその調子で。もうすぐよ。

一方、都会から越して、森の中に自力で家を立てたMさんは、けっして強い人ではない。浮ついた昨今のアウトドアー派、あるいは田舎暮らし嗜好者とはちがう。けっして優しいばかりではない自然、何よりも手ごわい地域社会との壁に悩みながらも、信念を持って夢に描いていた暮らしを現実のものにしてきたのも、ポジティブな考え方に負うところが多い。

水茄子の贈りものに、よい生き方をしている二人の女性があらためて身近に感じられ、嬉しく思った。


水茄子の口福

「アラッ、何かしら・・・」



外出から帰宅すると、郵便受けにクール便の不在連絡票が入っていた。

再配達されたのは、大阪・泉州の名物「水茄子」の糠漬けだった。

こんなに嬉しいプレゼントはない。

今日は梅雨の晴れ間で、カーッと照りつける夏のような暑さだった。

そんな中、往復6時間のドライブはひどくこたえ、夕ご飯の買い物に行く気力も失せていたので、なおさらありがたい。

疲れた体には、こうした漬物は最高だが、水茄子は簡単には手に入らないばかりか、けっこうなお値段でもある。









保冷箱から現れたのは、テニスボールぐらいの真ん丸な茄子を、最高の状態に熟成させた糠床で包んだもの。早朝に収穫し、すぐに漬け込むそうだ。







皿に盛り付けた水茄子の糠漬け。

皮がひじょうに薄く、果肉の柔らかさはまるで嘘みたいだ。

さて、この写真で反省すべき点が2箇所ある。

その? 水茄子は金気を嫌うので包丁で切るより、手で裂いたほうが美味。    

その? 空気に触れると色がかわりやすいので、手早く盛り付けること。

    このときは長電話が入ってしまって残念!!!

     

これまで3回ほど、種子まきから水茄子に挑戦してみたが、

3回とも皮は厚く、水気などないひねた茄子ができた。

やはり、伝統野菜に適した気候風土というものは、あるのだ。

大阪の泉州とは、どんな所だろうか。

ルビー色のマルベリー・ゼリー



前から作ってみたかったゼリーができた。
ルビー色の透明なゼリーの中に、
ガーネットのような暗紫色のマルベリーが沈み、
味も香りも、そして見た目も予想以上の出来だった。


Mulberry(西洋桑の木)は、上の庭から降りてすぐ右側にある。
昨年の今頃、50センチほどの苗木をガーデンセンターで見つけ、
地植えにしたら2.5メートルほどに生長し、
隣のバラのスブニール・ド・ラ・マルメゾンよりかなり大きくなってしまった。








蚕を飼うための桑は、枝全体に葉がびっしりとついている。
しかし、このマルベリーは、
枝という枝に親指ぐらいの実が鈴生りだ。
小さな緑色の粒々が日に日に珊瑚色から真紅に変わり、
黒く熟した実は触っただけでほろりと落ちる。
完熟した果実は思っていたよりも甘味は強く、
糖度15度はあるのではないだろうか。
また、マルベリーにはミネラル類が多く、
眼精疲労の回復に効果があるアントシアニンも大量に含んでいるという。
一粒たりとも無駄にしてはもったいない。

生食やジュースも美味しいが、このゼリーも庭からのお恵みだ。
よく冷えたゼリーは、汗ばむ季節にぴったりのスイーツだから、
お客様や家族に喜ばれることだろう。





作り方

1. マルベリーの軸をハサミで切り取り、
  グラニュー糖(マルベリーの約50%)と一緒に容器に入れて、
  一晩味をなじませる。量が足りないときは、
  三日を限度に摘んだ分を同様にここに加えるとよい。

2. 赤い色を美しく出すのに効果的なレモン汁を大匙1と、
  大人の香りのコアントロー大匙3を?に加える。

3. ゼライスを指定の分量よりやや水を多くし、
  ?を加えて甘味を整えて柔らかめのゼリー液を作る。
  容器に入れて冷蔵庫で冷やし、固まりかけたらミントの葉を飾る。

桑は蚕の餌だけでなく、
あらゆる部位が人間の健康のために役立つハーブでもある。
詳しくは近日中に。

急須に寄せ植え

毎日使う急須だから、いい物を使っていた。
割ったり欠けたりしても、何かに使えるような気がして捨てられず、
とうとう3個も貯めてしまった。

発根したグラパラリーフを見ているうちにひらめいたのは、
「急須に寄せ植え」をしたら・・・。

思い立ったらすぐに実行したくなって、園芸店へ直行。
1時間後には、こんな小品ができた。











これまで育てていた多肉植物の1番小さな株と、新しく買ったもの、グラパラリーフを組み合わせたら、楽しみながらユニークなものが・・・。

出来上がった頃、にわか雨が降ってきた。
急須には鉢底穴がないし、一般的に多肉植物は水気を嫌う。
さぁ、困った。

大丈夫。水が内部に溜まっても、お茶を注ぐように急須を傾ければ、
口から余分な水は出てくるので、心配は御無用というわけだ。

今度は、傷のある蕎麦猪口で楽しんでみよう。

食べられる多肉植物

この春頃から気になっていた商品がある。
丸いプラスチックケースに入っている、不思議な色の肉厚の葉っぱだ。
蓋にかけた帯には、「野菜でカルシウム・グラパラリーフ」とある。






どうも知っている多肉植物のような気がしたので、1個買ってみた。
剣のような形をした肉厚の葉は、
やはり「おぼろ月夜」と言うベンケイソウ科の多肉植物だった。
学名はGraptpetalum paraguayenseという。
英語でゴーストプラント。

色は灰色がかった緑の地に粉がふき、赤味がさしたような微妙な色だ。
よく見かけるごくごく普通の多肉植物で、
放って置いても枯れることがなく、
いつの間にか子供が増えて大株になっていることが多い。
何度も育てたことがあったが、食べられるとは知らなかった。

歯を立てるとパリッと元気のよい音がして、気分がよい。
味? うーん、青臭くて水っぽいのが第一印象だ。
説明文によると、この葉っぱ4枚で牛乳1杯分のカルシウムが採れるとある。いざと言う時のためにも、覚えておくことにしよう。






買ってきて1週間もたたないうちに、可愛い赤ちゃんが生まれた。
全部食べてしまわず、寄せ植えに使ってみると楽しいもの。
面白い作品がいくつでも出来る。

面白い作品は、明日をお楽しみに。

Piripiri と ぴりぴり

「お母さん、これ、ポルトガルからのお土産だよ」
海外出張から帰国した長男が、立ち寄ってくれた。
超過密スケジュールの中で、買ってきてくれたものとは何だろう。





袋の中から出てきたものは、
2種類のPiripiri(ピリピリ)だった。
ビニールの小袋の窓から覗いているのは、ドライのトウガラシ。
火を噴いた炎のラベルが凄い、トウガラシソ-ス。
どちらも超激辛の感じだ。

私がトウガラシマニアなので、長男は海外へ出るたびに珍しいものを見つけては、プレゼントしてくれる。
この前はメキシコから、ダイナミックなトウガラシの手描きの大皿を買ってきてくれた。おそらく、機内持ち込みだったのではないだろうか。



さて、私はポルトガル語にはとんとうとい。
しかし、二つのお土産を眺めているうちに、ピンときた。
Piripiriというのは、ピリピリと辛い「トウガラシ」と言う意味ではないだろうか。
長男もそう思ったので、現地でたずねてみたら、
「そのとおり。テンプラやカステラと同じように、日本人が使うピリピリも、もともとはポルトガル語なんだよ」とのこと。
驚いたことにそのポルトガル人によると、
日本語の「ありがとう」も、ポルトガル語の「オブリガード」からきているという。

そうかしら・・・
ポルトガル船が種子島に漂着したのは、1543年のことだった。
一方、「ありがとう」は、形容詞「有り難い」の連用形「有り難く」のウ音便だが、用い始めたのはかなり古くからのはず・・・。
果たして接点はあるのだろうか。
有り得ないとはわかっていても、一応調べてみたい。

悩みが大きいハーブの乾燥

昨日はティユールの収穫で、一日が過ぎた。
収穫したのはよいけれど、パリッと乾燥させなくてはお茶といえない。
少しでも湿気があるとカビが生えたり、
腐敗が進んだりして使い物にならないからだ。

本場のプロヴァンスの夏場の降雨量は、信じられないほど少ない。
夕立も来ないから、ティユールを道路の上に広げて乾かしたり、納屋の2階や屋根裏部屋などに広げている家が多かった。
今日、入梅宣言があったように日本の夏は、高温多湿の日が続く。
こんな状況の中で、ハーブの乾燥はけっこうむずかしい。



午前中は、大きなざるの上に広げて、乾かした。
この直径150センチほどある大ざるは、梅干用だ。
大、中、小の3枚セットを和歌山のスーパーで見つけて感激し、
高額の宅急便で送ってもらったのに、近所でも売っていたのにはがっかり。
けれども、乾燥ばかりでなくハーブの仕分けや、洗った後の水切り、
ふるいの代わり、風除けや遮光などにも利用できるので重宝している。





午後からは室内に取り込んで、
テーブルの上や床に布を広げて乾かしてみたが、あまり効果はなさそうだ。
ちょうど肌寒い日なので、
ホットカーペットの上に布を敷き、その上に広げてゆっくりと乾かしてみた。ときどき天地を返すのを忘れないようにし、夜までかかって乾燥させた。
この方法は、部屋の中がとてもよい香りに包まれて幸せだ。

お天気がよければ、たったの1日で上手に乾燥させることが出来る。
それは車内に広げて、窓を閉め、かんかん照りの所に駐車する方法だが、
路上駐車とタバコをすう人には向いていない。

さぁ、新茶の出来上がり量はどのぐらいだろうか。
計量が今から楽しみでならない。

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